バンコクで「猫と一緒にカヌークルーズ」を体験&大興奮! スワンナプーム空港近くにある宿で楽しんできました〜!

絶賛発売中の『ひとりっぷ7〜タイは何度でも行け!編〜』からの抜粋で、まだ日本ではほとんど知られていない、バンコク近郊=スワンナプーム空港近くの激オシスポットをご紹介します!

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「スワンナプーム空港近くの運河沿いの古い市場に、猫とカヌーに乗れるカフェ宿があるんだって」と、ひとりっPが超猫族なのを知っているタイ人の友人が教えてくれ、2泊でGOすることに!
 
その市場=フアタケー オールドマーケットは100年以上の歴史がある市場。市場の端にある、カフェ併設のゲストハウス「Si Yaek Huatakhe Cafe & Guesthouse」(シー イェーク フアタケー カフェ&ゲストハウス)の宿泊客は、毎日夕方に宿が出すカヌーに同乗できます。

猫とカヌークルーズできる宿「Si Yaek Huatakhe Cafe & Guesthouse」へ

Si Yaek Huatakhe Cafe & GuesthouseのオーナーPaoさん フアタケーオールドマーケット

こちらが、Si Yaek Huatakhe Cafe & GuesthouseのオーナーPaoさん。カヌーで水路のゴミ回収ボランティアを始めたのが7年前。飼い猫たちが乗りたそうにしているので乗せてみたのが始まりだそう。
 
「'22年にタイの人気YouTuberが宿泊。猫カヌーに同乗したいというので乗せたら、彼女の動画がバズって、以来、お客を乗せるようになりました」

猫カヌーに乗ってみた!

猫とカヌー  フアタケーオールドマーケット

猫カヌークルーズは1時間ほど。漕ぐのはカフェのスタッフです。 
 
当初、この猫カヌークルーズの情報を聞いたときは、てっきりカフェに、わらわらにゃんこたちがいるんだと思っていたら、違いました(ちょっとがっくり)。みんな、普段はカフェ近くにあるPaoさんの自宅にいて、カヌーが出る時間になると、キャリーに入れられてカヌー乗り場にやってくるんですよ。

paoさんの飼い猫   フアタケーオールドマーケット

Paoさんの飼い猫は9匹(全員保護猫)。うちカヌーに乗るコは8匹だそうで、この日は7匹がクルーズに参加していました。

paoさんの飼い猫 フアタケーオールドマーケット

ちなみに、このキジトラのコは、カヌーの舳先に立つと、なんとうれションをするクセが! ひとりっP、2回やられました(涙)。

猫とカヌー  フアタケーオールドマーケット

肩乗り好きのコもいます。救命胴衣がちょうどよい按配らしく、ストッと飛び乗ってきます。至福〜〜〜!

猫とカヌー  フアタケーオールドマーケット

にゃんこちゃんたちは、カヌー上では水面がめちゃ気になるらしく、カヌー間を軽々と飛び移ってはウロウロ←平衡感覚!
 
どのコもめちゃめちゃ人馴れしていますが、カヌー上では人には興味はなく、完全に水面に夢中なんですよね。なので、ほとんど人にはかまってくれません。肩に乗るのも、単に高い位置から水面を見たいだけかと。あははは〜〜〜! さすが猫さま!

paoさんの飼い猫  フアタケーオールドマーケット

カヌーは宿泊客は無料ですが、「部屋数のわりに、お客が多いな、、、??」と思ったら、空きがあれば宿泊客以外でも300バーツで乗船できると聞き、なるほど! 乗船代はいくつかの保護猫団体に寄付しているそうです。
 
ひとりっPは2泊したので、もちろん2日とも猫カヌーに乗りました〜〜!

ヘソ天黒猫ちゃんもいます〜!

フアタケーオールドマーケット

カヌーには乗らないこちらのクロネコちゃんのみ、普段はカフェにいます。かなりがっしりした巨大猫ちゃんなんですが、Paoさんがゆーっくり撫でると催眠術にかかったかのようにヘソ天で静止! おもしろすぎる〜〜〜!!

Si Yaek Huatakhe のカフェと宿について

Si Yaek Huatakhe のカフェラテ  フアタケーオールドマーケット

カフェでの運河を眺めながらののんびりタイムも最高〜! フードメニューもあります。ひとりっP、2泊しましたが、ゆるゆる過ごすには足りなかった!! 3〜4泊してのんびりステイしたい! と思いました。
 
こちらのゲストハウスは、カフェとしても大人気で、タイ人のお客でにぎわっています。
 

Si Yaek Huatakhe のホテル  フアタケーオールドマーケット

部屋は、こちらのカフェ棟の2階に3部屋(バス&トイレ共同。運河ビューテラス付き)、すぐ近くの別棟に2部屋(バス&トイレ付き。ビューはナシ)あります。
 
カフェ棟は、カフェのすぐ上で運河に面しているので、ほんっとーにリラクシングな滞在ができるかと。ただ、バス&トイレが共同(1階にあります)なのと、ご覧のように、少し部屋が傾いているんですよ。それが気になるかたは、カフェ棟から徒歩1分ほどの場所にある別棟をおすすめします。

Si Yaek Huatakhe のベッドルーム フアタケーオールドマーケット

こちらは、ひとりっPが泊まった別棟です。運河に面してはいないのでビューはありませんが、窓とごくごく小さいテラスがあります。
 

カフェ棟も別棟も素泊まりのみで、朝食はついていません。土曜日の宿泊は不可です。予約はAirbnbにて。
 
ちなみに、こちらのカフェの営業は土日は9:00〜19:00、平日は10:00〜19:00。もっと早い時間に朝食を食べたい場合は、市場内に早くからオープンしている食堂がいくつかあります。そして、夜は、ほとんどの店が18:00までにはクローズ。フアタケー オールドマーケット内で19時以降に営業している店は、ひとりっPがパトロールしてみた限りでは1軒だけでした。そこで食べるか、早めに夕食をとるか、徒歩すぐの運河を渡ったエリアは繁華街につき数軒レストランがあるので、そちらで食べるか、になります。 

フアタケー オールドマーケットについて

運河沿いの路地 フアタケーオールドマーケット

運河沿いの路地の左右にはカフェやレストラン、駄菓子屋などが並んでいます。土日のみオープンの店も多く、平日は人も少なくて、のーんびりした雰囲気。
 

Si Yaek Huatakhe のカフェ  フアタケーオールドマーケット

と思ったら、フアタケーは、近くに大きな学校がいくつかあるので、平日の放課後は学生さんで大賑わい! なんですねーー! 

Paoさん曰く、「フアタケーは2013年に大きな火事があって7ブロックが焼けてしまった。そのときにコミュニティで話し合って、それまで多かった出稼ぎミャンマー人向けの安宿をやめて、違う方向でいこうということに。自分が最初にカフェとレストランをオープンしたんだけど、そのころはフアタケーは死んでいた。今のようになったのはここ5〜6年くらいだね」。
 
なるほどーーー!! 勉強になります!

フアタケー オールドマーケットへのアクセス方法

フアタケーと運河 フアタケーオールドマーケット

矢印のあたりがスワンナプームへの着陸時に見えるフアタケー&運河。
 
スワンナプーム空港からはタクシーやGrabで約20分、200バーツほど。バンコク市内からは、同じく車利用でのアクセスのほか、ホアランポーン駅発の快速列車で約45分、各駅停車で70分ほどのHua Takhe駅利用で来る方法もあります。電車代は激安ですが、フアタケー駅からは1.3kmほどあります。

 フアタケー オールドマーケット

運河にかかるフアタケーへの橋。車でアクセスする場合は、この手前の駐車場での下車、徒歩約5分です。
 
ご覧のように、フアタケー内の通路にはバイクはOK。ときどきゆるっと通過していきます。 
 
フアタケー オールドマーケットには、バンコク市内から日帰りで来ることも全然できます。タイ人のお客の大半は日帰りですね。ほかにも、例えば、日本帰国便が夜便の場合、早めに空港へ行き、チェックインor荷物を預けて、Grabやタクシーでここまで来て、オールドマーケット&猫カヌーを楽しむ作戦もアリです。
 
が、ひとりっPはあえてのステイをすることで、タイの伝統的な水辺の暮らしに触れることができて、ほんとうに興味深かったです。2泊したので、フアタケータウンをうろうろパトロール。「へええーーー!」な発見&体験だらけ! ほんっとに水路が縦横無尽なんですよーー!

ひとりっぷ7書影

『ひとりっぷ7〜タイは何度でも行け!編〜』には、ご紹介した猫カヌー宿以外にも、こんなタイがあったんだ!?な、ひとりっPが実際に体験したタイ旅が満載です。
 
渡タイ回数60回超えのひとりっPが推す、“何度でも行きたくなるタイ” がてんこもり!
 
書籍版、電子版ともに絶賛発売中です! ご一読いただけたら、うれしいです!  
 
この本を読んで、ぜひぜひみなさまも、Have a nice タイひとりっぷ〜〜〜!!
 
 
※Si Yaek Huatakhe Cafe & Guesthouse のgoogleマップはこちら

ひとりっPプロフィール画像
ひとりっP

ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。

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