島内に濃厚に漂う日系文化。先人の努力に思いを馳せる。

ハワイ島ですぐに気づくこと。それは日系人の存在感。オアフ島よりも断然濃厚に感じられます。それもそのはず。さとうきび産業が衰退したあとのハワイ島で、それに代わる産品としてのコーヒー畑の開墾とコーヒー豆の栽培をおもに担ったのは日本からの移民だといわれているのです。なので、日系の看板やいろいろな施設がとても多いハワイ島。
こちらはケアラケクアの町にあるテシマレストラン。

コーヒーベルトにあるコーヒー農園の名前にも日系多数。ほとんどがファミリー経営のスモールファームだそうです。

KTAスーパーストアで見つけたブロッコリー。農場名がタニムラ。

こちら、わかりますか?なんとお寺!なんです。ホノムの町にあります。

こちらは、ケアラケクアにあるお寺。

日本から遠く離れ、過酷な労働の日々の中、日本の伝統文化を心の拠りどころとして大事にしていた日系移民の方々の気持ちが感じられて、胸が熱くなります。

島内を巡っているだけでハワイ島のそんな一面を知ることができるのも、ハワイ島旅ならではの魅力です。

 

古き良きハワイを堪能したいなら

 

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ひとりっP

ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。

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