【羽田⇔台北】LCC深夜便の攻略法! 台湾旅の移動テクニックをめちゃ詳細に解説します!

ひとりっP、パンデミック以前の2019年以来、ひっさびさで羽田発着のLCC利用で台湾に行ってきましたーーー!
 
というわけで、LCCで行く台湾旅のリアルについて、ご報告させていただきます!

ひとりっP、パンデミック以前の2019年以来、ひっさびさで羽田発着のLCC利用で台湾に行ってきましたーーー!
 
というわけで、LCCで行く台湾旅のリアルについて、ご報告させていただきます!

羽田〜台北間に就航しているLCCのフライトスケジュールについて

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LCCで羽田から台北に向かう場合、なんといっても最大の問題は、フライトスケジュールです。
 
2024年7月時点では、羽田〜台北間に就航しているLCCは、以下の2社です(2024年7月末時点)。どちらも、台北の発着空港は、台北松山空港(台北市内)ではなく、台湾桃園国際空港(台北郊外の桃園市内)になります。2024年7月末時点で、羽田含む日本〜台北松山空港発着のLCCはありません。日本〜台北松山空港便は羽田発着のレガシー系エアライン(ANA、JAL、エバー航空、チャイナエアライン)のみです。
 
【タイガーエア台湾】
羽田発 05:25 → 台湾桃園着 08:00
台湾桃園発 00:10 → 羽田着 04:25

【ピーチ航空】
羽田発 05:55 → 台湾桃園着 08:35
台湾桃園発 20:25 → 羽田着 00:45
 
帰国便(台北発)の時間帯はともかく、出発便の羽田発がどちらも早朝5時台!! 公共交通機関の始発に乗っても間に合いません。

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え? タクシー利用?
 
いやいやいや、ひとりっP的にはありえませんから。そんなお金をかけるくらいなら、ノーマルな時間帯に出発するレガシー系エアラインに乗ります!
 
さらに、「座席の狭さは?」「機内で留意すべきこと」「荷物は預けるのか、機内持ち込みだけにするのか」「真夏で深夜便利用時のシャワーどうする問題」「というか、そもそも深夜早朝の空港ってどんな感じなの??」などなど、LCC利用に関してみなさまが気になるポイントについて、くわしーーーく解説させていただきます!

※そもそも羽田空港は24時間空港なのに、公共交通機関利用で24時間アクセスできないのはどうよ!?? と、ひとりっPはずーーーーっと思っていますが。羽田空港は陸の孤島状態空港なので、タクシー利用だと高額です。本来であれば、24時間、何かしらの公共交通があってしかるべきではと。実際、台湾桃園国際空港や香港国際空港へは、市内中心部から空港行きのバスが24時間運行しています。

【出発編】どうする!? 羽田空港超早朝出発便問題!

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今回、ひとりっPが利用したのは、タイガーエア台湾(以下、タイガーエア)です。

 
出発便は05:25発。羽田空港へは、モノレールの始発に乗っても、羽田空港第3ターミナル到着は05:12。京急の始発に乗っても、05:26到着。どちらもまったくハナシになりません。
 
前述のように、タクシーで行くという選択肢は、ひとりっP的にまったくナシ。ではどうするのか?
 
ズバリ、空港ビバーク一択です。

 
モノレールの終電で空港へ向かい、空港ターミナルビル内で一夜、というか、数時間を過ごして、早朝フライトに乗る作戦です。
 
そう、ひと晩ではないんですよ。ほんの数時間です。なので、全然苦ではないですね。空港LOVE! につき、むしろワクワクにまみれてビバークです〜〜!
 
超早朝便利用で台北に行くのはめちゃめちゃ久しぶりですが、じつは羽田空港ビバークはときどきやっているひとりっP。ビバーク歴は7〜8年以上! えっへん! 深夜の羽田事情にはかなーり詳しいですヨ〜〜!パンデミック中も含め、ずっとリアルウォッチしてきました! 今回の実体験&普段からのパトロール体験も踏まえて、詳細解説させていただきます! 
 
というわけで、やってきました、モノレールの始発=浜松町駅。現在、羽田空港行きの終電は、23:59発です←なんだこのシンデレラ便! チラホラいる乗客は、見た感じ、沿線の住人と思われる人、深夜便に乗る旅客、ひとりっPのように空港ビバークする旅客、の3パターンかと。

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羽田空港第3ターミナル到着は00:15。終電が行ったあとの空港第3ターミナル駅は、じきにシャッターが下りてクローズします。

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モノレール、京急ともに終電が終わった深夜0時台の羽田空港第3ターミナルビル(国際線専用ターミナルです)内。
 
深夜はターミナル全体の照明がうす暗くなっています。インフォメーションカウンターも無人で、電話によるオペレーター対応に。

発着便がいくらかあるので、人の動きはまあまああります。

まずはシャワールームへGO!

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さて、空港に着いて、ひとりっPがまず向かったのは、シャワールーム(有料)です。第3ターミナルでは2階到着ロビー奥にあります。
  
さすがに昨今の灼熱のトーキョーシティ。自宅を出る前にシャワーを浴びたのですが、深夜とはいえ、自宅→空港までの移動で汗をかいてしまい、ビバーク前にさっぱりしたい! となり、シャワーを浴びることに。
 
混み合っているときは待ち時間が60分を超えることもあるのですが、このときはラッキーにもすぐに利用できました。30分1500円です。トイレは個室内にはありません。
 
以前は同じフロアの別の場所にあったんですが、2020年に移転。が、じきにパンデミックが始まり、長らく休業。再開した当初はかなりの時短営業だったんですが、現在は元どおりの24時間営業になっています。
 
※ちなみに、第2ターミナルにもシャワールームがありますが、24時間営業ではありません(そもそも2タミは24時間オープンではありません)。第1ターミナルにはシャワールームはありません。

深夜の羽田空港ロビーにて、ビバーク場所を求めてパトロール!

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シャワーを浴びてさっぱりしたのち、ビバーク場所探しへ。
 
羽田空港は24時間空港なので、深夜早朝のフライト利用の旅客も多く、真夜中過ぎに空港の待合イスでビバークしている旅客が結構大勢いるんですよー。
 
ご覧のように、基本的に長イスのあいだには手すりが設置されているため(以前はなかったんですが、あるとき一斉に設置されました)、このイスに横になって寝るのはちょっとテクニックがいるんですよね。なので、外国人と思われる旅客の中には大胆に床に寝ている人も見かけます。

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3階出発ロビーの上、4階の江戸小路では、あちこちに置かれた赤い布がかけられたベンチが寝場所として大人気ですねー。深夜になる前の早めの時間に行かないとなかなかキープできません。
 
3タミの飲食店ですが、一時期は時短で深夜に開いている店はゼロ。22時以降は1階にあるローソンに行くしかない、てな状態だったこともありました。が、現在は、24時間オープンしている店もいくつか。ちなみに、2階到着ホールにあるタリーズは24時間営業です。レストラン&ショップリストと営業時間など詳細情報は、羽田空港の公式サイトにて確認できます。まだ完全に通常の営業時間に戻ったわけではなく、ときどき変更が出るので、最新情報は公式サイトが確実です(ちょっとばかり見づらいというか、以前はあった一目瞭然一覧リストの最新版がないので、イッキに探しづらいのが難点ですが)。

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2階到着ロビーの一角に、貴重な(!?)手すりナシのベンチがあり、ここもやはり人気のビバーク場所です。ただ、イスが壁にぴったりくっつけて置かれているので、座り寝するにはちょっと苦しいかと。
 
イスが置かれているところはほかにも多いのですが、人通りが多くて落ち着かない場所だったり、夜中のビバーク旅客が多くて、そもそも空いている席がなかなか見つけづらかったりしがちで、空港ビバーク時は、毎回、落ち着ける場所を探して三千里行脚です。
 
ビバーク用に好きな場所を選びたい放題な時間は、22時くらいまででしょうか。ひとりっPが今回利用したような終電での空港入りだと、やや争奪戦気味です。とくに週末は混み合いますね。

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各所をウロウロした結果、この夜、最終的にひとりっPがビバーク場所にロックオンしたのが、コチラです。
 
2階到着ロビーから、隣接している商業施設HANEDA AIRPORT GARDENへの通路に、待合イスが大量に置かれています。その中で、横一列にイスが置かれている一角(写真左側)に陣取りました。
 
というのは、ひさびさにビバークしてみてわかったことが↓
 
長イスに横にはならず、ネックピローを装着して座ったまま寝る派のひとりっPの場合、背中合わせでイスが置かれていると、背後のイスにいる人の気配が気になる or 最初は背後が空席でも、途中で人がやってきて座ると、振動や気配で目が覚める、などで、まったくリラックスできないんですよ。
 
ビバーク時は、背中合わせで置かれているイスは避ける←今回の教訓です。
 
ちなみに、一列、もしくは、背中合わせではなく並列でイスが置かれている場所は、ここ以外に、ターミナル内1階〜5階の数か所にあります。
 
寝坊が怖いので、できたら出発階のイスでビバークしたいのですが(チェックイン開始のアナウンスもよく聞こえるし、そもそもザワザワ動きのあるフロアなので寝過ごし防止になるかと思って)、やはりいちばん混んでいます。今回もそれであきらめました。
 
近くに電源があるかどうかも重要ポイントですね。
 
ちなみに×2、ひとりっPが横になって寝ないのは、セキュリティの観点からです。荷物の管理が甘くなる気がして。座り寝の場合は、貴重品の入ったバッグはお腹に抱え、その他のバッグはストラップに肘をとおして置き引きされないようにワキに抱え込んでいます。
 
ちなみに×3、羽田空港の出国前エリアは、時間帯を問わず常時、ほぼ3分おき(ひとりっP調べ)に警官or警備員が巡回パトロールしています。世界の中でもかなり安全な空港だとは思います。が、貴重品管理には気を使っています。今回は行きませんでしたが、ビバーク中にトイレに行く場合、貴重品はすべて持っていきます。
  
というわけで、最初は背中合わせイスにうっかり陣取ってしまい、しばらくはそこで寝ようとしていたんですが、「落ち着かない!」となり、新たなイスを探してうろうろ。ようやく安住の地を見つけた時点で深夜2時近くになっていました。
 
タイガーエアのチェックイン開始時刻まで1時間弱しかありませんが、ネックピローを装着して仮眠態勢に。

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早朝便に間に合うようにシャトルバスを出している、羽田空港近く(といっても、移動の所要時間は20〜30分ほどのホテルが多いようです)のホテルに前泊するというテもあります。
 
が。台北行き超早朝LCC便の場合、チェックイン手続きは午前3時ごろからスタートなので、ホテルをチェックアウトするのは深夜2時ごろ。と思うと、わざわざホテルに前泊しても、寝られる時間はほんの数時間。宿泊費に対してステイ時間が短すぎるので、ひとりっP的には選択肢には入らないですね。
 
羽田空港内 or 空港に隣接しているホテルもいくつかありますが(以前の羽田空港内ホテル宿泊体験記はコチラ →[前編][後編])、同じく寝られる時間は大して長くないので、これも自分の選択肢には入りません。
 
HANEDA AIRPORT GARDEN内にある天然温泉施設『泉天空の湯 羽田空港』でチェックイン時間まで温泉ステイするというテもあるのですが、ここは、深夜25時〜5時のあいだに施設を利用する場合、料金が4800円+深夜料金4000円=8800円になるので、だったら、普通のビジホに泊まったほうがよくないか?と思うので、これも選択肢には入りません。
  
そもそも、ひとりっP、どこででも寝られる体質なんですヨ。明るくても、うるさくても、まったく平気。眠気が勝つタイプです。というわけで、空港ビバークは大得意! 機内でもコテッと爆睡する体質です。

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タイガーエアのチェックインスタートは出発の2時間30分前から(公式サイトより)。
 
なので、スマホのアラームを2時48分にセットして寝ていたんですが、タイガーエア台北行きの搭乗手続きを開始のアナウンスが入ったのは、5分前倒しの2時50分でした。
 
ビバークしていた2階から出発ロビーのある3階へ。
 
まだ夜が明けておらず、フロアはひっそりしています。見回すと、Hカウンターにタイガーエアの表示が。

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近づいていったら、ひっそりした出発ロビーで、ここだけ人だかりが。
 
タイガーエアは、台北発便はオンラインチェックインができるんですが、羽田発はカウンターでのチェックインのみ。
 
自動チェックイン機を尻目に、みんな並んでいます。チェックインスタート前から並んでいた客も多いのではと。「いやー、これ、どれくらい時間かかるのかなあ?」と思いつつ並んでみたら、意外にもあれよあれよと列が進み。なんと10分ほどでチェックイン完了!  すばらしい!!!

ひとりっPが、この旅でタイガーエアを選んだ理由

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ひとりっP、今回は預け荷物ナシ、機内持ち込み手荷物オンリーでしたが、この機内持ち込み手荷物の重量制限が、タイガーエアは、なんと10kg!! なんですよ!!
 
大半のLCCは機内持ち込みは7kgまでなので、これはすっごいアドバンテージです。
  
2泊以上の旅には必ずPCを持参するひとりっPの場合、約2kgはPC関連で占められるので、上限7kgだと実質5kg。むーりー!! 
 
今回、ピーチ航空ではなくタイガーエアを選んだ理由は、航空券代がピーチよりも安かったこともありますが、持ち込み手荷物の重量制限10kgが最終的なキメ手になりました。
 
チェックイン時に手荷物の重量計測があり、ギリギリ9.2kg! フーー! よかった!
 
なぜ機内持ち込み荷物のみにしたかというと、ずばり、預け荷物代が往復分プラスされると、レガシー系エアラインとのチケットの値段差が縮まってしまうから。もともと台湾旅ではあまり買い物をしないし、2泊3日と短めの日程だし、タイガーエアの制限10kgならなんとかイケる? いや、いかせてみせる! というわけで、めちゃめちゃセンシティブに荷造りしました。1gを笑うものは1gに泣く! んですよ〜〜!

LCC旅の旅バッグたちはコチラです

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ひとりっPが今回のLCC旅に持参したバッグはこちらの3点です。すべて、ひとりっぷ×レスポートサックのコラボシリーズ。
 
左から、キャビン ボストン、ライアン トラベル トート、モバイル ショルダー バッグ、です。
 
機内持ち込み手荷物は2個までなので、搭乗&降機時は、モバイル ショルダー バッグはキャビン ボストン内へ収納。チェックを受けたバッグには紙タグがアタッチされます。タグが重量チェックを受けたアカシってことですね。

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タイガーエアの台北行きは、羽田空港にとって早朝時間帯の最初の便なんですね。なので、このカウンターだけがオープンしていて、旅客がいます。見ると、スタッフが多い! だから、サクサクとチェックインが進むのか、とナットク。

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というわけで、午前3時すぎに中央の保安検査場へ(向かって左側にも保安検査場もありますが、このときはクローズしていました)。ガラガラです。張られているテープの多さで、混むときの旅客のトグロの巻きっぷりがわかります。ひーーーーー! ひとりっPも、4か月くらい前に午前便利用で出国する際、ここが激コミで、40分以上並びましたヨーー! 超早朝便ビバ〜〜〜!!

羽田空港で円→台湾ドルへの両替をしてはいけません!!

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出国手続き後、目の前に両替カウンターがあるのが目に入ります。

が!!
 
ひとりっP、常々言っていますが、ドルとユーロ以外の通貨は、日本で両替をしてはいけません!!
めっちゃレートが悪いです!
 
とくに台湾は、世界でも少数派の、空港両替所(銀行です)の両替レートが市中と変わらない国です。現地で両替するべきです! だいじょうぶ! 安心してください! 基本的に国際空港では、飛行機が発着している時間帯は両替所はオープンしています。とくに台湾桃園空港は24時間空港なので、両替銀行窓口も24時間オープンしています。台湾到着後、空港のあちこちに両替窓口がありますから!
 
台湾入国前に台湾ドル、必要ですか!?? 必要ないですよね!? 
 
というわけで、羽田空港の両替所はスルーです。
 
ちなみに、この両替カウンターでの日本円→台湾ドルのレートは、1台湾ドル=5.74円でした。桃園空港到着後のレートとあとで比較しますよ〜〜〜!
 
ちなみに×2、羽田空港の両替カウンターは、それぞれでレートが違います。統一レートではありません。ドルやユーロを両替する際は、各カウンターのレートを確認の上でのご利用を強くおすすめします←それで大失敗した経験者ひとりっPです。羽田空港内にはいくつかの銀行と両替会社の両替カウンターがありますが、銀行のほうがレートがよいです。この円安時代、バカにならない差額が発生します。ご注意を〜〜!

午前3時の羽田空港出国後の様子

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出国後の免税店は、中央にあるTIAT DUTY FREE SHOP CENTRALのみ、午前3時時点でオープン。こちらのお店は24時間営業です。ほかの免税店はクローズしていました。

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出国後のフードコートは現在24時間営業となっています。ここもパンデミック以降ずっと時短営業だったんですが、ようやく通常の営業スタイルになりました。よかったよかった、、、!!!

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さて、出国した時点で、時刻は午前3時すぎ。便の出発は5時25分。搭乗まで約2時間あります。寝るに決まってますよね!
 
問題はどこで寝るのかということ。さっさと搭乗ゲートまで行って寝るのがノーマルだと思いますが、ひとりっPが向かうのは、クレジットカード会社がゴールドカード会員向けに設置しているラウンジ。利用航空会社に関係なくゴールドカード会員であれば利用可なので、LCC旅のときにはほんと助かっています。羽田空港第3ターミナルでは、出国後のセンターエリアにあるエスカレーターを上がった場所にあります。
 
ただし、ラウンジ内のドリンクは最低限のラインナップ。水、お茶、コーヒー、ジュース程度でフードはナシ。ただ、清潔だし、静かだし、トイレはあるし、もちろん電源もある。十分です。
 
ここのテーブル席に座って、スマホのアラームを4時30分にセット。突っ伏して爆睡しました。

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4時30分にアラームが鳴って起きたら、ラウンジの窓から見える滑走路が夜明けを迎えていました〜。あけぼのと飛行機。うつくしい、、、!

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タイガーエアの搭乗ゲートへ向かって歩いているときに、朝日が昇ってきました〜〜! うつくしい、、、!!! 時刻は4時45分。早朝発着フライトならではの光景に、眠気も飛んで、清々しいキモチに〜〜〜!

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こちら、搭乗ゲート付近にあるリラックスコーナーです。なるほど、このイスで寝るのもアリだなと。

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羽田からLCCで出発する際は、もっとも遠い140番台ゲートからしか出発したことがありません。
 
140番台ゲートは、中央の出国審査場からは距離で385m〜705mあるんですよ!! 早足で5〜10分以上かかる&最初の約300mには歩くエスカレーターもないので、ちょっと覚悟が必要なんですよね。
 
147番ゲートは、中ではもっとも近いゲートなので、「よかった〜〜」と思いながら4時45分に到着。

 
※もっとも遠いゲートは140&141番ゲートです。距離705m!!

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4時52分に搭乗開始。
 
LCCでは座席指定は有料オプションですが、ひとりっPは絶対に指定します。
羽田〜台北間のLCCでは、座席は左右に3席ずつの配列です。真ん中席になって窮屈な思いをするくらいなら、有料でも席指定したほうが断然快適! 選ぶのは、最後列付近の窓側席ですね。 
 
指定料金は後部エリアが最安です。小型の機材が多いLCCの場合、降機にはそんなに時間がかからないし、そもそも急いで降機したい理由はないし、むしろ搭乗は後方座席からスタートだし、より高い料金を払って前方席を取る意味ってほとんどないよね ← というのは、ひとりっPの個人的な意見ですが、台湾行きの場合、フライト時間も3時間程度なので、トイレにも行かないし、LCCなので食事も食べない。なので、迷わず窓からの眺めがよい後方窓席(翼の先が写真に写るのが好きなんですよ〜〜)を予約します。

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4年半ぶりのタイガーエア〜〜〜! 機材はA320。左右に3席ずつの配置です。

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キャビンボストンは、LCCの小型機材の頭上コンパートメントにも、すっぽりキレイに収まります。ふっふっふ! 満悦っP〜〜〜!
 
ちなみに、精密機器かつ高価なPCは、機内ではキャビンボストンから出して座席下に置くようにしています。

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気になるシートピッチですが、身長156cmのひとりっPで、こんな感じです。
 
おそらくですが、機材(A320)から推測すると、ピッチは71〜74cm。ANAやJALなどの場合は機材がB787やA350と大型なのもありピッチは84~86cmが標準なので、比べると約10〜15cmほど狭いです。
 
とはいえ、LCCに乗っていて、後ろの席の人から背もたれを押されたことはないので、相当ガタイのいい人以外は、膝は前の席に当たらないのではと。
 
そして、ひとりっPの場合、LCCは深夜便に乗ることがほとんどで、つまりほとんどずっと寝ているので、席の狭さが気になったことはないですね。

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窓の外を見ると、隣には香港エクスプレス〜〜!

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140番台ゲートからの早朝タキシングでは、だいたい毎回羽田空港第3ターミナルの前を通っていくので、毎回ワクワクです → というわけで、席は進行方向右の窓席をキープ。

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離陸は、5時45分。ほどなく富士山が。さすが、雪はほぼないですねえー。

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約2時間45分後(夏なので向かい風が弱いぶん、早いです!)、台湾桃園空港に着陸です。

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ををををーーーー!!!
 
約4年半ぶりの桃園空港ですが、やっぱ抜け感ハンパないーーーー!!! これは台北松山空港にはないキモチよさですねえ!!

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到着後、頭上の棚を見ると、キャビンボストンはこんな感じで収まっていました! ヨシ!

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今回、桃園空港内に入ってすぐ配られたのが、こちらのカード。前回(2024年2月)までの台北松山空港からの入国時には配られたことがないので、新しく始まった手順なのか、桃園では以前からやっているのか定かではないのですが、検疫識別カードですね。持ち込み禁止物の案内も表示されています。
 
これは、入国審査の手前で回収されました。

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入国後、到着ホールでまずやることは、両替。続いて、現地SIMカードの入手です。

桃園空港では、到着ホールの手前とホール内の両方にいくつかの銀行窓口があり、レートはどこもすべて同じです。市中銀行とも同じレートですが、市中銀行は、すべての銀行で外貨両替ができるわけではない&営業時間・曜日も限られるので、ひとりっPは毎回、空港で、滞在中に必要な金額+αを両替します。
 
両替手数料は、金額に関わらず1回につき30台湾ドルです。なので、もしもふたりっぷ以上のときは、まとめての両替がロスがなくてよいですよ〜〜。
  
そして、両替銀行窓口は複数あるので、一か所が混んでいるときは、さっさと別の窓口を探して、そちらで両替です。どの窓口も混んでいて待たされたなんてことは、約70回の渡台経験の中で一度もありません。

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はい! こちらがこの日の桃園空港での両替レートです。
 
1台湾ドル≒5.19円。
 
羽田空港の両替所では5.74円だったので、ぜんっぜん違います。
 
今回、5万円を両替したので、9633台湾ドル。手数料引かれて9603台湾ドルでした。羽田で両替していたら、8710台湾ドル。差額約900台湾ドル ≒ 5000円!! ひーーーーー!!
 
なにが大嫌いって、レートの悪い両替!
というひとりっP的には、これはもう自分が許せないレベル! ありえません!

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続いて、プリペイドSIMカードを購入。通信会社3社が並んでブースを設けていますが、どこも値段は同じです。
 
規定日数+1日が有効期限なので、滞在が4日間の場合は、3日間用SIM購入でOKです。カウンタスタッフに帰国日を言えば、適した日数のSIMカードを教えてくれます。うれしいことにデータ容量は無制限。5Gを選べば、いざというときのPCのデザリングもサクサクOKだし、旅行中ヘビーに使うGoogleマップもサクサク。なので、ひとりっPは5G派です。

今回、ひとりっPは、3日間(5G)500台湾ドル(4Gなら300台湾ドル)のSIMを購入しました。クレジットカードでの購入可能です(※香港やタイは、空港でのSIMカード購入は現金のみです)。
 
SIMカードのセッティングもやってくれます。カウンターのスタッフにスマホを渡したら、アッという間に完了! 
 
※たまに買ったSIMカードを自力でセッティングしなくてはいけない国(空港)があるんですが、結構面倒なんですよね。本人認証のための顔写真やパスポートのアップロードが必要だったり、認証コードを受け取って入力する必要があったり。やってもらえるに越したことはありません!
 

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桃園空港で毎回必ずチェックしちゃうのが、台湾セブンイレブンのオリジナルキャラクターOPENちゃんのイラストボード。空港ロビーB1Fにあるんですが、よーーくご覧ください。わかりますか?
 
台湾各地の観光地にいるOPENちゃんなんですよーーー!

見るたびに、きゃーーー! かわいい〜〜! あ、あそこ、ひとりっPも行ったヨ〜〜! あら、あそこも行ってみたいわ〜〜! と内心コーフンしています←バカ。
 
ちなみに、このイラストのある通路奥にコンビニがあります。

桃園空港→台北市内への移動方法は?

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桃園空港から台北市内へは、バス派のひとりっPです。
 
なぜならば。
 
電車のホームまでは、空港の到着ホールからやや歩く(バスは下の階に降りるだけ)。電車を1本逃すと15〜20分くらい待つ必要があり、意外にロスが出る(バスもタイミングによっては待ちますが)。空港電車の台北駅はかなり地下深くにあって、地上に出るまでにまたもやちょっと歩く必要がある(バスなら、当たり前ですが地上で乗り降りです)。バスルートは意外にほぼ渋滞しない。という事情から、最終的な市内までの所要時間は電車もバスもほぼ同じ(約50分)なんですよね。
 
とはいえ、パンデミック以前よりはバスの本数が減っていて、時間帯とタイミングによっては次のバスの発車が30分以上先ということもあると今回わかりました。なので、タイミングが合わない場合は電車に切り替えですね。

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ひとりっPが利用するのは桃園〜台北間の直通バスを走らせている国光バスです。
 
このときは、窓口で切符を購入しようとしたら、台北駅行きは25分後と言われ、ええーーーー! なら電車かな、と思ったんですが、「あ。そうだ!」と、「松山空港行きは何時に出ますか?」と聞いたら、なんと5分後と判明。松山空港は台北市内にあって、台北駅到着も松山空港到着も大差ないので、松山空港行きに乗ることに。

身軽な旅は、“いきあたりばったりっぷ” !

【羽田⇔台北】LCC深夜便の攻略法! 台の画像_43

約40分で台北市内に入ったのですが、このバス(1840番)、松山空港直通だと思っていたら、途中数か所のバス停に停車し始めるではないですか!
 
ええー!
ちょ、ちょっと待って! ならば松山空港まで乗らず、途中下車したほうがよくない??(松山空港は台北市内の北東の端にあるので) と慌ててGoogleマップで検討。
 
結局、民権東路と復興北路の交差点でバスを下車しました。おそらく次は終点松山空港かと思われましたが。ははは。
 
そのままバスを乗り継いでホテルへ行こうかと思ったんですが、あまりの灼熱っぷりに、思わず近くのカフェで休憩。そこからタクシーで、ひとりっP的台北のマストプレイス「梁記嘉義鶏肉飯」へ乗り付け、鶏肉飯を食べたのち、歩いてホテルへ向かったのでした。

  
いやー、手荷物だけだと(といっても、一般人よりは確実に多めですが)ほんっと身軽に動けますね〜〜! すばらしい!! これは、まさに、、、「いきあたりばったりっぷ」!! ←バカ。
 
調べたら、桃園空港〜台北市内間のバスは、やはりおそらく以前よりは減便していて(以前は時刻表を気にしたことはなかったですね)、時間帯によっては1時間に1本の場合もあると判明。次回からはあらかじめ時刻表(桃園空港HPにリンクあり)を確認してから利用します。
 
ちなみに、桃園空港〜台北駅間の国光バスは24時間運行です。すばらしい! 深夜早朝のフライトでも没問題ですよ〜〜! (電車の走っていない夜中〜早朝にかけては意外に便数が多いです。たぶんおそらく、発着便とリンクさせての運行なのではと推測)

【帰路編】深夜発帰国便への道! 台北市内→桃園空港へのアクセスどうする?

【羽田⇔台北】LCC深夜便の攻略法! 台の画像_44

帰りは、行きのプチすったもんだを教訓に、台北駅→桃園空港へのバス便、電車便の時刻をあらかじめ調べました。
 
20時半にホテルからタクシーで台北駅へ。電車に乗るつもりでいたんですが、思いのほか早く駅に到着。しかも国光バスの発着するバスターミナルが目の前。ちょうど20時40分発の桃園空港行きバスがあることはわかっていたので、そのままバスに乗り、空港へ向かいました。
 
この国光バスは、前述のように24時間運行しています。なので、電車が終了したあとも羽田空港と違って心配無用。超深夜や超早朝のフライトに乗る場合も、国光バスにて空港にアクセスできますよ〜! ただし、タイムテーブルの確認はお忘れなく!

【羽田⇔台北】LCC深夜便の攻略法! 台の画像_45

桃園空港第1ターミナル(LCCはだいたい1タミです)までは、所要45分。21時25分に到着しました。トイレに寄ったのちタイガーエアのチェックインカウンターに向かうと、長蛇の列。チェックインはスタートしていました。
 
台北→羽田便に関しては出発48時間前からインターネットチェックインが可能なので、ひとりっPは、あらかじめネットでチェックインを済ませていました。どうやらモバイル搭乗券も出るらしいんですが、なぜかそれは発券できず。どちらにしても、LCCの場合は必ずチェックインカウンターに立ち寄らなくてはいけないので、カウンターへ。
  
そうしたらば!
 
オンラインチェックイン済みの人のレーンは、預け荷物の有無に関わらず、1か所別に設けられていて、しかも預け荷物がない場合、めちゃくちゃ「アッ!」という間に手続き完了だったんです。パスポートチェックののち搭乗券発行。手荷物の計量もなく、手荷物タグをつけられただけで終了。所要1分くらいだったかと。長蛇の列を尻目に、ササーーーッと出国フロアへGO! です。
 
タイガーエア、行きも帰りも、手続きがめっちゃスムーズ! 時間のロスがないーーーー!
 
 

台湾桃園国際空港内の無料シャワールームについて

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保安検査場通過のあとは出国審査です。現在、台湾からの日本人の出国は自動化ゲート利用なので、めちゃくちゃ早いです。
 
出国後、ひとりっPにはミッションがありました。それは、桃園空港でシャワーを浴びること! 真夏の台湾旅で、LCC深夜便利用の場合は、ここ、めちゃポイントなんですよね。
 
なあんと、桃園空港には、出国後のエリアに無料のシャワールームがあるんですよー! 太っ腹! (逆に、出国前のエリアには無料有料ともにシャワールームはありません)
 
パンデミック以前に何度か利用したことがあるんですが、なにせ4年半ぶり。今でもあるのかどうか検索してみたら、ありました! 無料につき、場合によってはしばらく順番待ちすることもあります。というわけで、シャワー時間を見ての早めチェックインだったわけです。
 
シャワールームへは、出国審査場通過後、左右どちらへ歩いてもOK。この階段(左右にあります)を登ったフロアに無料の休憩スペースがあり、その奥に設けられています。

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階段を登ると、廊下が。シャワーマークのある左側スペースが休憩コーナーです。この廊下は、奥の反対側の階段につながっています。というわけで、左右どちら側からもこのシャワールームへはアクセスOKになっています。

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こちらが休憩スペースです。4年半ぶりですが、以前と変わってない〜〜!! かなり広くて、結構シャレたデザイン、なのに無料!?? 太っ腹すぎる! と毎回感心です。

 
飲食サービスはありませんが、電源は取れます。そして、冷房がめちゃめちゃきいていて、寒いです。
 
この左奥部分がシャワールームへの通路です。

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行ってみたら、並んでいる先客が2名。いちばん手前のシャワールームが空いているのに誰も入っていないので、前の女子に聞いたら、手前はバリアフリールーム。よく見たら車椅子マークがありました。
 
というわけで、3人目として並んだんですが、10分ほどで順番が来ました。よかった!

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シャワールーム内は、ものすごく清潔とは言えませんが、ドライヤーもあるし(ただしパワーは弱め)、トイレもついています。利用料無料だということを考えると、ナットクできるレベルかと。

ただ、床は全体に結構濡れているので、バッグを直置きするのは、むーりー!!!
 
フックはひとつあります。が、ひとりっPのバッグは2個。「ど、どうする!??」ってなときも、ひとりっPは慌てませんよーー! 常に持ち歩いているフックにもなるカラビナ〈HERO CLIP〉でドアノブにキャビンボストンを引っ掛けてクリアです。
 
備え付けられているのはシャンプーとボディシャンプーのみ、というのは知っていたので、分包のコンディショナーを持参していたんですが、な、なんと!!
 
わかりますか? シャンプーのディスペンサーが壊れてるーーーー!!! がーーーん!!
 
こういう事態に備えて、シャンプー&コンディショナーはセットでバッグインしておかないとダメなんだな、と反省。今後は、機内持ち込みしている歯ブラシセットにシャンプー&コンディショナー(分包)もインします!
 
とりあえず、仕方ないのでボディシャンプーで髪も洗い(→ギッシギシ!)、コンディショナーでなんとか誤魔化しました。ハハハ。
 
そして、ここ重要! 無料なので、タオル類はありません。販売もしていません。持参必須です。

桃園空港第1ターミナルの深夜の飲食店事情

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シャワーを浴びたあとは、休憩コーナーで充電しつつ、まったり。
 
じつは以前、シャワールームが混んでいたため、シャワーを浴びるのがギリギリになり、ゲートに向かうのが搭乗開始時刻になってしまったことがあります。とはいえ、徒歩5分くらいだし、間に合うだろうと思いつつゲートに向かったのですが、なんと搭乗開始が早まっていて、地上スタッフが最後の客になってしまったひとりっPを探しにきていて、ぎゃーーー!!! スタッフさんとふたりでめちゃ走った、ということが。以来、LCC利用時は、搭乗開始時刻10分前にはゲートに着いているようにしています。
 
ゲートへ向かう途中で、自販機を発見! パンデミック以前は、深夜便で日本へ帰国する際、桃園空港の出国後の自販機では水がことごとくSOLD OUTだったんですよ。LCCでは機内ドリンクが有料なので、「ちょっとーーー!! 改善希望!」と毎回思っていました。
 
なので、今回、自販機をチェックしてみたら、全商品、販売していました。フー、よかった! 
 
そして桃園空港第1ターミナルでは、出国後のエリアで深夜営業している飲食店はありません。カフェがかろうじて23時までオープンしています。1タミ発の深夜便利用時は、残念ながら桃園空港での食事はアテにしないほうがよいです。ひとりっPは毎回ギリギリまで台北市内で食いだおれているので、まったく没問題ですが。

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23時35分に搭乗開始。行きと同じく最後部エリアの窓席を予約していたので、さっさと乗り込みます。

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ふと見ると、ゲート待合スペースの上部の壁には、台湾夜市の壁画が。これ、以前はなかった、ような、、、???

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キャビンボストンも無事、座席上の棚に収納。

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帰りは、お隣のゲートにはチャイナエアライン機がいました。

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機内ではもちろん爆睡。アッという間の3時間のフライトで、早朝4時15分に羽田空港到着。羽田空港の朝焼け再び〜〜〜!!

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到着ゲートが行きと同じく140番台だったので、入国審査場までは結構歩かされましたが、入国用の通路にはほぼずっと歩くエスカレーターが設置されているので、出発時ほどの歩かされ感はないです。
 
入国審査はアッという間。預け荷物もないので、4時30分には到着ホールへ出てきました。
 
空港内も薄暗く、まだ電車もバスも動いていません。これから出発なのか到着後なのか不明ですが、ビバーク中と思われる旅客が結構います。モノレールの始発は5時18分なので、それまでは、再びのプチビバーク。出発時と同じイスに座って仮眠しました〜〜。
 
ちなみに、冒頭でご紹介したピーチエアの場合、羽田帰着が0時45分です。終電は終わっている時間帯なので、もしこの便に乗ったとしたら、ひとりっPは迷わず始発まで空港ビバークですね。

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ほんの30分程度のつもりが、ついつい7時すぎ近くまで仮眠してしまい、モノレールに乗ったのは7時30分すぎでした。ハハハ。でも、やってきたモノレールがLittle Twin Stars仕様車輌で朝からアゲ!!

台湾LCC旅の必須アイテムTOP3!!

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最後に、台湾LCC旅にあると便利! というか、ひとりっPがマストアイテムとして持参しているモノをご紹介します!
 
まず、速乾ファイバークロス製タオルサイズは40×80cm&重さ80g。薄くて軽いけれど、全身&髪まで拭けます。これは、最後に空港でシャワーを浴びるときに必要なので、持参しています。

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こちらは、ユニクロのカシミヤストール重さ100gの薄軽ハゴロモストールなんですが、さすがカシミヤ100%! めちゃ暖かいんですよー。LCCでは機内ブランケットは有料なので、忘れずに持参。ただ、今回は、機内はほとんど適温でした ← そんなこと初めてだったので、ちょっとびっくり!

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もうひとつ。LCC旅の必需品=スケールです。
 
重量制限にひっかからないよう、荷作り後には何度も計測します。現地で買ったお土産で帰りは重量が増えがちなので、帰りのバッグは、ほんとうに何回も量ります。なんなら、空港でチェックインカウンターに並ぶ前にも量ります。ハハハ。今回、チェックイン時に計測はされませんでしたが、帰りの荷物はひとりっP調べで9.8kgでした。ちなみに、このスケール自体の重さは70gです。
 
 
以上、最新台湾LCC旅報告でした!
 
ひとりっPのひさびさのLCC体験がみなさまのお役に立てたら幸いです〜〜〜!!
 
Have a nice LCCひとりっぷ!!!

ひとりっPプロフィール画像
ひとりっP

ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。

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