2020.04.14

旅は山あり谷ありトラブルあり! メキシコひとりっぷでひとりっPが遭遇した、想定外な6つのトラブルとは!?(前編)

みなさま、こんにちは。昨年(2019年)10月末にメキシコへひとりっぷしてきたひとりっPですが、この旅、じつは、ひとりっPの旅の格言のひとつ 「トラベルの語源はトラブル」を今更ながら実感しまくりな、トラブルに次ぐトラブル続出な旅でした。

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どんな旅でも、だいたいは何かしらのトラブルに遭遇するものですが、あまりに次から次へだったので、途中からは「またーーーっ???」と呆れてしまったくらい。

現在、世界中が旅には行けない状況になっていますが、今は次の旅への準備期間。みなさまのネクストトリップのお役に立てていただければ、と思い、自分自身への教訓覚え書とともに、ご報告させていただきます!

【トラブル1】トラブルはしょっぱなの成田空港から始まった! デビットカード使用不能&紛失!!

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旅先での両替の手間が激減、現地ATMから現地通貨が引き出せる&クレジット決済も可能なキャッシュカード一体型のデビットカード2枚(それぞれ違う銀行のもの)を海外に必ず持参しているひとりっP。

今回、諸事情により、うっかり結構な高額現金を持ったまま成田空港に向かってしまい、それをデビットカードで銀行口座に預け入れしようと思ったのですが、そこでまったく想定外のトラブルが。

まず1枚のデビットカードは、何度ATMに差し入れても、「お取り扱いできません」との表示が。なんで!?? とカスタマーセンターに問い合わせたところ、「おそらく磁気テープの不良だと思われます」との回答。ええーーーー!?? 昨日までは普通に使えていたのに、このタイミングで!?? とは思いましたが、まあ仕方ありません。

もう1枚を取り出し、カード挿入口に挿入。

が、またしても「お取り扱いできません」表示が!「な、なんでやーーーー!???」。これまたカスタマーセンターに問い合わせ。携帯電話でアドバイスを受けながら再び操作したところ、なぜか今度は無事受け付けてくれ、「よかったーーー!」と、ここでとりあえず手持ちの現金の大半を口座に入金。残りをUSドルへ両替するつもりでした。が、両替窓口で冷静に考えて、残り全部を両替するのは多すぎる(=メキシコへ持参するのは危険)と気づき、半額のみ両替。

残った日本円を再び口座へ入金しようとして、「あれ???」

さっきATMで入金に使ったデビットカードが見当たらない!!?? サイフの中もバッグの中もひっくり返してみたけれど、ない!!??

 

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「、、、あっ!!」。ここでひとりっP、気づいたんです。「まさか、さっきATMを操作したとき、最後にカードを取り忘れた!??」。慌ててATMに戻ってみたけれど、当然そこには何もありません。落っことした!?? いや、いくらなんでもそれはない! 多分きっと、いや絶対取り忘れたんだーーー!!! ガーーーン!!!  ATMに吸い込まれていたならいいけれど(※一定時間引き取りのないカードはセキュリティのためATMに吸い込まれます)、誰かに持ち去られていたらヤバイ!! と焦りつつ再びカード発行銀行のカスタマーセンターに電話。

幸い、「悪用されてはいません」と言われ、とりあえずデビットカードを利用停止しました。つまり、手持ちのデビットカードは2枚とも使用不可になってしまったわけです(泣)。

教訓①:携帯電話で通話しながらのATM操作は決してやってはいけません!!

オレオレ詐欺対策で、「携帯で通話しながらのATM操作はNG」との注意書きがあることも多いですが、そもそも通話しながらだと絶対にATMに対する集中力がおろそかになる! とわかりました(大反省!)。

つい通話しながらATMから離れてしまったんですよね。おかげで入金だけしてカードを取り忘れるという、普段ならまずやらないミスを犯してしまったひとりっP(滝涙)。もしも通話を継続しながらだとしても、ATM操作中はスマホを耳から離して脇に置く。これ鉄則です。ホント、日本海溝より深く反省です。

が、ちょっとだけ言わせていただくと、カスタマーセンターへ電話したのはATM前からではなく、離れた場所から。なのにセンターの人から「今、ATMに行けますか?」と言われたので、電話で説明を受けながらの操作になったんですよ。確かに手っ取り早いんですが、あまりよろしくないのでは!? と銀行サイドにもちょっとモノ申したいです。もちろんいちばんいけないのは自分です、ハイ。

ちなみに、帰国後、再発行申し込みの際に確認したら、ひとりっPのデビットカードは案の定、利用した成田空港のATMに吸い込まれていたと判明。ATMの管理銀行(デビットカードの発行銀行とは別の銀行)からカード発行銀行に連絡があったそうです。時間内にカードを取らないと警告音が鳴るはずですが、携帯で話していたせいで気づかなかったものと思われます。たぶん、ひとりっPの後ろに並んでいる人もいなかったのではと推測。

ちなみにちなみに、
一旦ATMに吸い込まれたデビットカードは、戻って来たとしてもセキュリティの面からそのまま使うことはできず、必ず再発行扱いになるんですよ〜! 勉強になりました。

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さて、持参していたデビットカード(キャッシュカード機能付き)2枚とも、使用不能&紛失という事態に陥ってしまったひとりっP。余分な日本円の現金をどうするか。近場のアジアへの短期旅ならともかく、はるばるメキシコまで持参する金額としては無駄に大金。 盗難にあったときのダメージが大きすぎる! ど、どうするよ、、、!???

「そうだ! 成田空港には銀行店舗があるじゃん!」。そう。成田空港第1ターミナルには三菱UFJ銀行の有人店舗があるんです。今手元にある唯一のデビットカードは磁気テープはダメになったけれど口座番号はわかるんだから、カウンターで入金手続き取ればいいんじゃん! と窓口へダッシュ! 

が。

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「本日は土曜日なので、窓口での入出金はお取り扱いしておりません」←えええええーーーーっ!!?? なんと土日祝日は両替業務だけ! 「さすが空港店、年中無休で開いてるしスタッフがいるし」と、いつも感心していたのですが、業務内容は年中無休ではなかったのか!! 「よろしければATMで」と言われたけれど、いや、だから使えないんですよ、、、今や自分、完全アナログっPだよ、、、と心の中でつぶやきつつ、一応ATMへ。

 

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ダメ元で手元に残っていたデビットカード(磁気テープ不良)をATMに入れてみたら! 「んんん!???」→ なんと受け付けOK!! うっそ、なんで!? 磁気テープ復活!?? ダッシュで、元のATM(自行ATMにつき預入手数料がかからないので ← セコい!?)にGO BACK! 差し込み口に入れてみた!

が、やはりのNG表示! 「なんでやーーーー!??」。

再びカスタマーセンターに電話。係の人曰く、「相性のようなものがあり、ATMによっては受け付ける場合もありますが、基本的には磁気テープ不良だと思われます」。なんと! つまり、受け付けてくれたのはたまたま!? 希少ATMってこと!? と慌てて三菱UFJのATMに舞い戻り。ATMは3台あるんですが、試しに全部に差し込んでみたら、確かに! 受け付けてくれるのはさっきと同じ1台だけ! 奇跡か! いや、早くしないとこのATMも受け付け不可になるかも!と慌てて入金。セーフ! よかった! ありがとう〜〜三菱UFJ(涙)!!  というわけで、無事、余分な現金を銀行口座に入金できたのでした。

※ちなみに、後から気づいたんですが、ATMから現金で自分の口座に振り込むこともできたんですよね。入金ではなくて振込ってやつですね。だから窓口の人はATMで、って案内してくれたのかも。ただし限度額があり最高10万円まで。ひとりっPはそれ以上持っていたのですが、10万円ずつに分けて振り込めばいいわけで。振込手数料は回数分になりますが←セコい。近頃はすっかりインターネットバンキングでしか振込をしない&慌てていたので、完全に忘れていました。アホですね〜。

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そして、磁気テープがダメになってしまった(と思われる)デビットカードですが、「これ、海外で現金は引き出せるのか? クレカとして使うことはできるのか?」との疑問が。これをまたもやカスタマーセンターに電話で問い合わせるも、先方も調べるのに時間がかかり、回答を得るのにかなーり時間を要しました。

結局、ケースバイケースで大丈夫だったりNGだったりするとのこと。要は、磁気テープ以外の決済方法=チップ式や非接触型のマシンの場合は受け付けが可能だから、ということかと推測 by ひとりっP。この旅ではほかに持参していたクレジットカードのみを使用。現地通貨を引き出す必要もなかったので、実際のところは不明ですが。

すったもんだの事件三昧の結果、成田空港には出発3時間前に到着したにもかかわらず、空港内を右往左往しながら走り回り、すべてが解決したのは出発1時間前! 出国審査場を通って搭乗ゲートに到着したのは搭乗開始10分前でした。ゼーハー。逆を言うと、3時間前に到着していてよかったなと。2時間前到着だったら、カードの件が解決しないまま、見切り出国になっていた可能性大。

2枚持っていてもこんなことが起こってしまうとは! と身にしみたので、第3のデビットカードを作らねばと決意しつつ、「どうもボケてるな。ちょっと気を引き締めていかないと」と自分で自分に言い聞かせて、成田空港を飛び立ったひとりっPでした。

教訓②:デビットカードは念には念を入れ、3枚持参!


※デビットカードについてはこちらの記事へ

【トラブル2】到着初日のホテル予約が無効!? → ひとりっP、宿無しか!??

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メキシコシティへは、アメリカ・ヒューストン経由で向かいました。

じつは、メキシコシティのホテル予約をナメていたひとりっP。出発2週間前に予約しようとしたら、良さげなホテルはすでに軒並みSOLD OUT! 3連泊OKなのは自分的にはイマイチなホテルだけ! ガーーーン! でもでも妥協してあまり好みではないホテルに泊まるのはなあ、、、と散々悩んだ挙句、「一度の旅で2軒のホテルを体験できると思えば」と判断。3泊の旅程中、1泊目と残り2泊で違うホテルに滞在することにしたのでした。

で、メキシコシティ空港からUberで約40分。18時半すぎにその夜1泊だけのホテルに到着。高いクチコミ点数の通り、こぢんまりしているけれど、かわいくて感じのいい外観です。よかった〜〜と思いながらエントランスからロビーに入るなり、衝撃の事実発覚!

どうやらひとりっPを待ち構えていたらしいフロントの女性から言われたのは、「申し訳ないのですが、あなたの部屋は予約できていません。オンラインシステムのミスで、満室だったのに予約を受け付けてしまったのです」。

ええええええええええーーーーーーーーーーーーーーーっ!????
それってつまりオーバーブッキング!!??

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ちなみに予約はBooking.comを通じて。なのでひとりっP、すかさず、「ミスしたシステムは、Booking.comのもの? このホテルのもの!?」と確認したら、「うちのホテルのシステムです」との返事。「あなたにこの件でメールしたんだけど、返事がなくって」と言われたのでBooking.comのアプリをチェックしてみたら、確かにアプリ内にメールが来ていました。

ただし、送信されたのは10時間前。いや、そのときはすでに機上の人だったし自分。メキシコシティ空港到着時もアプリにメールが来てることには気づかず。そりゃないよ〜〜と思いましたが、まあ、どうしたって部屋はないわけだから、文句を言っても解決しないし、次点候補だったホテルに予約をし直すか? でも次点以下は値段高めな上にイマイチだったしなあ、、、 と思いつつもBooking.comのアプリで今夜泊まれるホテルを再検索し始めたとき、「今日はこの付近のホテルはどこも満室です。なので、近くのAirbnbを紹介しますが」と先ほどのフロントの女性から提案が。「宿泊費はうちのホテルの半額(約4,500円)です」。

えーーー!? メキシコシティのエアビー!? ど、どんな部屋なんだそれ!?? と思いつつも、もう夜だし、これからナイスなホテル探すのはちょっと面倒だよね、、、と迷っていると「見に行ってみて、気に入らなかったら泊まらないという選択肢もあるわよ」と言うので、メキシコシティのエアビーがどんなモノなのか見てみたい気持ちもあり、彼女が紹介してくれるというエアビーへ行ってみることにしたのでした。

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エアビー物件まではフロントの女性が自家用車で送ってくれました。元のホテルからは車で5分ほど(つまり同じエリア)のアパルタメント(日本で言えばマンション)です。エントランスの門を開けて中に入るとこんな感じ(この写真は翌朝撮影)。物件は4階建ての建物の2階にありました。もちろんエレベーターはナシ。2階でよかった!

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彼女がこの部屋のホスト、ジーナさん。あれれ? 若い! メキシコ人ファミリーの部屋を1室だけ間借りのパターンかなー? と想像していたので、意外でした。しかも! 英語が流暢なので、どこの国の人?? と思ったら、なんとイギリス人。ロンドンから1年ちょっと前にメキシコシティに来たそう。つまり、彼女もこの部屋を借りていて、余っている部屋に泊めてくれるってことね、と理解。しかも、よくよく聞いたら、ここに連れてきてくれたフロント女性の家はこの部屋の隣だと。

つまり、エアビーではなく(今回はAirbnbを通していないので)、ただの民泊じゃん! と、ひとりっP、ここで理解。民泊=エアビーという意味でフロント女性は使っていたと思われます。単に自分のお隣さんを紹介してくれたっていうことかー。でも想像よりも全然おしゃれな物件だし、1泊だけだし、ジーナさんはいい人みたいだし、これも縁よね、とステイすることにしました。

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こちら寝室です。かわいい〜〜! このアパルタメントがあるエリアには人気のカフェやレストラン多数。なので夕食には徒歩で出かけ、22時過ぎに戻ったときはジーナさんは外出中でした。シャワーを浴びて(シャワーの水圧はかなり低めでしたが、まあこれはメキシコあるあるなので想定内)、就寝。翌朝起きた時には、ジーナさんは出勤後。というわけで、間借りの民泊とはいえ、ほぼ丸ごとひとりステイ状態でした。ジーナさんからは、ご自由にどうぞ、と言われていましたが、やはり遠慮してしまい、チェックアウトまでは自室からほとんど出ずでしたが。

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ちょいちょい部屋のディテールがかわいい〜〜!! 部屋に飾られていた絵も素敵で、誰が描いたものか聞いたら、なんとジーナさんのおじいさま! 画家だそうです。へええ〜〜〜!!

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リビングルーム。古い物件ですが、改装はされているのでいい感じのレトロ感です。アーチ型の壁がナイス〜〜! グリーンが多いのもいい〜〜! ここにグリーンのデッキチェアを置くセンスが素敵〜〜! 寝室は全部で3つ。ひとり暮らしには広いなと思ったら、ジーナさんのほかにルームシェアしているイギリス人男性(お仕事はグラフィックアーティストだそう)がひとり。が、ずっと外出中で、ひとりっPがチェックアウトしようと部屋を出たときにちょうど彼が帰宅してきたので、最後の最後にかろうじて会えた、というくらいでした。

ちなみに、Booking.comの予約は、当日キャンセル扱い。ホテル側のミスで泊まれない事態になったとはいえ、ホテル側からではなく、ひとりっPがキャンセルする必要がありました。

おそらく、ホテル側が客の了解なく勝手にキャンセルできないようにするためのシステムなのではと推測。「もちろんキャンセルチャージはしません」(あたりまえだ)とホテルからは言われましたが。が、当日どころかすでに夜19時すぎだったためか、Booking.comのアプリからはどうやってもキャンセルができず。

結局、ジーナさんの家に連れてきてくれたフロント女性がBooking.comのカスタマーセンター的なところ(おそらく)に電話をかけて事情を説明。その電話をひとりっPが引き継いだところ、意外というかあたりまえというか、電話口のスタッフは流暢な英語を話す男性で(おそらくアメリカ人ではと推測)、「キャンセルだけで大丈夫ですか? 今夜のほかの宿を探すお手伝いは必要ないですか?」と聞いてくれ、「へええ〜〜〜! 親切!」と感心したひとりっPでした。


教訓③:旅の間はBooking.comのアプリをまめにチェック! アプリ内に宿泊先からなんらかの連絡が来ていることがよくあります(※宿への到着時間を教えてください、というのがわりと多いです)。

【余談】ジーナさんが勤務するアートギャラリーに行ってみた

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ひとりっPが泊まったエアビー、と言うか、民泊ルームのホスト、ジーナさんはロンドン出身。なぜメキシコシティに? 留学?? と思ったら、アートギャラリーにお勤めと。へええーーーー! でもなぜまたメキシコのギャラリーに?? というひとりっPの質問に、「建築がすばらしいから」。あーーー! なるほど!! そう、メキシコってそうなんですよ。というわけで、これも何かの縁よね、と、メキシコシティ滞在最終日にジーナさんのギャラリーへ出かけることにしました。

ギャラリーの名前は『GALERIA HILARIO GALGUERA』。Google マップで調べると、滞在中のホテルから車で10分ほどの場所にあると判明。メキシコシティでは圧倒的にUber利用のひとりっP。初めての訪問先でも住所さえわかれば難なくたどり着けます。ほんと便利な時代になりました。というわけで、ホテルからUberに乗ってギャラリーへ。

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こちらのギャラリーはモダンアート専門。建物自体は超クラシックな外観なんですが、一歩中に入ると、外観からは想像できないモダンな空間でびっくり!

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吹き抜けを見上げると、空! 大胆な造りで、ギャラリー自体がモダンアート作品になっていますね〜!

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クラシックな外観とギャラリー内のモダンテイストとのギャップも、アートを引き立てているなあ〜と感心。

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ひとりっPが訪問したとき、期間展示されていたのは、アメリカ人女性アーティストの作品。モダンアートのギャラリーって、作品に合わせた空間の使い方が大胆! まんまミュージアム的な楽しさがあるんだなー、とわかりました。

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こちらは、2フロアーブチ抜き空間だからこそ、の展示。

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ギャラリーの屋上にも作品が。街路樹のわっさり具合がすごい〜〜! なんの木かと思ったら、ジャカランダだそう。おおお〜〜! ひとりっP、ジャカランダも大好きなんですよ〜。

淡い紫の花が大きな木にたっぷり咲くんですよね。ジーナさん曰く、「毎年3月には満開で、ものすごくキレイよ〜!」。へええ〜〜! そうか、メキシコシティでは3月にジャカランダの花見ができるってことね。いいねえ〜〜〜。と、こうやって新たな旅の企みがスタートするわけです。

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そして、ジーナさんと話していて判明! なんと、ジーナさんの部屋のオーナーは、ひとりっPが泊まる予定だったホテルのフロント勤務女性(そう、ひとりっPにジーナさんちを紹介してくれた女性です)だったんです! 単なるお隣さんじゃなくて大家さんだったのかい!

しかも、ジーナさんはエアビーをやっているわけではなく、「いきなり彼女(大家さん)から電話が来て、日本人女性を泊めてほしいと言われて、びっくりよ(笑)」。そう、つまり、オーバーブッキングしてしまった客(ひとりっP)の振替宿泊先に困ったフロント女性が(付近のホテルはどこも満室だったので)、自分の貸し部屋の住人に話をつけて民泊させた、ということだったんですねーー! さ、さすがだメキシコ!! (※ちなみに、宿泊費はジーナさんに直接支払ったので、フロント女性にはまったく他意はないのです)

まあ、おかげでジーナさんと知り合えて、それがなかったら絶対に来ることのなかった素敵なアートギャラリー見学もできたので、終わり良ければすべて良し!!!ってことですね。

 

■GALERIA HILARIO GALGUERA

https://www.galeriahilariogalguera.com/

【トラブル3】ひとりっP、サイフをすられる!?

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そして、ジーナさんのギャラリー訪問後、事件再び! 帰りもUberに乗り、ホテル近くのカフェで下車。このカフェでの支払いの際に、「あれ?? サイフが、、、ない!??」と青くなったひとりっP。

この日はメキシコシティからオアハカへの移動日で、ホテルをチェックアウト&荷物をクロークに預けて、ギャラリーへ向かいました。往復ともUber利用だったので、この間サイフを一度も出さず。カフェにてこの日初めてサイフを出そうとして、バッグの中に見当たらないことに気づいたんです。

そんなバカな!! と慌ててバッグをひっくり返してみたけれど、ない! クレジットカードは別にしていたため手元にあり、とりあえずカードでコーヒー代を支払って着席。やってきたコーヒーを飲みながら(慌てていても、コーヒーは飲む)、悶々とこの日の行動を振り返ってみたけれど、どこで紛失したのかまったく分からない!

ホテルをチェックアウトする際、支払いのために手に持ったのは覚えているけれど、その後は記憶にナシ。ホテルとギャラリーの間はUberで往復したので、すられた可能性はかなり低い、というか、ゼロ。だがしかし、ない。ってことはやはりすられた!? ってどこでよ!??

不幸中の幸いは、サイフを盗られたときのことを考えて、中に入れていた現金は5,000円程度のメキシコペソだったことと、現金とカードは別にしていたので、カードは手元にあるということ。もしもサイフを紛失した場合、何が大事って、クレジットカードを一刻も早く止めることです。現金はまず戻ってこないし、そもそも旅行保険の補償対象外なので諦めるしかないとして、クレカを不正使用されては大変なので、何よりもまず、クレジットカード会社に連絡です。ひとりっPは、カード会社の緊急連絡先をスマホ内ほか複数箇所に控えてあります。その心配がないだけ、やっぱりだいぶラクだな、と今回わかりました。とはいえ、暗〜〜いキモチでホテルへ戻り、もう一回、持っていたバッグの中身を全部出してチェックするけどサイフはナシ(がっくり)。

で、意気消沈しつつ預けておいたラゲージを受け取って、

(ああああーーーーーーーっ!!!!)←ココロの中で叫ぶひとりっP!

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なんと、ひとりっP愛用のイーグルクリークのキャスターバッグの上に、サイフ(=レスポートサックの3ジップポーチ)がポン!と置かれているではありませんかーーーーっ!!!! (※上の写真はリアルです)

え? え?? な、なんで?? ホテル内で落としたのを拾って置いておいてくれた?? 

と、スタッフに確認したら、荷物を預けたときからずっと3ジップポーチはこの状態で置かれていたらしい、と判明!! ぎゃーーーーっ!! まじですか!!?  自分で無意識のうちに置いてしまったということ!?? お、お、恐ろしすぎるーーー!! 推測するに、バッグをクロークに持っていく際、両手を使う必要があり、ついポーチを手から離してバッグの上に置いてしまったのではと。まったく記憶にないけれど ← マヌケすぎ!

ホテルが全10室程度のこぢんまりとアットホームなところでほんとよかった! フロントにいるのが常駐スタッフ2名だけなので、“悪い奴”がまずいない(と思います)。もしかしたら、3ジップポーチなのでサイフには見えなかった、というのもあるかもしれませんが。「いやーー、ほんとよかった〜〜〜!!!」と胸をなでおろしつつ、「どうしたんだ自分!? やっぱりボケてるよ今回! しっかり気を引き締めないと!!」と、反省しまくりのひとりっPでした。


教訓④:現金とカードは分けて持つ! サイフの中には失くしてもショックの少ない金額だけを入れておく! それ以上の金額の場合は分散して持つ! クレジットカード会社の緊急連絡先を控えておく!




ひとりっPプロフィール画像
ひとりっP

ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。

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