ポメラートやプラダなど、【ラッキーチャーム】ジュエリー4選|秋のおしゃれを加速して!

ようやく季節が進み、秋のファッションも本格化。今回は、ニットやジャケットなどこれからのスタイルに映える、“ラッキーチャーム”ジュエリーをSPURの人気連載「寝ても覚めてもきらめきたいの」から厳選。四つ葉のクローバーやリボンなど、身に着けるだけで気分があがるアイテムを心にしみるコラムと共にぜひチェックして。

ようやく季節が進み、秋のファッションも本格化。今回は、ニットやジャケットなどこれからのスタイルに映える、“ラッキーチャーム”ジュエリーをSPURの人気連載「寝ても覚めてもきらめきたいの」から厳選。四つ葉のクローバーやリボンなど、身に着けるだけで気分があがるアイテムを心にしみるコラムと共にぜひチェックして。

【プラダ】みずみずしい輝きを放つリボンモチーフ

プラダのブレスレットは、リボンモチーフが、一糸乱れず整然と並んでいる

「エターナル ゴールド」ブレスレット〈K18YG〉¥1,375,000(予定価格)

人と人との絆を結び留めるもの。古くから愛されてきたボウモチーフには、そんな意味合いが込められているという。
こちらのプラダのブレスレットは、ブラックタイを彷彿させるボウモチーフが、一糸乱れず整然と並んでいる。それも、クラスプまで抜かりなく。一つひとつのモチーフはシャープにデフォルメされ、ミニマルなチェーンブレスレットのような趣だ。男性の骨ばった手首にも馴染んでしまう、アンドロジナスな魅力に引き込まれた。

素材は、リサイクルされた18Kイエローゴールド。ブラックタイのなめらかなシルクとは相反する、強固な感触だ。それでいて、腕につけるとしなやかに沿う。まるで素肌と溶け合うかのように、有機物としての命が注ぎ込まれたかのように、みずみずしい輝きを放つ。ほのかに体温を含んだきらめきは、永遠に色褪せることがない。

【ヴァン クリーフ&アーペル】一生ものの「アルハンブラ」ネックレス

ヴァン クリーフ アーペルの「ヴィンテージ アルハンブラ ペンダント」

「ヴィンテージ アルハンブラ ペンダント」〈ホワイトマザーオブパール、イエローゴールド〉¥484,000

言わずと知れたヴァン クリーフ アーペルのシグネチャーである「アルハンブラ」。四つ葉のクローバーに着想を得たフォーチュンモチーフを、繊細なゴールドビーズで縁取った不朽の名作。身につけているだけで、世の中に潜む幸せのカケラが向こうから飛びついてきてくれそうだ。色とりどりのストーンの中でも目を引くのが、純白のマザーオブパール。清らかで愛らしくて、優しいのに力強い。そして時折、光を反射して虹色に輝くファンタジックな表情にもうっとりする。

ヴァン クリーフ アーペルの「ヴィンテージ アルハンブラ ペンダント」純白のマザーオブパールを胸もとに

憧れのタイムレスピースでありながら、デイリーに気軽に取り入れられるのもアルハンブラの魅力。可憐なモチーフだからこそ、あえてエッジのきいたスタイリングで挑みたい。この人なかなか攻めた格好してるけど、胸もとはアルハンブラなのね! みたいなギャップをひそかに狙いたいのです。

【ポメラート】心のボタンと「ポムポムドット」リング

「ポムポムドット」リバーシブルリング。深緑のマラカイトのくるりと回転させると、純白のマザーオブパールに

「ポムポムドット」リバーシブルリング〈K18RG、ダイヤモンド、マラカイト、マザーオブパール〉¥627,000

“ボタンのような宝石”に出合った。ポメラートの「ポムポムドット」リングである。18Kローズゴールドの丸い地金の中におさまっているのは、二つ穴のボタンのような深緑のマラカイト。中央でやわらかなカーブを描くゴールドの“糸”には、10石のダイヤモンドがセットされている。

しかも、そのボタンはくるりと回転する仕掛け。裏返すと純白のマザーオブパールのボタンに切り替わる。ひとつでふたつの顔をもつリングなのだ。知的に引き締めたいときはマラカイトを、やさしい表情を添えたいならマザーオブパールを。その日の気分に合わせて、軽やかに印象を変えられる。肩肘張らないムードがじつにポメラートらしい。1967年の創業当初から、特別なオケージョンだけではなく日常のあらゆるシーンで身につけられるジュエリーを作り続けてきた、メゾンならではのエスプリが効いている。

深緑のマラカイトをくるりと回転させると、マザーオブパールのボタンに切り替わる

深緑のマラカイトをくるりと回転させると、マザーオブパールのボタンに切り替わる

ボタンは本来、衣服を留めるためのものだが、人の心にもボタンは存在するように思う。それは、誰かと誰かの心をつなぐもの。ひとりの人間の心の中に、色とりどりのボタンが留まっているところを想像する。ときにほつれたり、うっかりはずれたりすることもあるのだろう。あるいは、くるりと回転して色が変わるものもあるかもしれない。心に留まったさまざまなボタンは、きっとその人の人生を豊かに彩るにちがいない。そう、このポメラートのリングのように。

【マリーエレーヌ ドゥ タイヤック】心にも四つ葉のクローバーを

マリーエレーヌ ドゥ タイヤックのターコイズ

ターコイズ "シン・クローバー" リング〈YG、ターコイズ〉 ¥374,000/エムアッシュテ(マリーエレーヌ ドゥ タイヤック)

幸運のシンボルといわれる四つ葉のクローバーを、「色石の魔術師」はどう表現するのか。鮮やかなターコイズで4枚の葉をかたどったのは、マリーエレーヌ ドゥ タイヤックの「THIN CLOVER」リング。アンティークのような22Kイエローゴールドが手仕事のぬくもりをたたえながら、程よくポップにデフォルメされ、チャーミングな意匠に仕上がっている。南国の海のようなターコイズの発色は、ただ眺めているだけで心が健やかになりそう。夏のイメージが強い石だが、重厚なニットの手もとにも、軽快なアクセントとしてひと役買ってくれる。

ところで、本来三つ葉のものが四つ葉になるのはどうしてなのか、その答えはぜひこちらのコラムをチェックして。

*リンク先記事内の商品価格はオリジナル記事の公開当時のものです

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