まるで無重力!? 東急ハンズ×タイガーの保温ボトルがサイコーな件、語ります!【Go To ひとりっぷジャパンの必需&激愛品③】

ひとりっPの旅道具の最新ヒットアイテム、いや、旅だけではなく、今ではすっかり毎日必ずバッグインしているのが、こちらの東急ハンズ別注カラーのタイガー製ステンレスボトルです。

まるで無重力!? 東急ハンズ×タイガーのの画像_1

ひとりっP、かなり以前から、登山時には保温ボトルを愛用していました。いろんなメーカーのものを買っては、「使いづらい」だの「やっぱりデザインがイマイチ気に入らない」だの、何度も失敗しつつ(←ひとりっP、あるある)、紆余曲折を経て、ついに「100%LOVE! 使い勝手もいい!」という理想の保温ボトル(タイガー製ではありません)に出会った〜〜! と思ったのが5年くらい前のこと。当初は、「これはいい!エコだし!」と毎朝バッグにイン。スタバなどで使っていたのですが、だんだん家に置き去るようになってしまいました。理由は、ずばり、「毎日持ち歩くには重い!」から(←ひとりっP、あるある)。
 
というわけで、保温ボトルは “登山時のみ愛用状態” となっていたのですが、ここ1年ちょっと前くらいから急激に、海外のホテルがペットボトル廃止に舵を切り始め、“部屋に置かれている水がビン入り”ということが多発。外出時に持ち歩けません。なので当初は携帯用プラスチックボトルを持参していたのですが、ふと、「保温ボトルなら冷たいもの(水)にも温かいもの(コーヒー)にも使えて便利なのでは?」と気づいたんですよ。
 

まるで無重力!? 東急ハンズ×タイガーのの画像_2

で、「かつてと違って今なら、もっとウルトラライトな保温ボトルがあるんじゃない!?」と検索。結果見つけたのが、こちらのタイガーの『ステンレスミニボトル サハラマグ』。重さは300mlタイプで140g! 自分が持っているものは、調べたら、350mlサイズが170g、500mlサイズは210g。たかだか30g、70g差と侮ることなかれ。ひとりっP’s 旅の格言「10gを笑うものは、10gに泣く」発動です。容量は300mlとやや小さいけれども、もちろん軽さに軍配。即決でAmazonで買いました。
 
これが大正解! まず、届いて実物を見て気づいたんですが、既存品に比べると、スリム、
かつ、本気と書いてマジで軽い! 海外に持参するのもまったく苦じゃないぞ〜〜! いやむしろ、バッグに入れ忘れたか!? と確認してしまうくらいの無重力(!?)っぷり! ひとりっぷ先では、水を入れたり、コーヒーを入れたり、保温&保冷どちらにも、期待どおりの活躍っぷり! (※このボトルについては、『たまには世界のどこかでふたりっぷ 』40ページでもご紹介しています)

 
超便利すぎて、その後、200mlサイズも買い足しました(→このサイズの素晴らしさについては後述します!)。

が。

じつはひとつだけ不満が。それは、、、「色」!!! カラー展開が全部パールパステルなんですよ。パールピンク、パールブルー、パールホワイトの3色。これはほんっと好みの問題ですが、正直、ひとりっP的にはどれもジャストではなく、、。

中(300ml)と小(200ml)を愛用中です!

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「もっとシックなカラーがあったらいいのになあ、、、」
 
とずっと思っていたのですが、9月に京都へ旅行したとき、たまたま立ち寄った東急ハンズで、「あれ?? これ!? 愛用しているやつの色違いバージョンじゃん(←スペック確認しました)!! こんなのあったんだ!? 気づかなかったーー!! 新発売!?」と、ステンレスまんまカラーのこちらのモデルを発見し、 コーフン! 
 
こう来たか! これは思いつかなかったけど、断然おしゃれ!! 秀逸アレンジだわ〜〜!!と、 「見た目を愛せないものは、基本、買わない」主義のひとりっPですが、逆に「見た目が好きすぎるものに出会ったら、たとえ色違いを持っていても買う」主義なので、即、購入を決意。が、旅先だったので、「Amazonでオーダーしよう」と、その日は買わずに東京に戻りました。
 
で、帰宅後にAmazonで検索するも、「あれ?? ない!」。タイガーのサイトを見てみたけれど、「ない!」。「ええええーーー!??? それならば、、、」と東急ハンズのサイトを見てみたら、「あったーーー!!!」。 なんで!?? と、商品説明を読んでびっくり!「なんと!! このモデル、東急ハンズ別注なのか!!」。
 
そうなんです。こちらのステンレスシルバーカラーは、なあんと東急ハンズオリジナルのカラーだったんですよ。どうりで、“パーリーパステルカラー展開に対して、唐突にカラーレスモデル” ! いかにも東急ハンズらしいカラーチョイスってことか、とナットク。
 
しかも、タイガー本家モデルは200mlと300mlの2サイズ展開なのですが、この東急ハンズモデルには500mlサイズがあるではないですか! 「うう、どうしよ〜〜〜。3モデル、フルで買うべき???」と迷ったのですが、スペックをチェックしてみたらば。200mlは110g、300mlは140gなのですが、500mlは190g!「うーーん、190gは普段持ちにはちょっと重いな」と判断。結局、200ml(¥2,480)&300ml(¥2,680)の2サイズをオンラインオーダーしました。

構造がシンプルなのが、なぜ良いのか

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このタイガーのボトル、ご覧のように構造がめちゃくちゃシンプルなんです。なので、まず、手入れが楽。中を洗うときはボトル用スポンジでささっと。パッキン部分もシンプル。フタからの着脱が簡単なので、使うたびに洗うのがストレスじゃない。 
 
じつは、パッキン含むこのボトルの構造←すんごいポイントなんですよ〜〜!!
数々の保温ボトルを体験してきたひとりっPが力説させていただきます!! 

10年近く前に保温ボトルを使い始めて、すぐに気づいたことが。それは、ボトルのフタや飲み口に使われているパッキンにドリンクのにおいが付着する、ということ! なので、ひとつのボトルにコーヒーを入れたり紅茶を入れたり日本茶を入れたり、はじつはちょっと難しいです。中でもワンタッチでフタを開け閉めできるタイプは、飲み口に思いっきりパッキンが使われているので、パッキンに染み付いたコーヒーの香りで、紅茶や日本茶が台無し! とわかったので、コーヒー専用、紅茶専用、と複数を使い分けていたひとりっP。このタイガー商品に関しても、当初はそれを覚悟していました。が、実物を手にしてみたら、パッキン使用部分が極小と判明。しかも口に当たる部分はステンレスオンリー! ステンレス素材の利点しかない構造なので、におい知らずなんですよ! 日によって違うドリンクを入れても、全然OK
! ビバ〜〜〜!! 

 

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スリムタイプなので、ひとりっぷ×レスポートサックコラボの「エディターズバックパック」のサイドポケットにも、楽々インです。
 
というわけで、現在、小と中の2サイズを愛用していますが、なかでも秀逸だと思っているのが、200mlの小サイズ! 重さも驚異の110g! 超軽量&コンパクト! バッグインがまったく苦じゃない! 通常のステンレスボトルは300〜350mlが最小サイズなので、200mlはまさにミニサイズです。でも、レギュラーサイズの紙コップの容量は約200mlなので、コンビニコーヒーSサイズなら余裕で入ります。ちょっとしたドリンクを入れる用としては、200mlボトルで十分なんですよね。じつはひとりっPは、このミニボトルには、豆乳かアーモンドミルクを入れて持ち歩くことも多いです。コーヒーに入れるミルクは豆乳派のひとりっPですが、コンビニやオフィスなど、そもそも豆乳の用意がないことってちょいちょいあり、マイ豆乳を持ち歩けたらなあ、と思いつつも、350mlのボトルはどう考えても容量大きすぎ。で、実行できず。このミニサイズを購入後、試してみたら、200mlはパック入り豆乳(180ml)を入れるのに超ジャストサイズ! ビバ〜〜!!  ちなみに、最近ではスタイリッシュなミニボトルも他メーカーからいろいろ出ていますが、軽さでは、このタイガー以上に軽いものはないですね(ひとりっP調べ)。持ったらわかります! やはりのタイガーの無重力っぷり!(と思ったら、タイガー社のこの商品の謳い文句は “夢重力” ←ははは! ひとりっP、間違ってないぞう!)  再度言いますが、「10gを笑うものは、10gに泣く!」ですよ〜〜!
 
ちなみに、スターバックスのコーヒーはショートが240ml、トールが350mlです。なので、この小サイズではスタバのマイボトルとしては容量が足らず、中サイズでもショートのみ入れられるだけなので、ご注意を。

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2019〜20年の年末年始にエクアドルへひとりっぷしたとき、現地で長距離バスに乗る直前、バスターミナルのスタンド店でチョコラテ(ホットココア)をテイクアウト。店にはカップのフタがなく、そのままだと、バスに乗り込むときにあたふたしたと思うのですが、「あ、そうだ」と、このボトルにチョコラテを入れ替えて万事解決! 落ち着いてバスに乗り込めました。てな感じで、常時持ち歩いているので、「持っててよかった〜〜!」ということがちょいちょいあります。ちなみにこのときのチョコラテ(↑白いカップ)、ほんっと美味しかった! 何かのスパイス入り(シナモンではない)で香ばしい〜〜! まさに絶品でした!(エクアドルはチョコレート・キングダムなんですよね)
 

使用上のアドバイス from ひとりっP

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最後にちょっとだけ使用上の注意、というか、ひとりっPが実際に使ってみての体験談を。
 
まず、揺れる車内などでは飲みづらいです。飛行機、電車、バスではまあまあ問題ないですが、乗用車内では要注意。飲み口がオープンなので、ペットボトルとは勝手が違い、飲んでいる最中に車が揺れたりブレーキを踏まれたりすると、ジャバッと中身が出てきます(泣)。信号待ちなど、振動が安定しているタイミングで飲むのがポイントですね。ただ、猫舌ひとりっPの場合、飲み口が小さいタイプは、熱い飲み物を飲むときにすすれず飲みづらい。なので、こちらのほうが使い勝手がいいと個人的には思っています。
 
もうひとつ。適当に横にしたり逆さまにしてバッグインすると、たま〜〜にですが、少し漏れることがあります。商品説明にも、万が一の漏れを防ぐため本体を縦にして持ち歩くようにとの注意書きがあり、おそらく、パッキン面積が少ないためでは?と推測。フタを締めるときはギュッと。きっちり締めることでほぼ防げる感じです。
 
あと、ボトルの中身をカップに注ぐときには、どうしても裏漏りします。これも飲み口の構造上仕方ないですね。 そのぶん、直接飲む際の口への当たりはマイルドなので、相殺です。

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と、少々の使用上の注意点はありますが、それを補ってあまりある使い勝手のよさ!! 必需&激愛品①の座布団や②でご紹介したアウトドアチェアとセットで、公園など屋外で大活躍中です。春になったら、桜ひとりっぷジャパーンにもセットで持参しますよ〜〜!! 

ひとりっPプロフィール画像
ひとりっP

ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。

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