ストーンタウンの名前の由来は、サンゴ石などで作られた街並みから。行く前は勝手に、中南米によくあるカラフルでコロニアルな街に違いない~~と思ってましたが、実際はちょっと違ってました。そもそも、あまりカラフルではありません。まあ・・・味系?でしょうか。
旧市街には歴史を感じさせる古〜〜い建物が立ち並び、世界遺産なので高い建物は皆無。あまりひと気もなく、時が止まったかのような昼下がりです。
ホテルの屋上から見下ろしたストーンタウン。住宅がびっしり!
路地裏はかなり入り組んでいて、完全迷路状態です。
ザンジバルベッドと同様、木彫りのドア=ザンジバルドアで有名なストーンタウン。インドの影響を受けたもので、装飾の金具のもともとの由来はインドらしく象よけ(!!)だそう。
路地裏には商店街も。こちら、軒下フルーツ露店。
民芸品を売る店も。ザンジバルドアやザンジバルベッドから推測するに、装飾的な木彫りがザンジバルの伝統工芸なんですね。ホテルの鏡枠もこのタイプの木彫りで気になっていたので、見た途端、欲しい!!と思ったのですが、日本の湿気との相性がよくわからず(以前ブラジルやタイで買った木彫りが気づいたら割れてしまっていた経験が)、断念。
路地裏の焼きとうもろこし屋台。ライムを搾ってかけていて、むちゃくちゃおいしそう~~~!!でしたが、満腹だったため断念。。。!!!残念無念~~!!
ビーチ沿いにオープンカフェ発見。ローカルの方がくつろいでました。
観光客に人気の、その名もStone Town Cafe。こちらもオープンカフェで居心地よいです。
そしてザンジバル出身でもっとも有名な人、といえば、フレディ・マーキュリー! 彼はザンジバル生まれなんですね。行くまでひとりっPも知りませんでした。おそらく改装はされてますが、こちらが彼の生家。ストーンタウン旧市街のメインストリート沿いにあります。
入口はこんな。
よく見たら、ドア上にはMERCURY HOUSEのプレートが。
ドアの両脇には彼の写真がクリップされてます。以前はドアの左右が飲食店と土産物店だったようですが、ひとりっPが出かけた時点では両方とも完全クローズしていて建物の中には入れませんでした。
(※2018年12月追記)なんと現在はホテルになっているようです。そして、ここは生家ではなく、フレディが滞在したことがある宿(当時も宿だったのか???)だという説もあるようですね。果たして真実は。。。!??
◾️Freddie Mercury Apartments
http://www.tembohotel.com/tembo_freddie_mercury_apartments.html
そしてストーンタウン、何気に猫タウン!でした!
ストーンタウンカフェの階段でくつろいでいたコ。
路地裏探索が楽しいストーンタウンですが、盲点だったのは!!! 日曜は休む商店が多かったということ。一般商店はともかく、土産物屋は開いてるだろうと推測して行ったんですが、甘かった! しかもそこにレイバーデイ(メーデー)も重なっていたため、かろうじて開けていた店も午後にはどんどん閉まってしまったという。。。ザンジバルみやげのバイイングもストーンタウン滞在の大きな目的だったので、残念無念! もう1点。じつは3~5月のザンジバルは、大雨季と呼ばれるレイニーシーズン。観光もオフシーズンのため、なんとクローズしてるホテルやカフェ、レストラン多数! これも事前のリサーチではわからなかったことで、現地で「あらら!!!」と。今後、GWにザンジバルへお出かけの方はご注意を~~!ちなみに大雨季と言っても一日中雨ということはなく、1日のうち1~2時間くらいスコールがやってくる、という感じなので、滞在には問題ないです。(魅惑の雑貨バイイング編につづく)
ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。