ラジオ番組「Fifty Artists」のパーソナリティを務める榊原美紅さんの連載。
今回は収録スタジオを抜け出し、スマートマスク「C-FACE」のキャンペーンビジュアル撮影現場に密着!その撮影テーマは意外なもので……?
スマートマスク「C-FACE」のアンバサダーを務めている榊原さん。新しいプロモーションビジュアルを撮り下ろすことになったため、その撮影現場を取材した。今回の撮影のテーマは、「2050年の美しきアンドロイド」! 12歳からモデルとして活動してきた榊原さんも、アンドロイド役を演じるのはこれが初めての経験だ。
「ポージングにすごく悩みましたね。普段のモデルとしての仕事では、洋服をよりよく見せるために動くわけですが、今回のテーマは人間ではないということで、あまり動かないようにしました。指先を揃えたりするなど、姿勢には気をつけましたね。マスクが主役の撮影で、目もとしか見えないので、とにかく目の表情を変えることを意識しました。少し笑っただけでも、目の表情って大きく変わりますよね。だからマスクの下では、笑ったり真顔だったりと、意外と忙しかったです(笑)」
今回の撮影のテーマになった2050年は、今から約30年後。遠い未来にも思いを馳せながらの撮影となった。
「2050年……。想像もつきませんが、その頃にはもう車が空を飛んでいたりするんじゃないかな。飛行機に乗らずとも、人が気軽に空を飛べる機械や、スマートフォンに代わるまったく新しい携帯端末といった未来の道具が生まれていて、ごく普通に広まっていたりするのかもしれませんね」
今回撮影したプロモーションフォトは、羽田空港内での「C-FACE」ポップアップイベント(4月15日より開催予定)で使用される。新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に打撃を受けた航空業界だが、もちろん榊原さんも、この一年で飛行機に乗る機会は激減した。
「自由に海外に行けるようになったら、タイに行きたいです! 本当は去年、パンデミックに見舞われる直前に、タイへの旅行を計画していたんです。それが中止になってしまったので、改めて行きたい。本場のタイ料理が食べてみたいな。あとは、モルディブに行きたい! まだ行ったことがなくて。東京育ちできれいな海にずっと憧れがあるので、シュノーケリングをしてみたいです。最近は、インスタグラムでモルディブの写真ばかり見て、行った気分になっています(笑)」
榊原さんが海外旅行に必ず持っていくアイテムは、日焼けどめ、和食が恋しくなったときのための茎わかめ、そしてフィルムカメラだ。
「スマートフォンでも素敵に撮れますが、帰ってきてから現像するのが楽しくて。あまり上手ではないですが、写真を撮るのが大好きなんです。フィルムは、うまく撮れていないときもあったりするけれど、そこがいい。スマートフォンで撮るのとはまた違う、懐かしい気分になれる写真ができ上がるところが特にお気に入りです」
海外旅行で困るのが、言語の違い。「C-FACE」には多言語翻訳機能が搭載されていて、発言をテキスト化してスマートフォン等に表示させることが可能。ビジネスでもバカンスでも、さまざまなシチュエーションで活躍してくれそうだが、今後、空港でWi-Fiルーターとともに貸し出すサービスを開始する計画もあるとか。このマスクが、榊原さんの海外旅行の必須アイテムに仲間入りする日も近そうだ。
「海外で急に話しかけられると、焦ってしまいがち。そんなとき、バッグからパッとこのマスクを取り出して話せるようになったら、すごくいいですよね。あとは旅行中に食べ物を注文するとき。何が入っている料理なのか、詳しく聞けたら絶対に便利だと思う。このマスクが広まって、いろいろな国の方と堂々とコミュニケーションを取れる機会が増えたらうれしいですね」
Profile
さかきばら みく●モデル、ラジオパーソナリティ。活動の詳細は公式ホームページ「M/S」(mikusakakibara.com)をチェック。Instagram(@miku_sakakibara)では愛猫ピケとの暮らしもアップ。YouTubeチャンネルではゲーム実況も配信中。
TOKYO FM 「Fifty Artists」毎週日曜20時〜20時30分、TOKYO FMにて放送中。"未来をよりよく変えよう"としているプロフェッショナルや専門家をゲストに迎える。「radiko」ほか、オーディオコンテンツプラットフォーム「AuDee」でも聴取可能だ。
SOURCE:SPUR 2021年6月号「榊原美紅のFIND YOUR VOICE」model: Miku Sakakibara photography: Midori Yamashita interview & text: Chiharu Itagaki