古より宝飾品として人々を魅了し、貨幣として絶対的な信頼を勝ち得てきた金。今こそ、その時を超える価値を改めて見直したい。「本物」の実力に裏付けられた、可愛くて強いゴールドジュエリーが、この先ずっとあなたを主役にしてくれる
メゾンのシンボルをまとったカフブレスレット
CHANEL（シャネル）
20世紀初頭の女性たちのトレンドだった飾り立てるファッションに、シンプルで機能的な新風をもたらしたガブリエル・シャネル。騎手のジャケットやセーターの柄に着想を得たキルティングは、そのシンボルだ。輝きを保ち続けるアイコンが金と融合し、無敵のゴールドジュエリーが誕生した。キルティングモチーフを施したカフブレスレットは、デコルテを開けたソワレのドレスにも、Ｔシャツにも似合う。10年後、100年後にも、つけるたびに変わらぬ高揚感を約束する。
永遠のロマンチストに捧げる花のリング
VAN CLEEF&ARPELS（ヴァン クリーフ&アーペル）
そよ風に揺らめきながら咲き誇る花を、ゴールドで生き生きと表現した名作。小さなハート形の花びらに施されたミラーポリッシュ仕上げとパヴェダイヤモンドが、異なる光を放ちながら、ハーモニーを奏でる。詩情あふれる自然の姿を写し取ったリングが、金の力を得て繊細な美の形を永遠に留めている。
熟練職人の技を刻み込んだブレスレット
PIAGET（ピアジェ）
センターに配されたリングが360度回転するという、唯一無二のコンセプトを実現した「ポセション」。そこにメゾンの伝統を受け継ぐパレス装飾を加えたブレスレットの主役は、ゴールドだ。ブレス側面に施されたパレス装飾は、ギヨシェ彫りにヒントを得た、エングレービング技法の一種。外見の美しさに加えて、傷がつきにくく、触れたときの感触も心地よい。長年専門職人が培ってきたテクニックに、新たな命が宿った。
組み合わせて、もっとチャームアップ！
LOUIS VUITTON（ルイ・ヴィトン）
クリーンなラインで描かれた「L」と「V」が、ゴールドとダイヤモンドで表現され、繰り返し用いられる——まるで抽象アートのようなコレクションは、ルイ・ヴィトンのウォッチ ＆ ファインジュエリーのアーティスティック・ディレクター、フランチェスカ・アムフィテアトロフによるもの。アイテムを重ねるごとに、自分だけのアート感覚が高まっていく楽しいコレクションだ。プレシャスなゴールドの表面には、ハンドポリッシュ仕上げが施され、ジェンダーを超える確かな価値観が伝わってくる。
DIOR（ディオール）
ムッシュ クリスチャン・ディオールがこよなく愛したバラに着目し、茎ととげが織りなす有機的なフォルムをゴールドとダイヤモンドで表現したコレクション。大きめのイヤリングやダブルリング、ブレスレットに、ディオール ファイン ジュエリーのクリエイティブ・ディレクター、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌの斬新な感性が光る。3つを重ねづけすることで、バラへの愛をひと味違う形で表現したい。またバラの花をモチーフにしたネックレスやリングと組み合わせ、自分だけの花園を楽しむこともできる。
パワフルなオーラがまぶしいネックレス
TIFFANY&CO.（ティファニー）
1971年のアーカイブにあるユニセックスなブレスレットに着想を得た「ティファニー ハードウェア」。ニューヨークの街の工業的なイメージに着目し、チェーンがメタルの特性を最大限に引き出している。長さ約91.4㎝のYGのチェーンは、取りはずしできる錠とボールを備え、街にみなぎるロックなマインドをエレガントに表現する。反骨精神を秘めた大人にふさわしい、普遍的な魅力をアピールして。
現代のパリを思わせるモダン&クールなリング
BOUCHERON（ブシュロン）
1858年よりパリに根ざして創造を続けるジュエラー、ブシュロン。そんな老舗の作品に欠かせないのが、ゴールドだ。ゴールドと、メゾンに継承される4つのコード、グログラン、ダイヤモンドのライン、クル ド パリ、ゴドロンが調和するリングは、現代のパリの様相を映したような、モダンでグラフィカルな雰囲気が際立つ。1本でも、重ねても素敵だから、ひとつずつ買い足していきたい。
