【『ローズウッド香港』ホテル詳細ガイド】天空ホテルに2泊3日こもりっぱなしの絶景48時間体験!

香港渡航回数190回超え。来年には200回!? かも!? なひとりっPです。
 
「香港でラグジュアリーホテルにこもりっぷステイ、長らくやってないなあ。ここはイッパツ、ひさびさ、やっちゃう!? やっちゃうか! もうホテルから一歩も出ないもんね!! えんえんヴィクトリアハーバー三昧だーーー!!」と決意。
 
というわけで選んだホテルは、九龍半島ハーバーフロントの『ROSEWOOD HONGKONG (ローズウッド香港) 』です。

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ローズウッド香港は、こちらの高層ビル。九龍半島の突端部分に建っていて、下にある特徴的な建物は、ショッピングモール『K11MUSEA』です。
 
このエリアにはかつては老舗のニューワールドホテルがあったのですが、再開発でクローズ。かなり長い間工事中でした(今回、ホテルのかたに聞いたら、なんと10年間工事をしていたそう! どおりで!!)。一帯の整備が終わって、ローズウッド香港がオープンしたのは2019年3月。「眺めが気になりすぎる〜〜! 絶対絶景のはず! 泊まってみたいなあ〜〜〜」と思っているうちにパンデミックが始まり、ペンディング案件となってしまっていたのでした。
 

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奥が香港島、手前右側が九龍半島側です。まさにその先端に建っているのがローズウッド香港。九龍半島突端のランドマーク的高層ビルですね。
 
ちなみに、香港国際空港へのランディング時にも、天候状況がよければ、上空からすぐに(え? ひとりっPだけ??)視認できます!

ご注意! メインエントランスは2階にあります!

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こちらがメインエントランス。ビルの2階に位置していて、車寄せもこちらになります。
 
じつはひとりっP、ここでちょっと失敗しました。
 
空港エキスプレスの九龍駅からタクシーでホテルに向かったんですが、「ローズウッドホテルまで」と言ったら、「は?? どこだそれ?」。
 
そんな予感&悪感はしていたので、即座に漢字で書いた住所とホテル名を見せたのですが、ドライバー氏はピンとこない様子。まあ、たいした距離ではないし、場所自体はわかりやすいし、と心配せずに乗っていたのですが、あれ? ホテルを通りすぎる?? と思ったら、タクシーが停まったのは、隣のショッピングモール『K11MUSEA』(以下、K11)のエントランス前! 「いやいや、ここじゃない、通りすぎてる。この後ろなんだけど」と主張するも、「後ろ側へ戻るにはここからぐるっと大回りする必要があるから無理だ」と言われ、それは確かにその通りだったので、しぶしぶラゲージを抱えてK11前で下車したひとりっP。
 
せっかくのラグジュアリーホテルなのにラゲージを引きずって到着なんて、トホホだよ、、、と歩き始めたのですが、ローズウッドのメインエントランスが2階にあるのを知らなかったので、かなーりウロウロ。じつは、ローズウッド香港に来るのは2回目だったんですが(以前はレストラン利用で来ました)、そのときもたどり着くのに苦労したことを思い出し、なんなんだよー、またかよー、とブツブツ。
 
ホテルビルディングの1階には、小さくてひっそりしたエントランスしかなく見つけづらい&エレベーターで上階に上がって、さらにいったん外に出て、と、めちゃくちゃ面倒。あとからわかったんですが、表通りからホテルに向かうには、K11の中を通るのがいちばんスムースなんですね。モール内にわかりやすくホテルへの案内表示があるし、ルートも比較的シンプル。モールのエスカレーターに乗れば、サクッとホテルのメインエントランス&レセプションフロアにたどり着けます。
 
で、着いてみて、「なんと! メインエントランスと車寄せは2階!! てか、ホテル自体が2階から上の展開だったのか!! どおりで1階にはなんにもないわけね!」と理解しました。

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と、初っ端からがっくり&ぜえぜえしつつ到着したひとりっPでしたが、エントランスから中に入って、「ふおおおおーーーーー!!!」
 
ロビーエリアのデザイン&意匠に、イッキに気分アゲ! ですよ。
 
館内のチャイニーズレストランを12時に予約していたので、11時45分ごろに到着したのですが、そのままお部屋に入れていただけました! さすがラグジュアリーホテル!!

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うわー、細部までめちゃめちゃ凝ってる! さすがラグジュアリー!! と、チェックインもそこそこにパパラッチスタート!

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客室階に上がり、エレベーターを降りたら、目の前のホールには、ひとり用ソファがいくつも配されていて、しかも、かなーり広い! エレベーター待ちだけじゃなくてライブラリーも兼ねてるのか? でも各フロアに設置するかな?? この空間に、あと3つ4つ客室作れるよ!?? と思ってスタッフのかたに聞いたら、なんと。

 
たとえば2人で泊まっている場合、電話が掛かってきたり掛けたりするときに、部屋の中ではなく外で通話したいなら、こちらでどうぞ、ということだそう。って、なんですか!? その気遣い!! たしかに、滞在中に一度、ここのソファに座って携帯で話している男性を見かけました。なるほどなあ。

グランドハーバービュールームのすべてをパパラッチ!

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部屋に入って、真っ先に目に飛び込んできたのが、この絶景ビュー!!!

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「うわーーー!!!」とマジで声に出しながら、窓に走り寄り、「ぎゃーーーー!!! なんじゃこのドローンビューな絶景っぷり!!! 天空か!!」
 
ホテルにこもりっぱなしどころか、部屋に引きこもりっぱなしになりたいくらいだよ! 一歩も出なくてもいいーーー!! と大感動!& 大コーフン!
 
(このあと、いったん予約していた館内レストランへ行き、ランチ。のち部屋に戻って、室内チェックスタートです)

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窓際のソファは超ロングタイプなので、そこで就寝でもまったく問題ナイ、てかむしろ大歓迎!! いやもう、ヘタしたら、ベッドをスルーしかねなかったですよ。
 
が。
 
このベッド、驚異的に寝心地がよいんですよ!!! カラダが喜ぶ感じというか、ストレスゼロというか。びっくりしました! 寝るのが大得意なひとりっP、なんならずーーっと寝ていたかった! が、寝ている場合じゃない。窓からハーバービュー観察しないと! と、部屋にいる間は基本的にずっとブルーのロングソファにゴロンとしていたという、、、 ← 残念無念!
 
え? カーテン?? 一度も一滴も下ろしませんでしたね。てか、存在に気づいていませんでした。よく見たら、たしかにカーテンありますね。ハハハ!

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ふと見ると、部屋の窓際両サイドの壁には鏡が。
 
部屋を広く見せるためかな?と思ったんですが、ソファに座ってみて判明! ソファから眼下のヴィクトリアハーバー&香港島側を観察しているときに、視線の反対側=自分の背後の九龍半島側の様子が鏡に映って、常時、窓から見える全エリアをエンジョイできるんですよ。なんだこのひとりっP得なしつらえ!! 

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部屋には、ソファがもうひとつ。ブリティッシュテイストのチェック柄です。
 
というように、ブルーが部屋のテーマカラーのようで、チェックにも、クッションにもブルーがオン。「このタイプのチェックのソファが置かれているってめずらしいな。なんだか、マイホームのような、、、」と思ったら、こちらのホテルのコンセプトのひとつが、“Coming Back Home” だと聞いて、めちゃめちゃナットク!
 
奥のキャビネットの中には、冷蔵庫、エスプレッソマシン、電気ケトル、カップ類などが入っています。

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ちなみに、エスプレッソマシンは電源につながった状態ですが、電気ケトルはそうではなく。コンセントを探したのですが、近くに見つからず。仕方なく、初日はベッドサイドのコンセントにつなげて使用したのですが、「そんなはずないよなあ、、、??」と思って翌日ホテルのかたに聞いたら、なんと、このキャビネットの上に置かれている絵のパネル(ひとつ前の写真をいま一度ご覧ください)の後ろにありました! き、気づかなかった、、、!

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エスプレッソマシン用コーヒーカプセルは3種類。ティーバッグはシンガポール発のTWG。この二つはコンプリメンタリーで、ほかのスナック類は有料です。

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キャビネット内には、タイのブルーフラワー柄のティーポット&ティーカップが! ひとりっP的にはちょっとしたサプライズ! 香港なのに!? とイッキに気分アゲ。即、TWGのティーバッグでお茶を入れてしまいました←というわけで、ケトルでお湯を沸かす必要があったんですヨ。

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ソファテーブルの上にはスウェードカバー(!!)のかかった本が2冊。なんだろう?と開いてみたら、1冊(オレンジ)はホテルのダイレクトリーで、もう1冊(ワインレッド)は、なんと、ローズウッド香港が編集作成したオリジナルの香港ガイド!! でした!

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壁の飾り棚に、開いた状態で置かれている本があることに気づいて、手に取って見てみたら、ザ・トラディショナル香港な光景を描いたイラストが詰まった1冊でした。うわー! どれも、ひとりっPも大好きな情景!! というわけで、滞在中、なんどもページを替えて飾ってしまいました。なんと、ローズウッド香港のオリジナルイラストブックだそう!!

バスルームもシャレていましたー!

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部屋の広さが53㎡だけあって、バスルームもかなり広いーーー!
 
モダンかつゴージャス。床の格子柄とタオルバスケットの格子柄がリンクしていますねー! 深さも大きさもたっぷりなモダンバスタブと、奥にシャワールームがあります。
 
こちらのバスタブ、このホテルに滞在したことのある友人から、「バスピローを借りたほうが絶対にいいから」と聞いていたので、ハウスキーピングに連絡して持ってきてもらいました。

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セッティングしたら、こんな感じに。って、たしかに頭が安定! 格段に快適になってびっくり! おかげでゆったりと半身浴できました〜〜! ありがとう〜マイフレンド〜〜!

 

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バスルームは大理石とミラーを多用していて、鏡の国のひとりっP的!

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なあんと、シンク(2つあります)が八角形!! 

 
シャレてるけど、めずらしい〜〜!! と思ったら、ローズウッド香港では、八角形がモチーフのひとつになっていて、多用されているとのこと。
 
と思って、注意して見てみたら、さりげなくあちこちに使われていて、「お! 八角形はっけーん!」とひとり発見ゲームを楽しんでしまいました。

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シャワールームのシャンプー類は、 VOTARY社製。初めて見た、と思って調べたら、イギリス発のスキンケアブランドでした。メイクアップアーチストが立ち上げたそうで、製品はすべて、動物由来原料不使用、動物実験も一切おこなっていない&メイドインUKとのこと。スモールブランドながらも、こだわりの製品が支持を集めていて人気のようです。へええーーー!

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ドライヤーはダイソンです。やっぱ乾くの速い〜〜〜!!

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ボディローションもVOTARY製。シダーウッド&ジャスミンのアロマティックな香りがステキ! これ、ミニサイズではなくて、フルサイズ! なんですよーー! チェックアウト時には、ありがたーくいただいてきました(2泊なので、ほぼ未使用に近い状態)。

部屋のディテールにも、こだわりが満載!

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あら? この壁紙、布?? と思ったら、なあんと、ロロ・ピアーナ! だそう!! ホテルの部屋に入ってすぐの部分の壁紙にロロ・ピアーナ!! 贅沢か!! (いやてか、ロロ・ピアーナって壁紙も作ってたんだ! 知らんかった! 不勉強すみません!)
 
部屋のテーマカラーであるブルー地にホワイトの格子柄です。

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部屋のセーフティボックスのキーが、タッチ式でした。ひとりっP、このタイプは初めて! 最新式はこうなっているんですねえ。

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こちら、なにかわかりますか?
 
なあんと、トイレ内の予備トイレットペーパーが入っているんです。こんなシャレた予備ペーパーの置き方、初めて見ましたヨ! 
 
そして、トイレの壁も、ロロ・ピアーナ!! 贅沢か!
 
ちなみに、トイレは温水洗浄機付き&フタも自動開閉します←香港ではかなりレアなんですよー。

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スリッパもめちゃ立派! なんだこのヘリンボーン柄! って、トイレットペーパー入れと同じ柄!? と思ったら、ホテルオーナーの好きな柄とのこと。ローズウッド香港の紋章刺繍入りです。ソールもしっかり厚いんですよ、このスリッパ!
 
ちなみに、バスローブの袖口にも、このヘリンボーン柄があしらわれていますー!

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そして、こちらの札にも感動。「客室内禁煙」の案内ミニボードが、わざわざウッド&レザーにエンボス加工!
 
普通はプラスチック製ですよ。でも、たしかに、この部屋にプラスチックボードは、まったく合わない! 
 
こちらのホテルのすっごいこだわりの美意識をいちばん感じたのは、じつはここです。まさに、神は細部に宿るですねえ。

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もうひとつ、ルームキーにもびっくり!
 
「え!? 四角い! 正方形!??」
 
こちらのカードキーは、女性の小さなバッグにもスムースに入るように、との考えで正方形になっているそう。そ、それは、、、とこれまた感心しかありませんヨー! たしかに、ポケットに入れるにしても、長方形よりはポケットからこぼれ落ちる心配が圧倒的にないわー、と気づきました!

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初日の夜、ホテル内で食事をして部屋に戻ったら、「あら!」。
 
ベッドサイドにかわいらしい小さな器が置かれていました。

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フタを開けると、中にはチョコレートが!
 
きゃーーー! こういうサービスって、アガりますよねえ!

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さっそくチョコレートを楽しみながら、部屋の照明を完全OFF!
 
ご覧ください〜〜〜! 1000万ドルの夜景(ひとりっP命名)が!! ギャーーーー!! 寝てる場合じゃなーーい!! 
 

というわけで、初日の夜は夜明けまで起きていたひとりっPです←ばか。
 

[昼編]絶景ハーバービュー劇場 from ローズウッド香港! イッキにお見せします!

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ひとりっP、旅支度には常に双眼鏡を入れています。結構頻繁に活躍してくれて、「持っててよかったー!」と思うことはしょっちゅうです。もちろん、今回の旅にとっては必需品! 天空ホテルから、遠くのあれこれ、下界のあれこれを観察する楽しさよ〜〜〜!!
 
というわけで、イッキにお見せします!
 
香港ヴィクトリアハーバー24時コレクション〜〜〜〜!

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ひとりっP、以前、リージェント香港(写真左下にちらっと見えています)のハーバービュールームにこもりっぷステイをしたことがありますが、あちらは高層ではないので、ビューのタイプがぜんっぜん違うんですよ。
 
しつっこいですが、まさにドローン目線! 立地の関係から、九龍半島側の先端も合わせて見渡せます。いま、ひとりっPはドローンPになった〜〜〜〜! 状態!
 
写真手前の九龍側には、スターフェリーピア、時計台、香港文化中心、香港芸術館、香港太空館などなどが見えます。メインの大通りはSalisbury Roadです。
  
ヴィクトリアハーバーをはさんで対岸が香港島側。ひときわ高層のビルはifcビルです。
 
香港は島が多く、遠くに大小いくつもの島が見えます。ちなみに、香港島の奥に見えている小さな島は、なんと刑務所島なんですよーーー。ひとりっPも、以前、離島へいくフェリーから見えたときに、何の島?と思ってGoogleマップをチェックして知ったんですが、いや、でも、なるほどですよね。

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奥が霞んでいるのは、スコールがきているから。雨のエリアがみるみる移動していくのもよくわかります。

ドラマチックなウェザー劇場が楽しめるのも、ほんとすばらしいーー!
 

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ひとりっPの大好物、ふたごスターフェリー!
 
行き帰り便がすれ違うときに並走しているように見えるんですが、それにめちゃくちゃコーフンするひとりっPです。ハハハ。
 
ちなみに、こちらは、チムサーチョイ〜湾仔間の便ですね。よく見ると、奥のフェリーピアに入っていくチムサーチョイ→中環便も! トリプルだーー!←ばか。

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ヴィクトリアピークのマンション群もズームで。よーく見ると、樹々のあいだに古いお屋敷も←っていうのがおもしろくって、双眼鏡はマストなんですよー。

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こちらも、思わず双眼鏡で確認しました。
 
正面奥に見えているのは、もしかしてディスカバリーベイでは!?? と気づいて、双眼鏡でガン見! やっぱりそうでした! 右には香港ディスニーランドがかろうじて見えています。

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そして、眼下も見逃せませんーー!
 
Salisbury Rd.を真上から見下ろせるなんて、そうそうないよね! とガン見! 
 
ひとりっPの大好物、英語と中国語が併記された道路表示が〜〜!! LOVE!!(バスにレーンを譲れ、ってのは初めて見たぞ!)

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ホテルからSalisbury Rd.をはさんだ向かいには、ちょっとした丘があるんですよ。Signal Hillというんですが、よくお年寄りがベンチや東屋でのんびりくつろいでいます。レンガ造りの塔はかつての船舶への信号塔。築100年以上の史跡です。
 
ここを上から見られるなんて! とこれまた感激! 次回香港パトロールのときには、ひさびさに再訪してみよう! と思ってみたり。

[夜編]絶景ハーバービュー劇場スタート!

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さて、香港天空絶景劇場、夜の部スタートです。
 
ひとりっP、基本的に、ヴィクトリアハーバーで毎夜20時から開催されるライトアップショー=シンフォニー・オブ・ライツのことは、あんまり評価していません。
 
すっごいスペクターキュラーはショーを期待していると、え??まじでこれ?? ってなります。いままで何十回も見ていますが(たまたまその時間にハーバー付近にいたり、スターフェリーに乗っていたりしたため)、そして、Sky100(香港最高地点にある展望デッキ)からも見てみましたが、「どこから見ても、いまひとつってことに大差ナシ!」との結論に(※あくまで個人の感想です)。
 
たぶん、ヴィクトリアハーバーの夜景がもともと1000万ドルだからだと思うんですよ。それが1050万ドルになっても、あんまり感動しないっていうか、、、。
 
が。

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ローズウッド香港の部屋から見た結果、「写真を撮るなら、ロースウッド香港からの場合限定で、映える。これはアリかも。ただし、ローズウッド香港からの撮影に限定ね!」という結論に達しました(※あくまで個人の意見です)。
 
ひとつ前の写真と比べてみてください。圧倒的にカラフルです。

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広告の照明も消えた23時すぎ、ふと見たら、「あ! 月だ!」。いつの間にか、太った半月がビクトリアピークの上に昇っています。

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月って動くの早いんですよね。みるみるうちに降りてきて、ifcビルに近づいてきます。このあとほどなく、月はピークの向こう側に消えていきました。

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月も沈んで、ハーバーもそろそろ眠りにつく時間です。23時40分ごろ、スターフェリーの最終便が中環のフェリーピアに入っていきます。今日も1日じゅう、ホントにお疲れ様でした!! とスターフェリーにココロの中で挨拶するひとりっP。
 
24時をすぎると、観覧車の明かりも消え、行き交う船もほとんどなくなり、ヴィクトリアハーバーは眠りに入ります。不夜城のイメージの香港ですが、ハーバーにはちゃんと静かな夜の時間帯があるんですよー。

もちろん、この絶景を前に寝ている場合じゃない、ていうか、貴重な夜中や早朝の光景、こんな機会じゃないと見られないし! と、徹夜で窓際ソファに座ってビューを堪能モードのひとりっP。いつハーバーが起きるのかなあ、と夜通し観察です。

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早朝4時半。まだ夜明け前ですが、小型の船が、スーーーッとハーバーを横断していきました。

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5時半すぎに、ようやくうっすら空が明るくなってきましたー。船の航行がすこーしだけ。スターフェリーはまだ動いていません。
 
今回、写真に撮り損なったんですが、なあんと、中環〜ランタオ島ディスカバリーベイ(大規模開発された高層マンションエリアです)間のフェリー(所要30分)は24時間運行しています。深夜帯は1時間に1便ですが、すごいですよね。離島暮らしでもなんの不自由もない!

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九龍半島側も、道路には車も人影もほとんどありません。

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6時ごろ。ようやくまあまあ明るくなってきました。まだ船舶の航行はほとんどありませんね。ピークには霧、というか、雲がかかっています。

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6時半すぎの香港島側のフェリーピア群。左から2番目のグリーンの屋根の桟橋がスターフェリーピアです。朝1便のスターフェリーが入っていく〜〜! こちらに向かってくる〜〜!
 
今日も1日、元気にがんばってーー! と、ココロの中でスターフェリーに朝のエールです。

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空がドラマチックです〜〜!

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おおっと! 日の出は部屋からは見えませんが、太陽が昇ってきたようで、香港島サイドのビルに反射しています。神々しい〜〜! ピークの雲も晴れましたーー!

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お天気の変化がめまぐるしかったこの日、7時半には再びの厚い雲が。ピークには再び雲がかぶっていますー。
 
この時間あたりから、香港島と離島を結ぶフェリーがバンバン動きだすので、ハーバーを行き交う船舶の数はイッキに増えてきますね。
 
というわけで、ひとりっPの観察はここまで。とりあえず1時間ほど仮眠しましたー!(極上の寝心地のベッドがもったいなすぎる、、、涙)

ホテル内各エリアからのビューもお見せします!

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ローズウッド香港内のレストランやマナークラブ(クラブルーム)などからの眺めも入れると、ほぼ360度の香港が堪能できます!
 
マナークラブからは香港島側だけではなく、九龍半島側の上からの眺めも楽しめました。
 
ヴィクトリアピークをはじめアップダウンが多く、上からの景色を眺めやすい香港島側と違って、九龍半島先端側はフラット。上からの景色を見られる場所はあまりないので、ちょっと、いや、かなりコーフンしてしまったひとりっPです。

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香港島中環〜金鐘〜湾仔にかけての摩天楼全景! 

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さらに左側、湾仔〜銅鑼湾にかけて。香港政府がここ何年も香港じゅうのウォーターフロントを再開発&整備しているんですが、こちらのエリアも、すっかりきれいになりました。

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右側が香港島・北角。左側手前と奥は九龍半島側です。ヴィクトリアハーバーはググッと蛇行しているんですよー(ぜひGoogleマップでご確認ください)。

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九龍半島東エリアの眺め。四角&平たい特徴的な建物は香港コロシアム。東京の日本武道館的な建物です。その奥には黃埔、九龍湾などの古くからの住宅エリアが。
 
まるでレゴで作ったかのような高層マンション群びっしり状態! しかもアップダウンがあるぶん、景色にリズムが出ているのが、ほんっとすばらしい! こんな絶景は、唯一無二!
 
というように、天空からの眺めが最高すぎて、「わらわは下界には降りとうない。天空にいたいのじゃ!」状態だったひとりっP。今回のこもりっぷは、コクーンステイというよりも、まさに天空ステイでした。言ったら、飛天っP!?
 
が、じつはステイ中に一度だけ、下界に降りる=外出をする予定があったんです。

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それはなにかと言うと、香港の大スター=アーロン・コック(郭富城)のコンサート!
 
会場は、ひとつ前の写真に写っている香港コロシアム! そう、ローズウッドから近い! というのもあって、今回のこもりっぷステイの日程を決めたんですよ。もちろんひとりで参戦&チケットはオンラインで発売日にゲット。便利な時代になりましたよねえ、、、しみじみ!!
  
じつは、出かける直前にシンフォニー・オブ・ライツが始まったことに気づき、あわてて部屋から撮影していたため、時間がギリギリに。当初はブラブラ散歩がてら歩いて行こうと思っていたんですが、やばい! こりゃタクシーだ!! とかなり焦って車寄せからタクシーに乗ったら、あーらびっくり! 乗り込んで5分で到着! ギリギリだー! とあわてていたのに、むしろめちゃ余裕。すばらしいなローズウッド香港!
 
収容人数約1万人の会場は、もちろん満席! たっぷり約2時間30分をエンジョイしましたー!
  
帰りは地下鉄利用でひと駅! どちらの駅も徒歩5分程度。ほんっとすばらしいですローズウッド香港! (たぶん香港コロシアムまでは徒歩でも15分程度かと思われます)
 

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さて、夜のホテル内はシックな照明に切り替わっています。ロビーエリアにはキャンドルがいくつも置かれていて、最初は「電池式だよね?」と思っていたんですが。

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気になったので、近づいていってみたらば。
 
なんと、リアルキャンドルでした!! ええーーーー! 結構大きいキャンドルなのに! とここでもびっくりですよ。

プールも180° ヴィクトリアハーバービュー!

【『ローズウッド香港』ホテル詳細ガイド】の画像_62

ローズウッド香港でひとりっPが大絶賛のスポットが、プールです。
 
ご覧のように、ヴィクトリアハーバーを一望のインフィニティプールなんですよ〜〜〜!
 
ハーバーの東側に向いていて、右側は香港島・北角、左側は九龍・黃埔、奥には旧啓徳空港跡地にできた客船ターミナル&九龍湾、観塘、油塘のマンション群が見えます。

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こちらのプール、カラーがシックなんですよね。プール=ブルーではない、黒に近いダークグリーン。ホテル全体のたたずまいとマッチしています。
 
長さも25m! かなり泳ぎガイあります! ホテルのコーナーにつくられているので、プールはほぼ全面ハーバービュー。奥には香港島側の摩天楼が見えます〜〜〜! もうもう、プールでも絶景三昧ですよ!!
 

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そして、ここのプールのなにに感動したって、このチェアです!
 
デッキチェアのマットレスが、めっちゃくちゃ寝心地がいいんですよ! 寝転んだ瞬間、「え??」と驚いたくらい。ひとりっP経験史上最高! もはやこれは天国! いや、さすがの天空ホテルというべき? いや、本気で、このデッキチェアに寝泊まりできる! と思いましたヨー!
 
ちなみに、ここは天井のあるエリアですが、完全オープンエアのデッキエリアもあります。

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インフィニティプールのエッジからの眺めです。は〜〜、飽きませんねえ。

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デッキチェアでくつろいでいると、またしてもみるみる雲が押し寄せてきて、スコールが!
 
ほんまにドラマチックやなあ〜〜と思いつつ、こちらは天井のあるエリアなので無問題。そのままのーんびりと香港ウェザー劇場を眺めて過ごしました。
 
ほんっと香港で一期一会なんですよねえ。どんな瞬間も見逃せないし、そのときにしか出会えない貴重な一瞬!
 
ひとつだけ残念なのは、プールのオープンが18時までなこと。夜景が楽しめないんですよ。早すぎないか?? と思って聞いたら、プールがイベントスペースに隣接していて、18時以降はイベントが開催されることが多く、ゲストのプライバシーのために18時クローズになっていると。なるほどー。でも、ほんと残念!

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プールのあとは、ロッカールームに併設されたジャクージ&スチームサウナへ。うわーー! ここもハーバービューだよ!! とジャクージにつかりながら満喫です。

今回は利用しませんでしたが、各種マシン完備のフィットネスルームもオールハーバービュー! あそこでランニングマシーンとか、間違いなくサイコーですよね。

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滞在2日目の日中には館内のスパ『ASANA 香港』を予約していました。スパに付属のジャクージ&サウナ&リラクセーションルームでのんびりするぞ、と、30分ほど早めに行って、チェックイン。

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貸し切り状態でジャクージをエンジョイしたあと、こちらのデイベッドでまったり。

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こちらがスパルームです。オール個室。そしてそして、プールサイドのデッキチェアに続いて、またしても! このベッドの寝心地が極上!! 天国か! な寝心地! もうひとりっPを春まで起こさないで!!状態(冬眠か!)。
 
部屋のベッドの寝心地といい、ローズウッド香港は、かなーり真剣に寝心地にこだわりがあると見ましたヨ!
 
受けた施術は、ボディアロママッサージ60分コース。要所要所でしっかりと圧をかけてくるセラピストさんで、なんだかタイマッサージっぽいような、、、と思っていたら、最後に「コップンカー」と言われ、あれ?? タイの人だったのかしら?? と思ったのですが、ぼーっとしていて確認せず。
 
とりま、カラダはすっきり&眠い〜〜(あたりまえだの睡眠1時間)、ほんとはまだこのベッドから下りたくない〜〜、というわけで、終了後もリラクセーションルームでハーブティーをいただきながら、しばしまったりしてしまいました。やっぱりホテルSPAっていいですねえ。終わったあとに、ちゃんと着替えて、外に出て帰る、ってことをしなくていい、ってサイコー!! ひとりっPは、アジアSPAは、やっぱりホテルSPA派です!

【『ローズウッド香港』ホテル詳細ガイド】の画像_71

スパASANAで「おお!」と思ったのが、コチラ。すべての水道の蛇口が、このデザインのバリエーションなんですよ。木と石モチーフ! シャレとるーー! 初めて見たーーー! ここにもホテルのこだわりが注入されていますねえ。
 
ちなみに、最終日の午前中、朝食後にプールへ向かったんですが、スパの受付スタッフのかたが気づいて(プールへはスパの前を通りすぎるのです)、「ハロー! Ms. Fukui、滞在はいかがですか?」と声を掛けてくれ、プチうれしかったひとりっPです。

朝食は、クラブルームにて。ラグジュアリーホテルならではの、勝手にコース仕立て

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ひとりっPがステイした部屋はグランドハーバービュールームで、57階にあるクラブルーム=マナークラブへのアクセスが含まれていました。
 
なんとマナークラブでは、朝食だけではなく、アフタヌーン軽食、ディナータイムまで、フード&ドリンクの提供があるんです。はっきり言って、レストランで食べる必要がないくらい! 3食込みも同然! こもりっぷステイ向きすぎる!! いや、香港だし、館内に気になるレストランがいくつもあるし、ほかに食べに行きましたけど、ほんとサイコーでした! (24時までオープンしているので、部屋からは見えない側の夜景チェックにも行きました! フフフ)
 
というわけで、朝食はこちらにて。ビュッフェとオーダーメニューがあるスタイルです。ちなみに、ひとりっPは、ラグジュアリーホテルのビュッフェ朝食では、ひとりでコース仕立てでいただきます。たっぷり食べるので、昼は食べません。というか食べられません。
 
まずはフルーツ&ヨーグルト。なんとレンブがあったので、迷わずチョイスです。
 

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こちらもビュッフェから、ベイクドベジタブルを。

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エッグベネディクトは、サーモン&ほうれんそうでオーダー。量が多かったらどうしよう、、、と思っていたんですが、ミニサイズ、かつ、ひとつでした。先日バンコクでこもりっぷしたときもそうでしたが、朝食のオーダーメニューは、わりと小ぶりに作られてサーブされるものなんですね。と学びました。
 
このあとはおかゆをいただき、さらにラストのパンへと進んでいきますー!

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で、パンタイムのときに感激したのが、このジャム!
 
わかりますか? アプリコットがただのアプリコットジャムではないんですー! 白茶(ホワイトティー)入り!! をををーーー! と思って、パンに塗ってみたら、さっぱりした味わいでおいしい〜〜!!
 
このジャム、どこのもの??? と思って聞いたら、ホテル内のパティスリー「Butterfly Patisserie」のオリジナル! でした! 
 
ジャム好きひとりっP、「このジャム、買って帰る!」と思ったのに、うっかり失念! ほかにもウエスト meets イーストなフレーバーがあるようで、次回の香港パトロール時には、じっくり選んで購入するつもりですー!

 

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初日は、ランチをチャイニーズレストランでわりと爆食いしたので、夜はマナークラブでの軽い食事くらいがちょうどよく、ディナーはこちらでいただきました。

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え? これで軽食?? と思われそうですが、ひとりっP的にはリッパな軽食です。
 
ヌードルバーがトンコツラーメンだったので、オーダーしてみたんですが、おいしかったですー。
 

館内チャイニーズレストラン『彤福軒』のランチはひとりにも優しかった!

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チェックイン日のランチに予約して出かけたのが、館内のチャイニーズレストラン『彤福軒 The Ragacy House』。高級ホテルのチャイニーズレストランはかなりハズレがないと思っているひとりっP。こちらのことはずっと気になっていたので、ホテルの予約と同時に彤福軒にも予約を入れました。
 
予備知識ナシで行ったのですが、おっとーーー! のハーバービュー!
 
店内を見渡してみたら、平日昼なのに店内はほぼほぼ満席です。ひとり客はひとりっPくらいでしたが。ハハハ。
 
ちなみに。ラグジュアリーホテル内のチャイニーズレストランなので、かしこまり感あるのかなあ、と思いつつ行ってみたんですが、そして、たしかに店内のしつらえはラグジュアリーなんですが、席に着いてほどなく、「おや!?」。
 
レストラン全体の雰囲気はびっくりするくらい、かしこまらなくて大丈夫感! サービススタッフのみなさんも、ていねいできちんとしていてプロフェッショナルなんですが、堅苦しさはなくて、ほどよくフレンドリー。へええええーーー、と内心感心してしまったひとりっPです。ひとり客もリラックスできてよいですねえ。

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やはり、ここはひとつ点心で、と思ったのですが、ひとりなので、そうそうたくさんは食べられないよねえ、と思ったら、点心は2個にできますよ(ひとつのセイロに普通は3個です)と言われ、まじか! ありがたい〜〜!! と3種類オーダー。お茶は鉄観音にしました。
 
そして、この茶器! こんな柄の茶器は初めて見た! と思って聞いたら、なんとこちらのお店のオリジナルオーダー品でした! 非売品だそうです←いちおう聞いてみた。

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初めてのチャイニーズレストラン(高級系)では、必ずチャーシューをオーダーすることにしているひとりっP。
 
聞いたら、ハーフサイズにできるとのことだったので、やった!とオーダー。
 
ジューシーだけどあぶらっぽすぎず、香ばしい〜〜〜! 
 
そして、さらにさらに感動したのが、付け合わせ!! ただの付け合わせとあなどってはいけません!
 
もともと、オーダーするときに、スタッフのかたから「添えられているイタリアンチリのピクルスがおいしいんですよ」と言われていたんですが、「イタリアンチリ?」とピンときていなかったひとりっP。
 
なるほど、これがイタリアンチリかあ、とひとくち食べて、「ぎょっ!!」。
 
絶品なんですよ!!! もちろん自家製。甘さと酸っぱさの絶妙なハーモニー! チリという名前ですが、辛さはまったくありません。思わず、販売していないのか聞いたんですが、売っていませんとの回答で、がっくり。次回来るときも、チャーシューのおいしさはもちろんですが、このイタリアンチリのピクルス食べたさで、絶対チャーシューをオーダーします!
 
このあと、デザートのお汁粉(中華薬膳デザートです)もいただいて、お腹はち切れ寸前で終了〜〜〜!
 
(というわけで、夜はマナークラブにて軽食、になりました)

館内インドレストラン『CHAAT』で感激した絶品インド料理をご紹介します!

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2日目のディナーは、インドレストラン『CHAAT』(チャート。ヒンディー語で「舐める」という意味で、ゲストに最後のひとくちまでおいしく味わってほしいという意味のネーミングだそうです)。
 
インド系の住民も多い香港では、インドレストランもあなどれません。ひとりっPもちょくちょくインドレストランに行きます。
 
じつは、こちらの店の評判を聞いて、以前に一度来たんですよ。やはりひとりだったので、いろいろ食べられるコースでオーダー。これが、ちょっと、いや、かなり量が多くて、途中で挫折しそうに。最初は「おいし〜〜〜!」と食べていたんですが、半分すぎたあたりからは正直やや苦行になってしまったという、、、。
 
というハナシを香港人の友人にしたら、「ええーーー!!? あそこ、かなりおいしいのに!!??」とものっすごーーく驚かれたので、リベンジせねば! 次回はアラカルトでオーダーだ! と思っての、ようやく再訪です。
 
このあと、アーロン・コックのコンサートが控えていたので、17時に予約を入れていました。

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今回は、苦行にならないようにするぞ! と決意。スタッフの女性に相談しつつ、オーダーを決定。
 
こちらは、Palak Patte Ke Chaat。なんとウッタルプラデーシュのストリートフードだそう。自分では全然候補に入れていなかったんですが、彼女のおすすめでオーダーしてみたんですよ。
 
最初は、あら、お皿がカラフル! と思ったんですが、違いました。ぐるぐるの柄はソースだったんですーー! 
 
このソースをからめながらいただくんですが、あらやだ! ホントにおいしい!! ほうれんそうとポテトを使った、言ったらコロモのないコロッケのような食感で、ほろほろと崩れます。これに、ソースやチャツネをつけていただくんですが、うんまーーーー!!! 散らされているザクロの実もいい仕事してるー! これはここんちの必食メニューだわ! と、すすめてくれた彼女に感謝です。
 
ちなみにちなみに、アミューズで出てくるパパドに添えられたチャツネが、かなーりおいしい! もちろん自家製とのこと。ときどきメニューにプラスしてみると、おいしさ倍増〜〜! いやー、やっぱ神は細部に宿ってますねえ!

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じつは、ほかに2品オーダーしていて、かなりお腹の余裕がなくなってきていたんですが、ついつい、Old Dehli Butter ChickenもオーダーしてしまったひとりっP ← 学習していない!
 
こちらは、やっぱりさすがに食べきれず(←学習しろ)。スタッフ女性が、「持ち帰りますか?」と言ってくれたので、普通ならいりませんと答えるところなんですが、そうだよなあ、同じホテル内に滞在しているし、と持ち帰りをお願いしたんですよ。
 
で、翌朝、食べてみたらば、「うっ、うんまーーーい! なんじゃこりゃーーー!!」
 
前日夜に満腹気味で食べたときよりも、はるかにおいしい! 冷めていてもほんとにおいしい!! びっくりですヨ!  
 
次回は、ちゃんと自制して、適量をオーダーします!
 
※あとの2品は、Lehsumi Sarmon Tikka(サーモンのタンドーリ焼)とBurrata Corn Palak(ほうれん草とブッラータチーズのカレー。辛くないです)。どちらも絶品でしたーーー!! って、やっぱ頼み過ぎ!??? ですよね。ハハハ。

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さすがにデザートにたどり着く余裕はなかったのですが、マサラチャイだけは根性でオーダー。
 
なんと、目の前で高い位置からグラスに注いでくれる本格スタイルでサーブされ、というわけで、グラスの中のチャイは泡泡〜〜! お腹ははち切れそうでしたが、気分はめちゃアゲ!!
 
しかも、ノーマルなあっまーーいマサラチャイよりも甘さが微妙に控えめで(甘くないわけではない)、ナイスなチャイでした〜〜!

館内レストラン&バーは全部で12軒!

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こちらは、オールデイダイニングの 『Holt's Café』。
  
なんと、茶餐廳(香港式喫茶店兼ファミリーレストラン)をテーマにデザインされているそうで、たしかに!! こんなオシャレな茶餐廳、見たことないわーーー! と、茶餐廳LOVE! なひとりっP、感激! 今回は利用する時間がなかったのですが、次回きっと!

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こちらは、オールデイラウンジの『The Butterfly Room』。イスが! シェル型! ラブリーすぎるーーー!! こちらも時間がなく利用できず。アフタヌーンティーをそのうち必ずや!

そして、ひとりっPはお酒が飲めないので、BARというところには縁がないのですが、ローズウッド香港のBARの名前が『Darkside』ということに気づいて、なんでダークサイド?? ゴッサムシティか!? と気になり聞いてみたらば。
 
かつての香港では、富裕層はみんな香港島サイドに住んでいて、九龍半島サイドは低所得層が暮らすエリアで灯りも暗く、そのため九龍半島側はダークサイドと呼ばれていたそうで(ひとりっP、これは知りませんでした。勉強になります!)。もちろん時代が移り、今では九龍サイドも大発展しているのですが、そんな歴史の流れを経て今の発展を築いた九龍サイドへの愛を込めてのネーミングとの説明に、なるほどーー! 九龍半島フロントに位置するランドマーク的ホテルとしての矜持を感じました。
 
レストラン&バーは合わせて12軒もあるので、ほかにはイタリアン、アメリカングリル&スモーク、スペインタパスなどなど、このホテル1軒で食の万国博覧会か!??状態。全部制覇するには2泊3日では到底ムーリーー! またの機会に!!

泊まって実感した『ローズウッド香港』の魅力とは

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チェックアウト時、ロビーに立っている女性が昨日も同じルックでいたことに気づき、あれ? もしかして、とレセプションで聞いたら、なんとやはりホテルのスタッフのかたと判明!
 
いや、服装が制服に見えなくないですか? 前日見かけたときは、おしゃれなオフィスルックだなあ、なにかの会合の待ち合わせ中なのかしら? と思ったんですよ。なんとこちらが制服だそうです! たしかに、同じ服装の女性がロビーのあちら側にもいらっしゃいます。ひええーーー! シャレすぎてる!!
 
この “感じ” が、まさに「ローズウッド香港」なんだなあ、と最後の最後にナットクです。

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ローズウッド香港でいちばん強く感じたこと。
 
めちゃめちゃラグジュアリーで、めちゃめちゃこだわりが細部まで詰まったホテルなんだけど、レセプションでもレストランでもスパでも、どこでもスタッフのみなさんは基本的にフレンドリー。でも、慣れ慣れしいわけではなく、きっちりとしていて、節度はある。堅苦しくはなくて、コミュニケーションしていて気持ちがいい。絶妙なんですよ。ゲストへの接客姿勢に、ひとりひとりのキャラクターが感じられるというか、スタッフの顔が見える感じというか。客室数400超えのホテルなのに、これはすばらしいな! とひたすら感心。
 
なんだかんだ言って、ホテルは結局は「人」ってことだよなあ、としみじみ再認識しました。ひとりっPが某デスティネーションでよく泊まるホテルのひとつは、レセプションスタッフはそっけないんですが、部屋の清掃に来てくれるスタッフ女性が全員めちゃめちゃ感じがよくて、印象爆アゲ!「これならこのホテルは安心! 信用できる!」と何度もリピートしているくらい。

滞在の最後、ホテルから出発する手段を気遣ってくれたコンシェルジュのニッキー氏(めちゃ明るい!)に見送られながら、またしてもそれを感じて、ローズウッド香港をあとにしたひとりっPでした。
 
 
旅を愛するみなさま、機会があればぜひぜひ、香港のラグジュアリーホテルでこもりっぷ、いかがですか〜〜??
 
「香港について、もっといろいろ知りたい」「最近の香港事情が気になる」というかたには、ぜひ、絶賛発売中の『ひとりっぷ6〜香港の推し111編〜』(集英社刊)をご覧いただければと思います! パンデミック後の最新香港情報も満載。ひとりっPが香港に190回も通っている111の理由を熱く詰め込んだ1冊です!!
 
⚫︎ローズウッド香港のGoogleマップはこちら

ひとりっPプロフィール画像
ひとりっP

ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。

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