ついに日本出国! タイに行ってきました〜①コロナ禍以降初の海外渡航へGO!【タイ渡航準備編】

どうかしている年平均出国回数25回=ひと月に平均2回は出国していたひとりっPですが、さすがに世界中の国境のドアが閉まってしまった2020年3月以降、出国回数はゼロ。国内旅に専念しておりました。
 
そして! ここへ来てようやく! 固く閉じていた世界各国のドアが次々に開き始め、観光客の受け入れを再開し始めたぞうーーー!! 
 
さらに、会社員ひとりっPには激しくネックだった、帰国時の自主隔離の条件が大幅緩和されたぞうーーー!!
 
というわけで、ついに! ひとりっP、日本出国を決意!!
 先日のGWにタイへ行ってきましたーーー!!!
 
なんと、約2年2か月ぶりの海外ですヨ! うわーーー!!
 
コロナ禍以前とは出入国手続き面での変更多数!
(正直、諸手続きが面倒そうで、出国を迷いました!)
そして、タイは今どんな感じなのか?
 
気になるアレコレ含めて、2年以上ぶりのタイ旅(コロナ禍前の最後のタイ旅は2020年1月でした)について、複数回に分けてご報告させていただきます! 

 
第1回目は、【タイ渡航準備編】です。

海外渡航手続きはどう変わったのか?

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コロナ禍以前と大きく違ったこと、それは、大半の国へは、入国にあたってパスポート以外に必要な書類ができたことです。
 
入国時に隔離不要の国は増えているんですが、国によって条件が異なる&そのときの状況によって頻繁に変更されるので、まずそこを調べるところから海外渡航がスタート。
 
ひとりっP調べでは、相手国への入国(※隔離なし)&日本帰国にあたって必要な書類は、おおまかに言って、以下の3種類。

①ワクチン接種証明=通称ワクチンパスポート(接種回数は最低2回としている国が大半)

②渡航前に受けたPCR検査陰性証明(日本語でOK、英文必須などいろいろ)
③日本への帰国時、搭乗便の出発予定時刻72時間前以内に受けたPCR検査 or 抗原定量検査の陰性証明
 
国によって上記諸条件+αがプラスマイナスされる感じですね。
ちなみに③は、2022年6月現在、渡航先がどこであっても絶対に必要です。
 
なーんか難易度高そうですよね。ひとりっPも最初はちょっとひるみました。
 
が、結論から言うと、「1度やってみたら、なるほどー!だった! 何事も経験だね!もう怖くない! ほんと、習うより慣れろだわー!」って感じです。すっかりはずみがついて、タイ滞在中から「次はいつどこに行こうか」と、虎視眈々&やる気まんたんに!

行き先をタイに決めた理由

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じつは、GWに日本脱出か!?と思い始めた4月アタマの段階では、渡航先候補はいくつかありました。で、タイの場合、2022年4月時点では、①のワクチン接種証明書が必要で、②のPCR検査陰性証明(英文)は不要になっていました。①は無料ですが、②は取るために手間も費用もかかるので、不要なのはいいねーー!と、ここがキメ手で「よし! 行き先はタイだ!」と決定。
 
コロナ後に真っ先に行きたい国は?と聞かれるたびに、「いやいや、行ける国、入国させてくれる国に行きます!」と答えていたひとりっPでしたが、まさにその通りに。
 
ただ、タイ入国には、
タイランド・パスと呼ばれる入国のための事前認証が必要で、その申請手続き(オンライン申請です)がちょっとばかり煩雑でした。「な、なんか面倒、、、行くのやめようかな、、、」と、詳細を調べ始めてすぐにココロが折れそうに。
 
が、「いやいやいや。ちょっとココロがなまってるね自分。今まで散々いろんな旅の手配をこなしてきたじゃん! やればできる!はず! てかここで挫折しているようじゃ、この先いつ海外渡航できる?ってハナシだよ。今行かないで、いつ行くの!?」と、自分で自分を叱咤激励! ココロを強く持って、渡航手続きに着手です。
 
が、取り掛かってすぐに、重大な問題が発生!

タイ入国に必要な事前手続きについて(2022年6月時点)

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2022年6月現在、タイ入国のためには「タイランド・パス」が必要です(※ただし7月からは撤廃予定。以降の必要書類など詳細は、各自でご確認ください)。オンライン申請→承認メール返信の流れなんですが、ひとりっPが申請した4月時点では、申請から承認までの日数が公式サイトでは1週間と書かれていました。念の為クチコミ検索すると、タイランド・パス導入初期は確かに1週間程度かかっていたようですが、直近では「即日〜翌日には承認された」というツイート多数。確実ではないものの、どうやら1週間はかからないらしいとわかり、フムフム。
 
で、このタイランド・パス申請にあたって必要な書類がいくつかあり、現在は条件が変更or不要になったものもあるので簡単に説明させていただくと↓
 
A:ワクチン接種証明=タイランド・パスの公式サイトには “規定回数”との表記しかなく、一体何回!?と思ってあちこち検索。結果、ファイザー&モデルナは2回打っていれば許可が出ると判明。
B:タイで有効な20000ドル以上補償の医療保険の加入証明(英文)=5月からは10000ドル以上に→タイランド・パスの撤廃にともなって7月からは不要に。
C:到着日1泊分のホテルの宿泊予約確認書(空港→ホテルの送迎、PCR検査代込み)5月から不要に。
 
以上の書類を揃えて、入国予定日の遅くとも1週間前にはタイランド・パスを申請する必要があったわけです。
 
という事実を把握したのがGWの2週間前。
 
「えーーっと、ワクチン接種証明書ってどうやってもらうんだ?」と検索して愕然! 証明書は基本的には在住の自治体が発行するんですが、区のHPを見たら、「証明書は郵送。現在混み合っているため申請から郵送まで2週間かかります。いかなる理由があっても即日発行はいたしません」←「え、、えええーーーーーーーっ!!? に、2週間!??」。間に合わない!ぜんっぜんアカン!! と、この時点で、ひとりっP、タイ行きをほぼ断念しました。
 
今、海外渡航にあたっていちばんのキモはワクチンの接種証明だったんですねーー!! 
いやもー、2年海外行ってない=海外旅のことを考えていなかったので、ほんっとボケてました。
 
というわけで、ひとりっPが声を大にしてみなさんに言いたいのは、「海外に行きたい気持ちがあるなら、予定はなくても、とりあえずワクチン接種証明書は取っといたほうがいいですよ〜〜〜!」ということ。いざ行きたい!ってなったときに慌てないために。証明書自体に有効期限はありません。今後、もしかしたら国によっては “最後の接種日から○日以内”的な条件がついてくる可能性はありますが。

最難関はワクチン接種証明(通称ワクチンパスポート)の入手!

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いったんは諦めた渡タイですが、「ちょっと聞いて〜〜(涙)! かくかくしかじか」とLINEした友人から、「いや、うちの区のHP見てみたら、急ぐ人には1週間で送付するって書いてあるよ! 電話して聞いてみたほうがいい」とアドバイスが。まじか! そんなこと、ひとりっPの在住区のサイトにはひとっことも書いてないヨ!? と思いつつ問い合わせてみたら、「すぐにオンラインで申請して、またお電話ください」との返答! こ、これは、いくらか早めに発行してもらえそうな雰囲気!?? と、ソッコー申請し、再度電話。「発行申込は確認しました。出発直前になっても届かない場合はまたお電話ください」と言われて終了。ハイ、タイランド・パスの申請に必要なので出発直前じゃ間に合いません。いつごろまでに発行してくれるのかの明言は最後までもらえませんでしたが、1週間たっても届かないようなら再度電話だなと思いつつ、待つこと1週間。
  
キ、キ、キターーー!! マンションの郵便受けに封筒が!! 届いたワクチン接種証明書がこちら↑です。これがないと旅立てなかったわけなので、実質、パスポートと同じくらいの価値ですよ! いやマジで。おかげでタイに行けました! ほんっと、持つべきものは友達!! アドバイスしてくれた彼女には感謝しかありません!! 

ちなみに、申請フォーマットには日本出国予定日欄があり、その日付を逐一考慮してくれるのかは、、、わかりません。それよりも、電話して早めの発行を相談したことが効いたんだろうなと推測。6月現在、ひとりっPの在住区のワクチン証明発行期間は、HPによると約7日間になっているので、もともとのアベレージは1週間程度なんだと思われます。
 
届いたときは、「こんなペラ紙1枚で大丈夫なのか?」と思ったんですが、タイランド・パスを申請してみて理解。接種証明でもっとも重要なのはQRコード部分のようです。なので、コピーを何枚も取り、かつ、撮影もして保管です。(※参考:マイナンバーカードを持っている場合は、電子版接種証明を入手可能だそうです)
  
 
早速タイランド・パスを申請。
*ワクチン接種証明書を撮影してアップロード。
*保険はタイのAXA保険のサイト(英語版)で申し込み。日本の保険会社に申し込むより安価&証書がハナから英文で発行されるんですよ。便利な時代だ〜〜! で、証書をアップロード。

*パスポートの写真ページを撮影してアップロード。
*搭乗予定便の日時&便名を記入申請。
以上で終了。
 
なんと10時間後(日付けは翌日)に承認メールが来て、なんとか無事、GWの旅立ち決定〜〜(感涙)!! この時点で出発6日前でした。



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こちらがメールで送られてきたタイランド・パス。スマホ内にキープです。
 
申請してみてわかりましたが、大変(面倒)だったのは必要書類を揃える作業。申請自体は、揃えた書類を順番にアップロードしていくだけで、費用も無料。サクサクできました。ただ、アップロードする画像のフォーマットには注意が必要。iPhoneで撮影する場合、独自のフォーマットHEICだと受け付けてもらえないので、JPEG設定にして撮影しました。これはタイランド・パスに限らず、オンラインで何かを申請する際の画像アップロード時に発生しがちなトラブルなので(ひとりっPも経験があったので事前に対処できました)、iPhoneユーザーのかたはご注意を。そして、タイランド・パスに関する公式サイトは英語とタイ語表記のみ。もちろんGoogle翻訳で乗り切りました。ありがとう! Google先生!!!
 
ちなみに、バンコク行きのフライトを予約したのは出発10日前。ワクチン接種証明が1週間で届いて、タイランドパスをゲットできたのは出発6日前。どこかがつまづいていたら、やばかったです。ははは。
 
【以下、整理すると】
出発2週間前にワクチン接種証明をオンラインで申請。

10日前にエアチケット購入。

7日前にワクチン接種証明到着&医療保険加入&ホテル予約&タイランドパス申請。

6日前にタイランド・パス承認、という流れでした。
 
そんなすったもんだだったタイランド・パスも7月からは不要になるのか、、、と感慨深いですよ。
 
※ひとりっP調べでは、ワクチン接種証明書は日本出発時 or 渡航先入国時に提示できればよいという国も多いようです。 
 
その②【日本出国→タイ入国編】へつづく

ひとりっPプロフィール画像
ひとりっP

ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。

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