【ヴァン クリーフ&アーペル】の「アルハンブラ」、【グッチ】の「ホースビット」etc. 幸運モチーフの“お守り”名品ジュエリー3選

名だたるメゾンのクラフツマンシップが光る、タイムレスな輝きを放つジュエリーは、長く愛される名品ばかり。今回は幸運のシンボルをモチーフに“お守りジュエリー”として名高い、ヴァン クリーフ&アーペル「アルハンブラ」、ショーメ「ビー ドゥ ショーメ」 、グッチ「ホースビット」にフォーカス。色褪せることのないエターナルな魅力に惹きつけられる、今改めて手にしたい3つの名品ジュエリーを厳選してご紹介。

名だたるメゾンのクラフツマンシップが光る、タイムレスな輝きを放つジュエリーは、長く愛される名品ばかり。今回は幸運のシンボルをモチーフに“お守りジュエリー”として名高い、ヴァン クリーフ&アーペル「アルハンブラ」、ショーメ「ビー ドゥ ショーメ」 、グッチ「ホースビット」にフォーカス。色褪せることのないエターナルな魅力に惹きつけられる、今改めて手にしたい3つの名品ジュエリーを厳選してご紹介。

【ヴァン クリーフ&アーペル】のジュエリー、「アルハンブラ」

四つ葉のクローバーに“幸福”を祈って。50年以上愛され続けるメゾンのアイコン、「アルハンブラ」コレクション

ヴァン クリーフ&アーペル   「アルハンブラ」コレクション

幸運のシンボルである四つ葉のクローバーをモチーフに、1968年に誕生したヴァン クリーフ&アーペルを象徴するコレクション、「アルハンブラ」。流れるようにしなやかで優美なデザインと、それを支えるメゾンの卓越したサヴォアフェール(匠の技)が光る芸術性の高いコレクションは、誕生から50年以上が経った今も、多くの人の心を惹きつけてやまないエターナルな魅力を秘めている。

ヴァン クリーフ&アーペルの長い歴史においても、“幸運”はメゾンの創造性を導く光であり、重要なテーマのひとつ。その象徴として、“四つ葉のクローバー”はアルハンブラ コレクションが誕生するもっと以前の1906年から、木製のお守りやチャーム、フェアリーなどとともに、メゾンのアーカイブに登場している。その後ついに、1968年に「アルハンブラ ロングネックレス」を発表。ゴールドビーズで縁取られた、クリース(しわ)加工のイエローゴールドのクローバーという、その愛らしいデザインは瞬く間に世界中で人気を博し、「幸運のシンボル=アルハンブラ」として今日まで愛されている。

私たちはアルハンブラという可憐なクローバーを通して、自信や希望を見いだすことができる。人生において幸せな時も、そうでない時も、そっと側に寄り添いエンパワメントしてくれる、優しく凛とした唯一無二のジュエリー。

新たな歴史を作る、華やかなロングネックレス

ヴァン クリーフ&アーペル 「ヴィンテージ アルハンブラ ブレスレット(5モチーフ)」

「ヴィンテージ アルハンブラ ロングネックレス(20モチーフ)」〈K18RG、カーネリアン〉¥2,956,800

「アルハンブラ ロングネックレス」からスタートしたアルハンブラ コレクション。ローズゴールドとカーネリアンの華やかな組み合わせが実に優雅なロングネックレスは、2連にしてショートネックレスとしても楽しむことができる。

エレガントにもモードにも、そしてカジュアルにも、どんなスタイルにも見事に調和する、洗練されたデザイン。職人技が光る、なめらかなつけ心地。そして、日常に寄り添う“お守り”としてのアルハンブラの世界観。これらすべてが、“ラグジュアリーなデイリージュエリー”という全く新しい価値観を築き、今日のジュエリーの在り方にも多大なる影響を与えている。

【ショーメ】のジュエリー、「ビー ドゥ ショーメ」

愛らしいミツバチをモダンに解釈した、アイコンコレクション

ショーメ「ビー ドゥ ショーメ」 コレクション

1780年にマリ=エティエンヌ・ニトがパリで創業後、間もなくナポレオンの皇后ジョゼフィーヌの御用達となった、フランスが誇るハイジュエラーのショーメは、常にフランスの歴史と共に歩んできた。多彩なコレクションの中でも、気品と遊び心に満ちた唯一無二のコレクションとして世界中のジュエリーラバーから愛されているのが、2011年に誕生した「ビー ドゥ ショーメ」だ。

ショーメが大切にしている自然への畏敬と、皇后ジョゼフィーヌの植物に対する情熱を表現したこのコレクションは、メゾンのアーカイブのドローイングに多数残る、ミツバチや蜂の巣(ハニカム)をモチーフにしたデザインが特徴。ミツバチたちの愛らしさと輝く生命力を表現したジュエリーから放たれる光は、まるで美しい蜜のように、身につける人の内なる輝きを引き立ててくれる。ヨーロッパでは「ミツバチが幸せを見つけて運んできてくれる」という言い伝えもあるように、幸運のシンボルとしても愛され、大切にされてきた。そんなミツバチのポジティブなエネルギーを宿した「ビー ドゥ ショーメ」は、まさに“お守りジュエリー”として肌身離さず身につけたくなる名品。

自然界の豊かな息吹を感じさせる、ミツバチや蜂の巣といったグラフィカルなデザインを支えるのは、創業時からアトリエで代々受け継がれてきたショーメのサヴォワールフェール(伝統的な職人技)。宝飾職人、セッティング職人、研磨職人、エングレーバーら、各分野のスペシャリストたちのノウハウと情熱、センスによってクリエイションされた精巧な仕上がりは、時代を超越した優雅さがあり、アートピースのように高貴だ。細部にまで宿ったその匠の技を堪能できるのも、「ビー ドゥ ショーメ」のプレシャスな価値といえるだろう。

単体でもレイヤードでも。使い方は自由自在

ショーメ「ビー ドゥ ショーメ」 コレクション ハニカムリング

「ビー ドゥ ショーメ」コレクション ハニカムリング〈K18YG、ダイヤモンド〉¥391,600

個性がありつつも華やかで凛とした知性を感じさせる世界観で、フォーマルからデイリーまで、どんなシーンにも使いやすい「ビー ドゥ ショーメ」コレクション。

イエローゴールドとダイヤモンドのコンビネーションがリュクスな煌めきを放つ、定番人気のリング。1本でも存在感があるが、前出のシンプルなモデルと重ねたり、レイヤードする楽しさも。日常のどんな仕草も美しく輝かせてくれる。

【グッチ】のジュエリー、「ホースビット」

クラシカルな乗馬の世界に誘う、エレガンスジュエリー

グッチ「ホースビット」 コレクション

1921年にグッチオ・グッチがブランドを創設して以来、絶え間ない進化を続け、確固たる地位を確立してきたグッチ。卓越したクラフツマンシップと革新的なクリエイティビティを兼ね備え、現在ではラグジュアリーの世界を牽引している。そんなグッチを代表するモチーフとして知られるのが、馬具のハミをヒントにデザインされた「ホースビット」だ。

エレガントな乗馬の世界に魅せられ、そのモチーフを積極的に採用していたグッチは、1940年代後半から、バッグの装飾にホースビットモチーフのハードウェア(金物)を採用するように。その後、1953年にグッチの永遠のアイコンのひとつであるホースビット ローファーに取り入れると、このローファーは爆発的ヒットを記録。同時にホースビットは、グッチを象徴するモチーフとして世界中で愛されるように。そして2004年、グッチの歴史に新たな一頁を刻むことになる「ホースビット」ファインジュエリー コレクションが誕生。

長い歴史を持ち、洗練されたアイコンであるホースビットを、現代的なアプローチで再解釈し、ジュエリーに昇華させたこのコレクションが表現するのは、品格に満ちた乗馬の美学。「グッチ ホースビット 1953 ローファー」や「グッチ ホースビット 1955」がそうであったように、このジュエリーコレクションもそのエレガントな魅力で、世界中のファッションラバーやジュエリーラバーを虜にしてきた。
また2024年には誕生20周年を記念し、さらにアップデート。アイコニックな世界観はそのままに、イエローゴールド、ピンクゴールド、そしてダイヤモンドを採用した、都会的でノーブルなムードが漂うネックレスやブレスレット、ピアス、リングを多彩に展開している。

チャーミングに揺れるホースビットに視線集中

グッチ「ホースビット」ピアス

「ホースビット」ピアス〈K18PG、ダイヤモンド〉¥280,500

身につける人の動きに合わせてホースビットが揺れるたびに、ピンクゴールドが煌めくリュクスなピアス。華のあるデザインで、オケージョンにもぴったり。

シンプルなデザインながらも、圧倒的な気品を放つ「ホースビット」ファインジュエリー コレクションのアイテムは、オーセンティックな魅力でいつものコーディネートを瞬時に格上げしてくれる頼れる存在だ。