職場の後輩との距離感がどうしても掴めない……。【コットンきょんの愛とユーモアでお悩み解決!】

多くの人が抱える、仕事でのお悩み。今回寄せられたのは、年齢が30歳以上離れた後輩の態度が気になるけれど、どう注意したらよいか分からないというよっこさんからのお便り。強く叱ってしまうとパワハラとも捉えられてしまう難しい今の時代に、どう立ち向かっていくべきなのか

お笑い芸人のコットン きょんが愛とユーモアを交えてアドバイスを送る、お悩み連載の第8回。今回も、未来を少しポジティブに捉えるための、愛のあるエールを届けます。

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きょん

お笑いコンビ「コットン」のボケ担当。

自身のYouTubeチャンネル『コットンきょんの人間観察ちゃんねる』では、様々な人間模様を個性的なキャラクターで表現し、人気を博している。

そんなきょんさんがお悩みに回答する本連載は、不定期で親友のきょんみーも登場します!

▶よっこさんのお悩み◀

世代間ギャップに悩んでいる様子

私が今就いている営業職は、元々かなりの男性社会でした。私は女性なので、社内で軽んじられないよう、必死に努力して結果を出してきました。

しかし、ここ数年は社会的な変化もあり、女性の新卒を積極的に取るように。若い女性社員が増えたこと自体は嬉しいのですが、彼女たちのルーズな出社時間や、休憩時間に集団で大笑いをしながらゆっくりランチをしている姿を見ると、引っかかってしまう部分があるのです。古参メンバーは結果を出そうと一生懸命に仕事に励んでおり、若手の分も売り上げを立てています。そんな中で、その態度はないのでは、と思ってしまいます。世代ごとに意識のギャップもあると思うので、自分の意見だけを押し付けるのはよくないとは思いますが、このモヤモヤ、どう対処すればよいでしょうか。

▶ コットン きょんからのアドバイス ◀

まずは、本当に厳しく大変な時代で、女性ひとり、頑張ってこられたということがとても素晴らしい! あなたはとても格好いいです!

ですが、おっしゃる通り、世代が変わって“風の時代”がやってきました。窓をひたすら開けて、いろいろな風をブワー!っと感じるとき。頭を柔軟にして、新しい考えも受け入れることが必要になってきていると思うんです

新卒の若い子達が休憩時間にキャッキャとしているのを、遠巻きに微笑ましく見守ってみてはどうでしょう? 子どもを見て“可愛いな~”と思うくらいに考えてみてはどうでしょうか。ここで大事なのは、広い心を持つこと。とにかく広く! 例えるならば、つるとんたんの器ぐらい。小うどんじゃなくて、4玉分ぐらい食べちゃって。でも出社時間がルーズってところは気になりますね。ここだけ、めっちゃ引っかかりますけど。どれだけ新しい風を受け入れても、ダメなものはダメじゃないですか。注意すること自体は、もちろん悪くありません。

じゃあどうやって指摘するのか?それは“学生から好かれる先生”になることがポイントです。学生のころ、好きな先生と嫌いな先生っていませんでしたか? 好きな先生は物腰が柔らかくて、ついタメ口で話しちゃったりして。「テストが出る範囲を教えて〜」って、お母さんみたいに甘えて聞いてみたり。そんな経験ありませんでしたか? 逆に嫌いな先生はなんでも頭ごなしにダメだと怒って、みんなと距離がある。

キツく叱ったり、同僚に新卒の悪口を言ったりしてしまうと、今の時代、逆にあなたが会社で居づらくなってしまう。それで転職をするケースだって、実際あると思います。そうならないように、新卒との距離感を少しだけ近付けて、柔らかく外側から注意できれば、若い世代の人たちにも伝わると思います。

言い方のポイントは、語尾をグミぐらい柔らかくする!ハリボーじゃダメ。マシュマロみたいなグミぐらいのソフトさで「あんた、前にも言ったでしょ〜〜〜う!」って言ってあげてください。

お笑い芸人のコットン・きょんによる、お悩み回答の様子
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