2022.10.13

速報②タイ出入国に役立つ最新情報〜2022年9月末の実体験から〜

速報①日本出入国でまごつかない! めちゃ詳細最新情報〜2022年9月末の実体験から〜


9月に、コロナ禍以降、GWに続いて2度目のタイへ出かけてきました〜! 
 

 

さすが、まだまだコロナ禍の現在、状況の変化は「光陰矢のごとし」。いや、ちょっと違うか。「万物は流転する」? 「疾風怒濤」? 「千変万化」??  まあ、とにかく、刻一刻、状況は変わっていっています。


というわけで、GW時点とは変わったタイの出入国がらみのいろいろな状況の最新について、気づいたことをご報告させていただきます!

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【バンコク・スワンナプーム空港出入国状況】
ひとりっPが利用した日本〜タイ間のフライトは、羽田深夜発→バンコク・スワンナプーム空港早朝着便。スワンナプーム到着は早朝4時すぎ。
 
GW時点よりも入国制限が緩和されたぶん、やはり外国人観光客が増えたようで、入国審査場は、ガラッガラだったGWのころに比べると、各ブースに5〜6人ほどが並んでいました(GWはゼロ!でした)。とはいえ、コロナ禍以前のカオス状態よりはぜんっぜん空いていて、5分ほどで自分の順番が。
 
降機したのが4時14分。入国審査、荷物ピックアップ後、到着ゲートに出てきたのが4時35分。相変わらずまだちょっぱやです。このちょっぱや入国、いつまで可能ですかねえ、、、。コロナ禍前は入国まで所要1時間とかもザラでしたからねえ、、、。
 
ちなみに、9月時点では、タイへの隔離なし入国にはワクチン接種証明かPCR検査陰性証明が必要でした(羽田空港でのチェックイン時に書類を確認されました)。が、10月1日からその条件は撤廃されたので、現時点ではワクチン接種の有無による入国制限はありません。ワクチン未接種のかたでも、隔離なし&陰性証明書なしで入国できます。タイの国境ドアはフルオープンしました。
 
そして、9月末の出国時ですが、GWのときは保安検査場も出国審査カウンターも、並んでいる外国人旅客はゼロでしたが、今回は、保安検査場には少し並んでいました。待ち時間は5分くらい。出国審査場も各列に6〜7人並んでいて、通過に10分弱かかりました。
こちらも以前は30分程度かかることもしばしばで、保安検査場と合わせると45〜60分見る必要があったので、それに比べたらちょっぱやです。
 

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【スワンナプーム空港の早朝の落とし穴】
ひとりっP、バンコク到着からそのままチェンマイ行きの国内線に乗り継ぐスケジュールでした。
 
スワンナプーム空港到着後、制限エリア外に出ず(=荷物をピックアップしない)国内線に乗り継げば、チェンマイ空港まで荷物をスルーバゲージにすることもできたんですが、

*乗り継ぎ時間が3時間ほどあった。
*チェンマイ市内では両替レートがあまりよくないらしい(レートのよい両替店が閉店してしまった)とわかった。
*そもそも今回の滞在先はチェンマイ郊外の宿で、空港から直接向かう予定=チェンマイ市内での両替が難しい=チェンマイ空港で両替するしかない=めっちゃレートが悪い。

という事情により、両替は、スワンナプーム空港でいったん入国後、空港ビル地下にあるレートのよい両替所(後述します)でやるのがベストやな、という結論に達し。なので、羽田空港でのチェックイン時には、「最終目的地はチェンマイですが、バンコクでいったん荷物をピックアップして到着ホールに出ます。バンコク→チェンマイ間はスワンナプーム空港で改めてチェックインします」と申告、あえて荷物はスワンナプームまでということで預けました。
 
※チェンマイ空港の荷物受け取りエリアは、同じ便の旅客でも、国内線客と国際線からの乗り継ぎ客とで別々になっています。チェンマイまでスルーで荷物を預けているのにスワンナプーム空港で勝手に到着ホールに出てしまうと、国内線客扱いになってしまい荷物受け取り時に問題が発生するので(そうなったときに具体的にどうなるのかは、体験していないので不明ですが)ご注意を!
 
ひさびさの深夜便でのバンコク行き(GW時点では深夜便は運休していたので日中便利用でした)。到着は早朝4時すぎにつき、まだ真っ暗。夜明け前です。
 


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で、入国後、到着ホールに出て、「ああ!?」。大半は携帯会社のブースですが、軒並み閉まっているんですよ! 以前はどうだったのか記憶があいまいなんですが、到着ホール出てすぐの店が閉まっているって、24時間空港で通常なら発着便が24時間バンバンあるスワンナプーム空港では考えられない! いや、たしか以前はオープンしていたはずです! 
 
というように、スワンナプーム空港内のいろいろな店が早朝は閉まっているんです。これは、今後、便と旅客が増えていけば元通りになっていくとは思いますが、、、。
 
ちなみに、奥のオープンしているブースは両替所です。レートは空港につき、めちゃくちゃ悪いです。旅でナニが嫌いって、レートの悪い両替がマジで大嫌いなひとりっP、このブースはもちろんスルーです。とはいえ、イヤな予感、、、。
 

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【スワンナプーム空港で、レートがめちゃいい両替所】
世界各国、ほとんどの国で空港の両替所のレートは市中よりもかなり悪いのが常。ひとりっPの実体験では、空港で両替してもOK(市中とレートが変わらない)なのは、日本、中国、シンガポールですね。
 
なのですが、以前、ムキになって空港内パトロールした結果、スワンナプーム空港にじつはレートのよい両替所があることが判明したんですよーー! しかも市中レートと遜色なしの!
 
場所は、空港ターミナルビル地下1階。空港からバンコク市内への電車=エアポートリンクが発着する駅の改札手前エリアです。
 
このエリアにいくつか両替所のブースがあるんですが、わかりますか?! そう、いや〜〜な予感がしたとおり、どのブースも閉まってる!! がーーーん、、、!! そもそも、地下1階にいろいろあるショップはセブンイレブン以外全部クローズしています。「ヤバい。何時に開くのかな?? 今、閉まってるってことは、スタッフが電車かバスかで出勤してこないとオープンしないよね、、、。って、始発は何時〜〜!?」。オープンはたぶん6時か6時半か? 乗り継ぎの国内線が7時30分発だから、待てるとしてギリギリ6時半までだなあ、、、。


と、ちょっとくらーーーいキモチになりつつ、とりあえず、出発階に移動して、国内線のチェックイン手続き&荷物預けを済ませ、再び地下1階に舞い戻り、待合イスで待つことに。
 

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【空港内ストアのオープンは午前6時!】
半分うつらうつらしていて、ハッと気づいたら、セブンイレブンの並びのカフェやブックストアがオープンしている!? 時計を見たら6時! これは、、!!と両替所ブースの並ぶエリアへ向かったら、
 
「開いた〜〜〜(歓喜)!!!!」
 
よくよく見たら、真ん中のKASIKORN銀行のブースは明かりがついてはいましたが、まだスタッフがスタンバイしておらず、手前と奥のブースのみが実質オープンしていました。
 
到着階の携帯ショップブースもオープンしていたので、スワンナプーム空港出発階・到着階・地下1階内で深夜は閉まっているショップは、おしなべて早朝6時オープンのようです(※2022年9月時点)
 

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で、オープンしていた2軒、『HAPPY RICH』『Super Rich』の日本円→タイバーツの両替レートを見比べて、レートがわずかに良かった『Super Rich』にて無事両替を済ませ、余裕で国内線の搭乗ゲートへ行くことができました。フーーー! よかった!
 
バンコクの両替店のレートを比較できるサイトで相場をチェックしましたが(検索するとヒットします)、2軒ともバンコク市内の良レートの店と遜色ないレートでした。
 

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ちなみにちなみに、エアポートリンク乗り場へのいちばん手前にあるこちらの『KASIKORNTHAI銀行』の両替ブース(空港内でもっともたくさん両替所があるのは、この銀行です)は、通常の空港レートなので、レートがめちゃ悪いです。
 
そして、おそらくですが、『Super Rich』と『HAPPY RICH』の間にある『KASIKORNTHAI銀行』のレートは両隣に合わせて良レートなのでは、、、と推測。オープンしていなかったためレートが表示されておらず、未確認ですが、、、。次回、確認してみます!
 

 

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エアポートリンク乗り場への入り口付近には24時間稼働しているKASIKORNTHAI銀行の両替マシンがありますが、やはりレートは空港レートなので、ひとりっPはもちろんスルーです。
 
そして、タイではATMで現金を引き出す際の手数料がバカ高く、日本円にして1回800円ほど!! なので、デビットカードでの現地通過引き出しはおすすめしません。
  
参考までに、当日の両替レートですが、1万円をタイバーツに両替した場合、ひとりっPが両替した『Super Rich』は2560バーツ、『HAPPY RICH』は2550バーツ、『KASIKORNTHAI銀行』は2310バーツ(ブース、マシンとも)。なんと1万円の両替で250バーツ(約1000円)もの差が!!
 
ただでさえ円安なので、両替レートは大事です。みなさまもご留意ください。
 

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【タイ国内線では、機内食&ドリンクサービスが復活】
前回のタイ旅記事内で、タイ国内線のタイスマイル航空では機内食と飲み物サービスを休止しているとお伝えしましたが、今回はどちらも復活していました。
 

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ちなみに、タイの国内線&国際線の両方の保安検査場で必ずひっかかったのが、こちら。写真左の大容量充電池(20000mAh)です。iPhoneなら2回、MacBook Proも充電できるタイプで、右のiPhone 12 Pro Maxと比べるとかなり大きいことがおわかりいただけるかと。これが必ずX線でひっかかり、バッグの中身チェックが入りました(日本の空港の保安検査場では、国内線も国際線も引っかかったことはありません)。
 


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【タイでのマスク着用率は現在もかなり高いです!】
タイでは、マスク着用義務はすでに撤廃されていますが、現在もほとんどのタイ人(ひとりっPの感覚では95%くらい)はマスクを常時着用していますね。バンコクでもチェンマイでも、バイクに乗っている人も道を歩いている人も屋台の人も、タイ人は屋内外問わず、ほぼ全員マスクを着用していました。マスクをしていないタイ人を見かけるほうがマレ。
 
もちろんみなさん不織布のサージカルマスクで、きっちり隙間なく着用。KF94タイプの人も多いです。熱帯なのに、さすがです。
  
今回、何人かのタイ人とじっくり話す機会があったので、マスクについて聞いてみたんですが、「義務はなくなったけれど、コロナにはかかりたくないから着用している。大半のタイ人はそう思ってるわ」と言っていました。
 
たとえ半屋外の食堂でも、食べ終わって会話をするときにはマスク着用。途中でトイレに立つときもマスク着用。マスクマナーは日本とそっくりです。
 
ちなみに、9月末時点では国内線航空機内ではマスク着用が必須のようでした。おそらく空港施設内もそれに準じているようで、マスク着用を促すアナウンスが入っていましたね。見た限り、空港スタッフも乗務員も旅客もほぼ全員着用。今回、ワットポーのマッサージルームに出かけましたが、こちらもどうやら着用がマナー?ということなのか(マスク着用との表示は見当たらず)、施術者もお客も全員マスクを着用していました。
 


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チェンマイ郊外の市場へ出かけたときに、この垂れ幕↑があるのに気づいて、「おお!」と。屋根があるだけの半オープンエアの市場ですが、「マスクを着用していない人は入場できません」とのインフォメーション。マスク着用は必須でした。それぞれの店先に「店員はワクチン完全接種済み」との表示も。
 
というように、罰則付きの義務はなくなったけれど、場所によっては着用がルールとされているようです。
 
ひとりっPとしては、そのほうが安心して旅ができるので大歓迎! 「タイっていいわ〜〜」と旅の間じゅう、ココロの中で何度もブンブンうなずいていました。
 


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タイではドラッグストアはもちろん、コンビニでも抗原検査キットが販売されています。こちらはスワンナプーム空港内の『ローソン』です。

 

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『ローソン』には、なんと熱さまシートもありました! もちろんマスク類も充実。もしものときに備えて、対策アイテムを持参しているひとりっPですが、タイの場合、いざとなったら到着してすぐ、空港コンビニにてもろもろ調達できますよ〜〜!
 
というわけで、みなさまも、どうぞ、Have a safety ひとりっぷ〜〜〜!!

 


 
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ひとりっPプロフィール画像
ひとりっP

ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。

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