2021.01.30

国内ビジネスホテル滞在がスーパー快適に激変する神アイテム11とは!?

旅を愛するみなさまへ 
 
自分にとって、“旅” は日々のベーシックかつスタンダード。旅することは特別なことではなくて、ごくごく日常の延長。そして、日常もまた旅。旅と日常に境界線がなくて、会社に行くのと同じ感覚で旅にも行く。「暮らすように旅する」ではなくて、「旅に住む」。それがひとりっPの日常でした。
 
自由に旅ができない現在。
そんな、“旅に住んでいた” ひとりっPがいったいどうしているのかというと。
 
トークイベントなどでも少しお話ししましたが、ひとりっP、じつはコロナ禍が始まって以降、ときどき都内のビジネスホテルにステイしています。
 

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最初に利用したのは、GW直前。それまでは気分転換にと、羽田空港パトロールに出かけてみたり、都営公園に出かけてみたりしていたのですが、公園がクローズ、羽田の展望デッキもクローズ、ココロのよりどころだったスタバやタリーズも閉まってしまい。「どどどどーーーすれば、、、!??」となったとき、「そうだ!! 近所のホテルにステイってのはどうよ!??」と、自宅から徒歩10分のビジネスホテルを当日ネット予約、泊まりに行ってみたんです。で、部屋に一歩入った途端、「わあぁ〜〜〜〜!!!」。なにこのものすごい開放感!? とびっくり。約2か月ぶりのホテルステイだったんですが、瞬間、理解しました。
 
「そうか! ご近所とはいえ、ホテル滞在は “旅" なんだ!!」
 

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自宅から徒歩10分のビジネスホテルだとしても、自宅ではない場所へのステイ自体がリッパな “旅”。ここ数年、月に最低2回は出国していたので、つまり月2回はホテルに宿泊していました。でも、「旅に行くから、当然ホテルにも泊まる」わけで、ホテルステイそのものの意義を考えたことはなく。が、このとき、約2か月ぶりにホテルの部屋に入って、「自宅ではない場所に滞在する」=ホテルステイという行為が、じつはめちゃくちゃ「旅」の効用の大きな部分を占めていたのかー!とわかりました。
 
都内では、最初の緊急事態宣言中は休業したホテルも割とあった中、ビジネスホテルは変わらず営業中のところが多く、それはまるで、「暗い夜道をとぼとぼ歩く、行き倒れ寸前の旅人(ひとりっP)が、道の先で輝くホテルの灯りを見つけて、キモチも命も救われた」ような。もうほんと、ひとりっP、ビジネスホテルには感謝しかありません。
 
コロナ禍で、ビジネスホテルの宿泊料金も以前に比べるとありえない激安価格になっています。東京都民のひとりっP、都内のビジホに泊まるなんて、ある意味最強最高の贅沢。こんな非常時じゃなければ体験することはなかったと思います。が、最初のステイで「ビジホ、サイコー!!」とすっかり味をしめ(?)、以来都内あちこち、基本的には自宅から電車で30分以内くらいのビジネスホテルステイに邁進中です。

ひとりっPがビジホを選ぶとき、最重視していること

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このホテルステイですが、近いとはいえ自宅ではないので、いろいろ勝手が違うわけですよ。普段の国内旅なら短期につきスルーしそうなことも、もはやビジホステイが半日常化しているので、「『なんか不便、、、??』を放置してはいけない!」とメラメラ燃え始めたひとりっP。いったい何が自分にとっての不便なのかを冷静に見極めて、“目指せ!ノーストレス!” で行かねばと。「そうか、これが面倒なんだな。てことは、、、」と、脳内ひとり会議で日々精進。“面倒” をひとつひとつ潰していき、結果、ビジホステイに持参する旅道具をガンガン取捨選択&ブラッシュアップ。この10か月でビジホステイ偏差値ダダ上がったな、と自画自賛しています。
 
ちなみに、ひとりっPがビジネスホテルを選ぶときの重要な基準は、「大浴場の有無」。以前は、「ビジホの大浴場って意味がわからない。いいじゃん、部屋のお風呂で」と思ってました。が、頻繁に連泊ステイするようになって、今ではすっかり「大浴場サイコ−!!!」派です。いやも〜〜、ビジホの大浴場、侮れません。ホテルによっては露天風呂もあって、気分は温泉ステイ。温泉地まで遠征はできなくても、ビジホ湯で十分リラックス! は〜〜〜、広いお風呂って素晴らしい〜〜〜!! 露天風呂に入るときの気温で季節の移り変わりを感じるのも、なかなかワビサビ気分です。時間内なら夜も朝も好きなときに入れて、お風呂掃除もいらない! すっごい開放感〜〜! これがあるからこその、近場ビジホステイですよ! 大浴場万歳三唱いや十唱〜〜!!!
 
というわけで、現時点での「国内ビジネスホテルステイにあると快適!神アイテム11 by あくまでひとりっP目線」をご紹介させていただきます!

ビジホステイがミラクルに快適化! 神アイテム11はこれ!

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【1. ドリップコーヒー】
 
日本のビジネスホテルの何が便利って、部屋に必ず電気ケトルがあること! これはビジホに限らず日本のホテルの特徴ですね。好きなときにお湯を沸かせると、思っている以上に部屋でリラックスできます。で、高級ホテルなら、ドリップコーヒーやティーバッグ各種が置かれていますが、ビジホではインスタントコーヒーや粉末緑茶のみというパターンも多いんですよね。なのでひとりっPは必ずドリップコーヒーを数パック持参します(日本茶ティーバッグも数個持参していますが、圧倒的にコーヒー派なもので)。忘れた場合はコンビニで買い出し。ドリップコーヒーの銘柄で今いちばん気に入っているのが、こちらの成城石井オリジナル「RICH DRIP」フレーバー。酸味の強いコーヒーが苦手で、圧倒的に苦味Love!のひとりっPですが、いろんなメーカーのものを試しまくった結果の現在のマイベストです。
 
さらに言うと、コーヒーには豆乳派なので、ブリックパックの無調整豆乳(成城石井とナチュラルローソン以外のコンビニにはめったに売っていないので、あらかじめスーパーなどで購入。なぜコンビニは圧倒的に砂糖&添加物入りの調整豆乳派なんでしょうか??)も持参して、部屋の冷蔵庫に入れています。

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【2. 折りたたみカップ】
 
ビジホでは、部屋の備品に陶器のカップがなくて紙コップだけの場合がたまにあります。そうなると耐久性の問題でコーヒーを何杯も飲めない〜〜。もしくは、陶器のカップがあったとしてもシングル部屋だと1個しか置かれていないことも多く、ドリンクは1度に1種類しか作れない〜〜。同時にお茶やカップスープも飲みたいひとりっPなので、解決策として折りたたみのシリコン製カップを持参しています。愛用品は『stojo』のトールサイズ。容量355ml。折りたたむと高さ5㎝ほどになる携帯カップです。フタ付きで、スタバなどでマイマグとしても使えます。stojoの導入で、ビジホで思う存分コーヒータイムをエンジョイできるようになりました。
 
ただ、要注意点が。シリコン製なのでニオイが付着しやすく、どんなに洗っても取れません。なので、いろいろなドリンクに使い回すのはちょっと、いや、かなり厳しい。マイstojoにも完全にコーヒーのニオイが定着。割り切ってコーヒー専用カップにしています。部屋に備え付けのカップはお茶やスープを飲むとき用に。もう1点。フタ付きとはいえボディ部分はソフトなので、中身を入れた状態でバッグにポンポン突っ込んだりするような使い方は向いていません。海外に持っていくなら、先日ご紹介したタイガー×東急ハンズの保温ボトルですね。

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【3. ポータブル・ブレンダー】
 
食事のバランスが偏りがちなホテルステイもコレがあれば無問題! ベルギーの家電メーカー『DOMO ELEKTRO』のポータブル・ブレンダーです。Amazonにて昨年購入。ひとりっP、このブレンダーの導入で、ビジホステイが劇的に変わりました! 
 
使い方はめちゃ簡単! フルーツや野菜を小さくカットしてボトルに入れ、フタを閉めたらスイッチを2度押し→ 逆さにするとフタの内側についている刃の回転がスタート。約40秒でスムージーが完成します。コードレス&充電式で使い勝手も抜群! ボトル部分からそのまま直接飲めるので便利&ごくシンプルな作りなので、使用後すぐにサッとすすげばOK。洗うのがまったくストレスになりません。
 
これを買って以来、四季折々のフルーツで作る100%スムージーにめちゃ熱中。
スイカ、もも、メロン、シャインマスカット、梨ときて、2021年1月現在はいちごスムージーに夢中です。いちごオンリー。100%ストロベリーです。サイコーか。セブン・イレブンのオリジナル冷凍フルーツの「ぶどう」と「ピンクグレープフルーツ」をミックスして作るスムージーも超絶美味な上に、冷凍商品なのでオールシーズンOK! トマトで作るフレッシュトマトジュースは感動のおいしさです。ひとりっPはどれも水分を一切加えず作るので(なので水気の多い材料を使います)、濃厚なことこの上ナシ!
 
重さは約400g。ボトル部分は軽い樹脂製なんですが、充電池が重いんですね。国内旅なら持参しても苦ではなく、実際持参しまくっています。ただ海外となると、正直、荷物の容量に余裕のあるときだけでしょうか。海外のジューシーなフルーツや野菜でスムージー、、、惹かれますが、、、きっと絶対おいしいだろうなあ、、、うーーーん、、、
 
ちなみに、同様の商品は数社から発売されていますが、このDOMOが圧倒的にデザインコンシャス!と断言させていただきます!

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【4. ナイフ&ミニまな板】
 
ひとりっPが普段から旅に必ず持参しているのが、ナイフとミニまな板。どちらもAmazonで買いました。ナイフは貝印のもの。刃の部分もイエローなので、旅に持参するのに怖くないカジュアル感がいいんですよ〜。しかも軽量。素晴らしく携帯向き仕様なんですが、残念ながら現在は廃番。再発売熱烈希望です。まな板はノーブランド。軽くて小型のものは、ネットでいろいろ見つかります。いやもー、このセットがあるだけでホテルステイがめちゃ快適にチェンジです。フルーツを買ってきて食べたり、ブレンダーでスムージーを作る際のトマトやいちごのカットにも欠かせません。なんならサラダなど火を使わない調理も可能です(しませんけど)。ミニまな板はイザというときのお皿替わりにも。ロールケーキをホールで買ってきて、カットしつつうっかりイッキ食いしたこともあります(食べ過ぎ)。できることが結構増えると思うだけで、ストレス激減! ビジホライフがかなーり楽しくなりますから!

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【5. メラミン製スポンジ】
 
ビジホでは、お得な割引料金の場合、連泊でも部屋の清掃なしだったり、数日おきだったりすることがよくあります。逆に、外出予定がなくずっと部屋にステイしていたいときなど、こちらから清掃不要のフダを下げたりすることも。部屋の清掃が滞在中毎日ではない ← ビジホあるあるです(どのパターンでも、タオルは替えをもらえるし、ゴミも回収してくれます。清掃はするけれどシーツの交換は数日おきというホテルも)。となると、部屋のコーヒーカップなどを自力で洗う必要が。ひとりっPの場合、それ以外にもナイフとまな板などの洗い物がちょいちょい発生するので、洗剤いらずのメラミン製スポンジを持参しています。コンビニでも売っているので、忘れたり使い切ったときにも入手しやすいのがホントありがたや〜〜〜。小さくカットして使用(ナイフが活躍!)、チェックアウト時には使用分は捨てていけるのも便利です。

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【6. ざる】
 
きっかけは、ビジホステイ中に、通りすがりの金物屋さんの店頭にざるが大小いろいろ並んでいたこと。なぜか惹かれて立ち止まってしまいました。同じような大きさなのに値段がグッと安いざるもあり、「??」。聞けば、安価なものは中国メイド、高価なほうは国産とのこと。国産は中国製の倍以上の値段で、正直お高い。なのですが、持ってみたら重さがしっかりあって、圧倒的丈夫感! 手にもしっくりくる! 編み地もビューティフル! 中国製は軽いんだけど、なんだか頼りないなあ、、、というわけで、国内の生産者へのリスペクトも込めて、日本製を購入しました。で、ホテルに持ち帰ってから気付いたのですが、スムージー用に野菜やフルーツを洗う際、このざるがあるとほんと便利なんですよ〜〜! とくにケールやモロヘイヤなどの葉物野菜(スムージー用)! それまでは手に持ってひとつひとつ洗っていたのですが、ざるがあれば、ザーーッとイッキに洗えます! 大きさも、偶然ですが、ホテルの狭いバスルームで使うのに最適サイズ(直径22㎝)でした。場合によってはお皿替わりにも。素晴らしい! というわけで、以来、ビジホ旅道具にラインナップです。

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【7. リラックス系サブシューズ】
 
こちら、ビジホステイのマイ必携品です。うっかり忘れたら滞在途中で自宅に取りに帰る(都内ホテルステイなので)くらい(←ばか?)。
 
なぜかというと。
 
ひとりっPの場合、前述したように、ステイするビジネスホテルは基本的に大浴場付きを選びます。で、当初は、大浴場に部屋から移動するときには部屋のスリッパを履いていってました。が! 下足棚に置いて、入浴後部屋に戻る際、「あれ?? 私のスリッパがない!!」ということが多発。そう、ほかの人がひとりっPのスリッパを間違えて履いていっちゃうんですよ〜〜〜(泣)!  同じスリッパが大量に並んでいるから!
 
このご時世だし、明らかにほかの人が履いてきたスリッパを履いて部屋に戻り、さらにはそのまま部屋で履き続けるのは抵抗大! 中には、下足棚にスリッパ識別用の番号札クリップが置かれているホテルもありますが、まあ少数派です。自分のシューズ(ほぼほぼスニーカー)を履いていけば防げるのですが、大浴場へは素足で行くのと、脱ぎ履きが面倒なので、この作戦は1回で終了。チーーーン。見ると、部屋の使い捨てスリッパ(備え付けと使い捨ての両方を置いているビジホが多いです)で来ている人もときどきいます。おそらく、他人のスリッパと区別するための苦肉の作戦かと思われ。が、所詮ぺらっぺらの不織布製使い捨て仕様。それで部屋の外へ出てエレベーターにも乗って移動するのは、自分的には「ナシ!」。もし大浴場への行き帰り中に大地震が来たりしたら!? 火事が発生したら!? と危機管理的にあり得ません。なので、下足棚に置く際に、取りづらい=ほかの人が勘違いしづらい、一番上の棚の最奥端に置くようにして自衛していました。が、ひとりっP、程なく、このことが、何気に自分にとっての結構なストレスになってるじゃん! と自覚。このストレスはなんとしても除外しなくては〜〜!!と、「大浴場スリッパ問題解決」が最重要ミッションにロック・オンです。
 
「そうだ! 軽くてかさばらなくて脱ぎ履きがラクなサブシューズがあればいいのでは!? そして、どうせなら外でも履けるものなら一石二鳥では!?」と、“理想のサブシューズを探して三千里プロジェクト” がスタート! が。これがなかなか見つからない。じつは、Amazonで探して、トライ&エラーも数回。届いてみたら意外に重かったとか、意外にかさばったとか。涙。もー、シューズの概要欄には重さ記載も必須にしていただきたい!
 
で、三千里(ウソ)の旅の果てについに出会ったのがこちら!ザ・ノース・フェイスの『ランプ オックス ウォータープルーフ』です。まず、アッパーがニット素材なので超絶リラクシング! かつ、室内ではかかとを踏んでスリッパ履きができます! ソールはクッション性とグリップ力のある本格外履き仕様。しかもなななんと! このシューズ、こう見えて防水仕様なんです!! もちろんかさばらない! 両足で約350gと、冬も履ける靴としてはかなり軽い! カ・ン・ペ・キです! このシューズを導入して以来、大浴場へ行く際のストレスがゼロに! そしてホテルステイ中のシューズがダブル化! 2足をコーディネートに合わせて取っ替え引っ替えですよ。サブシューズにしてはちょっとお高めですが、スペックを考えたら全然納得 → 使用してみて大満足! 最初は黒を購入したのですが、あまりに使えすぎるので、色違いでこちらのグレーも買い足し、計2足持っています。
 
(ちなみに、素足で過ごす夏場は、めちゃ軽くてかさばらなくて、でも外出時にも履いていけるつっかけ型サンダルをサブシューズとして愛用していました)

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【8. ストール】
 
ストールも季節を問わず、必ず持参しています。寒さ対策のため、というよりもビジホステイの場合はむしろ別の理由が。それは、、、
 
ビジネスホテル内での大浴場への行き帰り。ほぼ部屋のパジャマ(or浴衣)姿です。なので1枚だとどうも落ち着かない。ちなみに、どのホテルも、朝食会場でのパジャマはNGですが、大浴場への行き帰りはOKとなっています。とはいえ、エレベーター内でほかの宿泊客と乗り合わせたりもするし、温泉宿ならともかく、都会のビジネスホテルの廊下やエレベーター内でパジャマ一丁でうろうろはちょっとなあ、、、と。

大丈夫です。そんなときこそ、ストールなんですよ!!! パジャマの上に羽織れば、なんとなく、いや、かなり落ち着きます、ひとりっP的には。
 
愛用品は、ひとりっぷブログでもおなじみ、ユニクロのカシミヤストールです。薄くて軽くて暖かい。端のフリンジが控えめなので、意外にも夏場に持ち歩いても違和感がなく、冷房対策にバッチリ。通年OKです。が、当然ユニクロでは秋冬シーズンのみの販売なので、「冬に色違いで買い溜めしといてよかった〜〜〜!!」と去年の夏に何度思ったことか! 計6枚持っています。

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【9. エコバッグ(大容量)】
 
必ず旅支度の中に入れているのが、トート型のエコバッグです。
 
ビジネスホテルのシングルルームの広さは、だいたい11〜14㎡。収納スペースは限られています。なので、滞在中に頻繁に使うあれやこれやこまごましたもの、これどこに置く??みたいになりがちな散らかり系のモノは、片っ端からこのエコバッグにポイポイ。おかげで部屋やデスク上がすっきり。室内のフックに写真のように掛けておけば、使い勝手も抜群です。サイズは大きめが便利ですね。こちらは、京都のリッチ系スーパー『八百一』のオリジナル。エコバッグマニアにつき、旅先でのエコバッグチェックは欠かしません。
 


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【10. パッカブル薄軽サブバッグ】

 こちらは以前にもブログでご紹介した、モンベルの『U.L.MONO バッグ L』
たたむと手のひらサイズになる&重さわずか49g! 広げるとワンハンドルで容量19L。小さな巨人か! レジ袋の有料化以来、日々必ずバッグインしているのですが、これがビジホステイにもむちゃくちゃ役立ってます。
 
大浴場へ行く際に、タオルや替え下着などなど必要なものをこのバッグに入れてGOします。ちなみに、ビジネスホテルの場合、温泉宿ではないので、浴場へ行くときは、部屋のタオル持参がデフォルトです。館内コインランドリーへも、このバッグでGOです。洗濯物を入れるのにぴったりサイズ。帰りに濡れた洗濯物を入れるのもナイロン素材なので問題ナシ(ひとりっP、旅ワードローブは2〜3時間で乾く服がほとんどなので、有料乾燥機は使いません)。というか、日本のビジホ、何が素晴らしいってコインランドリーがあることですね! おかげで持参する服がほんと最少でOK!

そうそう! 最新のビジホでは、部屋のテレビ画面で、大浴場の混雑具合、コインランドリーの使用具合がチェックできるんですよ! なんだこれ、便利すぎる!

ほんっと最高です、 日本のビジネスホテル〜〜!



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【11. ハッカ油】
 
む! 部屋が、、、なんかくさい!!」←鼻利き族ひとりっPのホテルステイ(主に部屋にチェックイン時ですね)あるあるです。そんなとき用に常にアロマオイル&ディフューザーを旅には持参していたのですが、ビジホステイの場合は、もっとシンプルに。アロマオイルよりもグッとお手頃価格で、心おきなくばかすか使えるハッカ油を持参しています。気がついたときに、部屋のティッシュに2〜3回振りかけて、デスクの片隅やベッドのヘッドボードにオン。クールなハッカの香りで手軽にリフレッシュできますよ〜〜!
 
ちなみに。うっすら何だかくさい、、、程度なら、アロマオイルでなんとかなりますが、「禁煙ルームのはずなのに、タバコ臭がする(怒)!」ってな場合は、部屋をチェンジしてもらいます。経験上、タバコ臭はちょっとやそっとでは消えません。

今できる旅をする

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都内ビジホにステイするようになって、ときどき移動して違う環境に身を置くこと(=旅)が、自分にとってのモチベーションアップの元、エナジーチャージなんだな、と改めて実感しました。
 
そして、ホテルステイ用の荷物をパッキングする行為も、ローテーションになりがちな現在の日々の中でのイレギュラーとして、いい脳トレーニングになってるのかもとも気づきました←ひとりっP、旅の荷造りはまったく好きではありません。かなり面倒だと思っています。どちらかというとストレスの元ですねー。ははは。
 
昨年4月以来、「ひとりっPさん、旅に出られなくって、大丈夫?」とよく聞かれます。「え? いや、全然元気ですよーー! ほんとに」と答えつつ、旅に出られないのは自分のせいではなく、どうしたって出られないんだし、そこはまったくストレスではないなー。今までさんざん全力で旅してきてたから、後悔も一切ないし、と当初は思っていました。が。旅もイベントも無くなって、ヘタしたら毎日がルーティンオンリーになってしまいがちな日々の中、このビジホステイという“旅”が自分にとってのメリハリになってるのかも! それもあってやたらと元気なのかも! と途中で気づいてからは、「そうだ、今できる旅をしよう! 全力で」と決意。今に至っています。
 

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最初の緊急事態宣言中にビジホステイしていたとき、ホテルのスタッフのみなさんが、知り合いでも何でもない、言ったら一見さんの宿泊客ひとりっPを気遣ってくれることのありがたみをしみじみと感じました。といっても、ほんとに些細なことですが。チェックインの最後に「ごゆっくり」と言われるとか、外からホテルに戻ってきたときに「お帰りなさいませ」と声を掛けられるとか。ホテルの対応としてはごく一般的なものでも、人とのリアルなコミュニケーションが突然貴重になった世界では、その変わらない “ 気配り” がほんとうにココロに染みました。
 
ホテルって、いや、旅って、
コミュニケーションに満ちているんですね。一期一会、そして一瞬のことだけれど、人を思いやるという気持ちや行為の尊さ。
 
旅で誰かとつながりたいとはこれっぽっちも思っていないひとりっPですが、じつは誰かとつながっている。旅は謙虚に、とはいつも思っていましたが、同時に感謝のキモチも持たなくてはいけないな。というのも、コロナ禍のビジホひとりっぷで学んだことです。

See you soon!

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世界のドアが以前のように開くには、まだちょっと時間がかかりそうです。
でも、ドアは必ず開きます。世界は、そのときを待っています。
 
自由に旅することの素晴らしさ。感動する気持ち。
 
「旅への情熱」が、今、わたしたちを支えてくれています。
 
きっと必ず、また旅に出る。
何倍もの感謝と喜びと。
 

日本のどこかで。世界のどこかで。
みなさんと再びお会いできるのを楽しみにしています!


ひとりっPプロフィール画像
ひとりっP

ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。

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