「ア、アレ??」
「うそでしょーーーー!??」
「まじ!??」
「どゆことーーー!?? 早く言ってよーー!!」
という具合に、旅のあいだじゅう、大小取り混ぜ、なにかとトラップが多かった!
やっぱり慣れないデスティネーションへの旅では、事件(!?)に遭遇しがちですよね。
トラベルの語源はトラブル(ひとりっP’s 旅の格言より)。
ひとりっPの実体験が、みなさまの旅のお役に立てればと思い、遭遇した8つの落とし穴(大小アリ)について、旅の時系列に沿って、ご報告させていただきますー!
1:LCC深夜便(ピーチ航空)利用時の落とし穴
ソウル旅は、同僚と一緒の計4人の女子旅でした。が、全員フライトも日程もバラバラ、ホテルは同じですが、1人1部屋。ひとりっぷ×4旅だったんです。
4人中、ひとりっPだけが、LCC深夜便利用での渡航でした。
羽田空港深夜02:10発のピーチ航空。韓国仁川空港行きです。浜松町駅発最終の羽田空港行きモノレールに乗り込み、羽田空港第3ターミナルへ向かいます。
最終のモノレールは、毎度のことながら、かなり空いています。
今回の旅のラゲージ&バッグ一式がこちら。
ひとりっP、LCC利用の場合は、日帰りor1泊2日程度の弾丸日程だと、手荷物オンリーの小荷物旅にします。が、今回は3泊5日の旅程。液体物も買うかもだし、そもそもいろいろ買い物する可能性大。心置きなくバイイングに精を出すためにも、預け荷物1個(ピーチ航空の場合は20kgまでOK)アリのチケットを購入していました。
なので、大は小を兼ねる。100ℓの特大ラゲージに、機内持ち込みのひとりっぷ×レスポートサックを2個、の布陣です(特大ラゲージは、さすがに行きは中身に余裕アリアリ。預け入れ時の重さは12kgでした)。
「チェックインには時間がかかる!」
0:20にピーチのカウンターに着いてみたら!
なんと長蛇の列でびっくり!! 最終のモノレールで来たと思われる客はひとりっPだけ。みなさん、もっと早くから並んでいたようで、ひとりっPは列の最後尾に。「これ、どれくらい時間かかるのかなあ、、、」。毎度のことながら、LCCはオンラインチェックインを導入していない&自動チェックイン機が使えないエアラインが多いので、そこが面倒といえば面倒ですねー。そのぶんが価格に反映されているというのはわかっていますが、、、
結局、チェックインが終わったのは、0:48! 30分近くかかってしまいました。ひとりっP、LCC各社の羽田発深夜便をいろいろ経験していますが、ここまでチェックインに時間がかかったのは初めてです。
このあと、出国前に羽田空港のシャワールーム(到着階にあります)でシャワーを浴び、出国したのが、01:30。搭乗開始が01:45だったので、結構ギリギリ。ピーチの深夜ソウル便はチェックインに時間がかかる。終電で空港に向かうと(=約2時間前到着)、搭乗まであまり余裕はないと考えたほうがいい。というのが今回の教訓ですね。
【余談①】ピーチのソウル便、日本人客は、手荷物オンリー、というか、普段っぽすぎる乗客が多い! 「え?渋谷にお出かけですか?」ってな感じの、ちょっとそこまで感しかないんですよ。なんなら見送りですか?的な。
台湾や香港行きだと、たとえLCC利用で手荷物のみだとしても、もうちょっと「旅」感のあるバッグを持っているお客が多いんですが、さすがソウル行き! 「あなた、毎週通ってますね? でもって、日帰りですね?」っぽいお客多数! ほんっとーにデイリーなバッグしか持ってない。っていうのが、なかなか面白かったです。 こんな真剣な特大ラゲージ持ってるのは、ひとりっPくらいだったような、、、
「“ピーチ航空はリクライニングしない”説の真相」
機内に乗り込んでみたら、やはりのLCC。ご覧のように、シートピッチ、狭っ!! 身長156cmのひとりっPなので問題はありませんが、大柄の人だと、ちょっとばかり厳しそうです。
さらには、なんと!
「リクライニングしない!!?」
そもそも座席がリクライニングしないんですよ! 機内でも、その旨のアナウンスがあり、びっくり! 以前、「ピーチはリクライニングしない」というウワサを聞いたことがあり。でも、「いや、台北行きは座席倒れたよ?? ガセでは??」と、ずっと疑問だったんですが、このことかーー!!と。
でも、ほんの2時間だからか、別に気になりませんでした。と思って調べたら、ピーチ航空の座席リクライニングは、機材の種類によって異なると判明!
最新鋭機(A320neoなど)ではリクライニング機能がない。ただし、もともと座席の背もたれが15度傾いた「プレリクライニングシート」が採用されていると!!
リクライニングしないのではなく、あらかじめいくらかリクライニングしている!!
どおりで気にならなかったはずだ! 15度は、エコノミークラスとしては平均的な角度です。いや、ちゃんとそれ言って! 一部で誤解されていて、ソンしていますよね?? ちなみに、従来機のA320の場合はリクライニングするそうです。なるほど。以前乗った台北行きは従来機だったのか。そして、ピーチ航空のサイトによると、現在は、羽田発の国際線便はすべてA320neo機。つまりすべてプレリクライニングってことです。
あと、CAさんのシートベルトチェックがなかなか厳格な印象でした。ゆるみのないように締めてくださいとの個別指導の声がひんぱんに聞こえ、ひとりっPの隣の席のお客は、ベルトがねじれてると指摘され、直すように言われていました。
2:韓国入国時の落とし穴
04:30に仁川国際空港に着陸。もちろんまだ夜は明けていません。
04:40に降機後、シャトルトレインにて移動し、さらに結構歩かされました。この遠さはバンコク・スワンナプーム空港並みだなと思いつつ、入国審査場にたどり着いたのが、04:55。
「入国申告は紙? 電子?」
韓国の入国申告書をピックアップして、列に並びます。
早朝5時前なのに、かなりの混雑ぶり。結局、審査終了までに30分かかりました。長っ!
ちなみに、この入国申告は、韓国到着3日前から電子申告(e-Arrival Card)もできます←と聞いていたので、羽田で飛行機に搭乗してからドアクローズまでのあいだに、「いまのうちにやってみるか」とスマホでの申告にトライ。ちまちまと入力していたのですが(結構面倒くさい)、韓国の連絡先についての記入欄で、「え!?? ホテルの住所!?? 必ず詳しく?!! 名前じゃダメなの!?? いまちょっと調べてる時間なーーい!!(もうドアクローズだし)」となり、断念。もーいい! 仁川着いたら紙で申告する!と思っていたんですよ。
結局、入国審査に30分並んだので、ぜんっぜん紙での申告で問題ありませんでした。てか、紙のほうが記入終了までの時間が短いと思います。
そして、連絡先住所記入欄ですが、裏面の説明を見たら、ホテルはホテル名でOKと書いてあるーーー!! 「必ず詳しく作成してください」って説明、必要!??
もちろん電子申告の場合も、ホテル名でOKだそうです(経験者の友人談)。早く言ってーーー!! タイの電子渡航認証(TDAC)の場合、ホテルだとしても住所を選択記入する必要があるので、韓国もそのパターンなのかと思ってしまいましたヨ。
※韓国入国時に紙の入国カードも利用可能なのは、2025年12月31日までとなっています。
※韓国の事前電子渡航認証(K-ETA)は、2025年12月31日までは日本国籍保有者は免除対象となっています。
(以上は、2025年8月28日時点の情報です)
「入国審査時に問題発生!」
入国審査の際にひとりっPが並んだブース&隣り合っているブースの係官は二人とも女性で、ヘアメイク&制服も相まって、なにやらクール系KPOPスターのような雰囲気!
「ぬお! さ、さすが韓国!」と感心してしまいました←バカ??
そして、ここでプチ問題発生!
入国審査時に両人差し指の指紋スキャンがあるんですが、なんと、、、、↓
ひとりっP、羽田に向かう直前に包丁でうっかり右の人差し指の先を切ってしまい、バンソーコーを貼り付けていたんですよ、、、!!(この写真では見えていませんが、血も滲んでいました)
え、、、っと、これ、ダメだよね?? どどどどーしたら、、、!???と、KPOPな係官に右の人差し指を見せたら、親指でやるようにと言われ。
あ、なるほど、と、右だけ親指にしようとしたら、「両方親指で」←そりゃそうか。ハハハ。両親指をスキャナーに置き、無事通過できました。
(しかし、これ、全部の指をスキャンする国の場合はどうなるんでしょうか??と気になっています)
3:仁川空港到着ホールの落とし穴
着陸したのが04:30。降機が04:40。入国審査の列に並んだのが04:55。審査終了が05:25。荷物をピックアップして到着ホールに出てきたのは、05:35でした。
バスに乗るらしき到着旅客も大勢いましたが、外は夜が明けたばかりだし、ホテルに到着したところで部屋には入れないし、店も開いていないし。というわけで、ひとりっPは、もともと8〜9時ごろまでは空港で軽くビバークするつもりでいたんですよ。
が。
「到着ホールのイスの大半は木のベンチ!」
な、なんと、仁川空港到着ホールの椅子は、大半がご覧のような、木のベンチ型!!
「ね、寝られないじゃん!!!!」
「いやてか、そもそもゆっくり休めないし!」
こんなに椅子が不親切な国際空港、ひとりっPの数々の旅経験の中でも初めてで、かなりびっくり!
どこかにちゃんと背もたれのある椅子はないのか???とパトロールに出たところ、、、
あったーー! ありました!! しばらく歩いた先に、普通の待合イスコーナーが。よ、よかった、、、!!
いやしかし、圧倒的多数なのは木のベンチ型。なんでや、、、、!???
というわけで、ただでさえ少ない背もたれ付きの椅子なのに、いや、だからこそか、ひとりで2〜3シートを占有してがっつり横になって寝ている旅客もわりといて、「おおーーーん!!」。
なんとか空いているシートを見つけてビバーク態勢に入れたのは、6時30分。防犯のためバッグふたつをクリップでコネクトしつつ、カートに足を乗せて、爆睡→8時には起きるつもりが9時近くまで寝こけてしまいました。ハハハ。機内で2時間弱寝ただけだし、眠くってーーー。
ちなみに、仁川空港T1の到着ホールの飲食店は、いまひとつアガらない感じのラインナップで、がっくり。どこにも入らずでした。
4:仁川空港→ソウル市内へのバス移動の落とし穴
椅子での仮眠→9時近くに起きて、さて、市内中心部へ移動だな、となり。
滞在先の東大門のホテルにもっとも近いバス停で降ろしてくれるバス会社とバス停を教えてもらおうと、有人カウンターへ。結果、ホテルから徒歩3分のバス停に停まるバスは出発が45分後(!)で、10分ほど歩くバス停に停まるバスは出発が25分後と判明。
「空港〜ソウル市内間のバスは、運行がそこまで頻繁ではない」
「意外に、バスの頻度が低い!」と、ここが最初の落とし穴。先にバスの時間を調べた上で仮眠すべきだった!と後悔しつつ、さらに45分待つのはありえないと、25分後のバスに乗ることにして、チケットを購入。
バスに乗り込んだ途端、ほぼ気絶状態で爆睡してしまったひとりっP。下車地点まで1時間ちょっとくらいかなー?と思ってアラームをかけていたんですが、1時間時点では全然到着の気配ナシ。1時間半時点でも、ナシ。結局、東大門のバス停についたのは、仁川空港を出発してから2時間後!! 11:30すぎ!
「時間帯によっては、激しく渋滞することもある」
寝てたからよくわからないけど、仁川って、そんなに遠いんだったっけ??と疑問だったんですが、韓国人の友人に聞いたら、「うーーん、ちょっとそれはかかりすぎかも。渋滞していたんじゃないかな?」とのこと。
どうやら朝の通勤渋滞にハマったのではと思われ。その前にソウル市内に入るべきでした。その後の滞在中に、ソウルは渋滞がなかなか激しいことがわかったのもあり(バンコクほどではないけれど、東京よりは激しい、という印象)、「せっかく早朝に着いたなら、市内へは渋滞する前の早めの時間帯に移動するのが吉!」というのも落とし穴でした。
5:地図の落とし穴! 韓国ではGoogleマップをアテにできません!
韓国リピーターのあいだでは常識なんだと思いますが、10年ぶりの韓国だったひとりっP、今回の旅を決めるまで知りませんでした。
韓国では、なんと、Googleマップをアテにできません。
どういうことかというと、国家安全保障上の理由から、Googleマップの機能が制限されているんです。
ソウルでも、Googleマップを見ることはできました。が、距離や徒歩&車移動のルート、所要時間検索などのナビゲーション機能が提供されていないんですよ!
電車やバス移動のルート検索はできますが(正確かどうかはわかりません)、単純な2地点間の距離や、徒歩や車で移動した場合の所要時間がわからない。そうなってくると、リアルな距離感がつかめないってことに今回気づきました。これ、結構困りますね。ただでさえじつは広いソウルなのに、行きたい場所が今いる場所からどれくらい離れているのかがわからない。となると、なんとなく五里霧中感というか、、、。ちなみに、日本で韓国のGoogleマップを見ても同じです。知らんかったーーー!
「韓国独自のマップアプリ利用が必須!」
そんな韓国には、独自のマップアプリがいくつかあり、みなさん、それらを使っているんですね。
ひとりっPはNAVERマップアプリ(日本語表示もOK)をあらかじめDLしていたんですが、操作に慣れていないためGoogleマップほどはサクサクと使いこなせず。あと、Googleマップでは表示されるのに、NAVERマップには表示されない店があったり、その逆もあったり。もーー、めっちゃ不便でした。
韓国人の友人と、現地在住の知り合いに聞いたら、ふたりともNAVERを愛用しているとのことなので、次回はNAVERを使いこなして、リベンジだー! と思っています。
(※韓国人にはKAKAOマップも人気だそうです)
「マップは地形表示モードで」
もうひとつ。ソウルってアップダウンがめちゃめちゃ多い街なんですね。なので、マップを見ながら徒歩移動する際に、「あ、あれ?? 想定外にかなりの上り坂、、、」ってなことがしょっちゅう。ソウル駅付近ですら、かなりのアップダウンがあってびっくり。
マップを3D地形表示にすることと、歩きやすいシューズで行くのはマスト! だと思いました。
6:ソウル地下鉄の落とし穴
ソウルでは、地下鉄で移動の際、思ったよりも時間がかかる。意外に路線が迂回ルートのことが多いから?? ということには、10年前から気づいてはいました。そして今回も、やっぱり地下鉄移動は思ってる以上に時間がかかるな、と再認識していたんですが、それだけではない思わぬ落とし穴がありました。
「要注意! 地下鉄には、路線によっては急行と各駅停車がある!」
なんと、各駅停車と急行の2種類が走っている路線があるんですよ!! しかも複数!
ひとりっP&同僚は、そんな落とし穴があるとはまったく知らず、やってきた電車にそのまま乗ってしまい。
「あれーー?? なかなか降りる駅にならなくない?」と薄っすら思い始め→「いや! おかしい! もう何個めの駅よ!??」「いや、いま、なんか駅を通過した!??」となり→検索して発覚! 「うそ! 各駅と急行があるですとーーー!??」
降りたい駅が、各駅電車しか停まらない駅だったのに急行に乗ってしまっていたんです。おかげで、引き返すハメに。急行2駅分行きすぎていて、各駅で引き返してきたので、結構時間がかかりました。トホホ、、、
ひとりっP&同僚1名が落とし穴にハマったのは9号線なんですが、ChatGPTによれば、9号線の急行電車は、「急行表示が明瞭で間違えにくい路線」との解説が。えええ!?? そうか?!? ひとりっP&同僚は、ぜんっぜんわかりませんでしたが???
車内での、「この電車は急行」との英語表示も英語アナウンスもなかった、と思うんですが、検索すると、「ある」との情報もあり、真偽はちょっと不明です。
さらには、気を付けていたつもりだったのに、翌日も同じ失敗をやらかしてしまいました。ってくらい、わかりにくい印象でしたけど、、、???!
とギモンしかなかったので、さらに検索してみたら。
「地下鉄移動そのものに、思ったよりも時間がかかる」
どうやら駅のホームの電光掲示板に、次に来る電車が各駅停車なのか急行なのかの表示が出るらしいんですが、な、なんとハングルのみ!らしく!
ただ、“急行”(ハングル表記)は赤色、“各駅”(ハングル表記)は緑色で表示されるようです。いやそれ、ハングル読めない外国人には、カラー表示=急行or各駅を表しているということを知ってないとわかんないし! 急行の場合は、電光掲示板の下のほうに小さくExp.っていう表記も出ているようですが、それも急行があると知っていないと気づかないかと。
なんで英語でもデカデカ表示してくれないのか?? その不親切ぶりがナゾすぎる、、、ブツブツ、、、と自分の下調べの不備を棚に上げてブーブー。でも、理解したので、次回からは失敗しませんよーー!
ちなみに、地下鉄主要路線では、1号・4号・9号線に急行があります。みなさまもお気をつけください。
そんな、乗り間違えたりという落とし穴や、複数路線が交差する乗り換え駅の場合、駅自体がかなり大きくて乗るまでにも時間がかかるし、乗り換えにも時間がかかるという落とし穴も。
やっぱり地下鉄移動は思ったよりもかなり時間がかかる(ひとりっPの感覚では想定の2倍)と心得ておかねば、というのも今回の教訓です。
7:ソウル市内→仁川空港へのリムジンバスの落とし穴
じつは、最初の1泊は東大門のホテルだったんですが、2&3泊目は江南にあるホテルでした。
で、ここから帰国時に仁川空港へ向かうにはどうするのがいいのかなー?と調べたら、ホテルのすぐ向かい側に仁川行きのリムジンバス6703番のバス停があるとわかり。ホテル側も、仁川へ向かうお客には、そのバス停を案内していました。
仁川までは、ほぼ1時間に1本。最終は18時37分。所要時間は2時間と出ていて、ホテルでもそのように言われました。
「来る時は、東大門まで、たぶん渋滞にハマったから2時間かかったけど、帰りも2時間かかるの??」と疑問だったんですが、ホテルの人も2時間と言ってたから、そうなのか? 江南から仁川は、そんなに遠いのか??と思いつつ、ピーチ航空の羽田行きが22:35発なので、最終の18:37発のバスに乗ればちょうどいいよね、と判断。
バスが早めに来て置いていかれたら困るので、15分前にはバス停に。
なんと、バスはめちゃめちゃ定刻に来ました。で、乗っている間、今度は起きていたので、逐一チェックしていたんですが、バスが停留所に早めに到着した場合は、定刻まで待機したうえでの発車なんですよ。すばらしい!
が、そうこうするうちに、ひとりっP、気づいたんです。
「このバス、、、ルートが変じゃね???」
「一部が循環ルートのため、乗り場次第で無駄に所要時間がかかってしまう」
仁川空港とは逆方向へどんどん進んで行くんですよ。高速に乗るため??とも思ったんですが、どうも違う! で、乗り込んで20分すぎたあたりから、うっすらと、「もしかして、、、、」と思い始め、30分経過した時点で「やっぱり!!」
江南から仁川への空港リムジンバス6703番は、ルートがちょっと特殊でした。仁川〜江南エリア入り口まではダイレクトにノンストップで走ります。なのですが、江南エリア内は、ぐるっと円を描くようにいろんなホテル前のバス停に寄りながら走る循環ルートになっているんです。
ひとりっPが乗車したバス停は、循環ルートのほぼスタート地点。うっかりそこから乗り込んでしまったため、1時間近く江南内をぐるーーーっと回ったのち、江南エリアの西端にあるフォーポインツ バイ シェラトン ソウル カンナムホテル(以下、シェラトン)前のバス停にて時間調整で約10分停車。からの、いよいよ仁川空港へ向けて発車、という走行順ということが、シェラトン前に停車した時点で判明!!
そして、ひとりっPが滞在していたホテルからシェラトンまでは、距離にして約1.5km、タクシー利用なら5分!! なんですよ!! そこが大ショック! 要は出発から1時間は無駄にぐるぐる走って、結局元のホテルの近くに戻ってきたってこと! だったら、滞在ホテルからシェラトンまでタクシーで来て、ここから乗車したほうが全然よかった! ! 1時間無駄にした!! この1時間があれば、おいしい夕食食べられたのにーーー!! と、ほんっと地団駄ですよ。
というわけで、シェラトンを出発したのが定刻の19:42。仁川空港T1に到着したのが、20:35。直行なら約55分!!ですよ!! 無駄に2時間かかってしまったという、、、(涙)!
二度とこんな失敗はしないぞーーー!!
それにしても、滞在ホテルのクチコミに、「仁川行きリムジンバスのバス停がすぐ近くなので便利です」っていうのが何件かあったんですよ。なんでみんなムダに2時間乗るという事実をスルーしてるんだ!??? タクシーで5分(料金はUberで500〜600円程度)のシェラトン前のバス停からなら1時間かかんないし!
仁川から来る場合は、循環ルートのスタート地点寄りなので、渋滞がなければおそらく所要1時間ほどなんだと思いますが、帰りは所要時間が倍になることがなぜ気にならない!??
「時は金なり! 旅先での時間は、金で買えるなら買え!」(ひとりっP's 旅の格言より)
江南に滞在で仁川空港との間をリムジンバス6703番にて移動の際は、循環ルートで時間を無駄にしないよう、利用するバス停を吟味すべきなんだな、というのが学びでした。
8:仁川空港出国後の落とし穴
仁川空港での羽田行きチェックインカウンターも、2時間前時点でそこそこの行列に。帰国時は、チェックイン終了まで約20分かかりました。
この時点で21:00。即出国です。
出国時は、基本的には自動化ゲートなのですが、ひとりっPは何回トライしてもエラーに。最終的には有人カウンターへ行けと言われて、ようやく通過できたんですが、ハタ! と。自動化ゲートでは人差し指の指紋認証があったんですよ。すでに右人差し指のバンソーコーは外していたので、両人差し指でトライしたんですが、もしかして、入国時は親指だったせいでエラーだったのか!?? と思ってみたり、、、???
そんなこんなで、ようやく出国完了。「お腹空いた、、、最後のおいしいコリアンフードを食べるぞーー!」と思ったんですが、ここにも落とし穴が!
「ピーチ航空の搭乗ゲートは離れた場所にあり、空港内レストランに立ち寄りづらい」
なんと、ピーチの搭乗ゲートは、電車に乗っていかねばならないサテライトゲートなんですよ。はっきり言って遠い。そういえば到着時に電車移動があったのはそのせいか! と今更ですが気付きました。
さらには、21:00時点で開いているコリアンフードレストランの位置が、サテライト行きの電車乗り場を通り過ぎたずっと先にあり、そのレストランへ立ち寄るには、かなり時間のロスが発生すると判明。まじかーーー!!!
搭乗開始時間まで1時間を切っているので、ちょっと危険だなと判断。時短かつルートに無駄なく立ち寄れるのはスタバくらいしかなく、「韓国フードを食べたかったけど仕方ない」と、スタバに入りました。
仕方なく、ではありましたが、いざ入ってみたら思ったよりもシャレたスタバで、ちょっと気分アゲ。
バジルトマトクリームチーズベーグルとオレンジジュースをオーダー。温めますか?と聞かれて、「ん?? クリームチーズなのに??」と思ったのですが、そう聞かれたからには温めたほうがおいしいってことか??と、お願いしました。
渡された紙袋には、なにやらハングルでメッセージが。Google翻訳で見てみたら、「おやすみなさい」← ほっこり〜〜!
なのですが。
このクリームチーズベーグル、ちょっと不思議な味付けで。うっすらと甘いんですよ。バジルトマトなのに! しかも、「やっぱ、これを温めるって、ナゾ」←ベーグルはいい感じになったと思いますが、クリームチーズも一緒に温められてしまうのがイマイチな、、、。うすら甘さとも相まって、違和感が最後まで拭えず。韓国最後の食事が残念なモノになってしまったのでした、、、がっくり。
こちらが、ピーチの搭乗ゲートです。117番。仁川のターミナル1では、ゲート番号101〜132がサテライトターミナルにありますね。
シャトルトレインでの移動が必要で、出国後の移動時間がそのぶんかかることを念頭に置いてターミナル内での買い物や食事をしないと、慌てるハメになるので、要注意です。
とくにLCCは、時間内にやってこない乗客をアナウンスで探したり、待ったりは一切ナシ! 容赦なく置いていきますから!
【おまけ】羽田空港に深夜帰着の場合、どうする?
【おまけ】ピーチ航空の仁川発羽田行きは、仁川空港22:35発→羽田空港00:55着。当然、羽田からの電車は終了しています。
どうするか?
ハイ、ひとりっPはもちろん、得意の空港ビバークです。空港近隣のホテルに泊まったりはしませんよー! ほんの4時間ほどで始発だし、もったいなすぎる。そんなことをするくらいなら、普通の時間帯に飛ぶレガシー系エアに乗ります。
というわけで、このときも、まず有料シャワールームでシャワー後(¥1500/30分)、到着階にあるイスにて仮眠。からの朝8時台のモノレールに乗り、そのまま出勤しました(ラゲージは宅配便にて発送)。
ひとりっPの同僚が遭遇した落とし穴についてのご報告
というわけで、初心者には想定外な落とし穴がちょいちょいあるソウル旅。
ひとりっPの数々の失敗が、みなさまのお役に立てたら幸いです〜〜〜!
Have a nice 韓国ひとりっぷーーーー!!!!
【余談②】5月末のソウルではあちこちで薔薇が咲きまくっていて、見かけるたびに激写〜〜!! 人家はもちろん、ビルの生垣や街角のちょっとしたミニミニスペースにもモリモリと満開! こんなに薔薇のある街だったっけ??と思い、韓国人の友人に聞いたら、「そういえば、昔よりも増えたかもしれない。公共の場所に関しては、あえて薔薇を植えるようにしているのかも」との返答。ふむふむ。
もしやソウル市の花が薔薇とかとか?? と調べたら、ムクゲでした。しかも、ソウル市の花というだけではなく、韓国の国花でもあるそう! へええーーー! 真夏から初秋にかけてがシーズンなので、日本もそうですが、韓国でもきっと現在絶賛咲きまくり中ですねー。
【余談③】今回の旅メンバーのうち、1泊2日のスケジュールだったので先に帰国の途についた同僚から、「帰りのANA便(金浦→羽田の夜便)が機材不良で欠航(翌日に遅延)になって、出国した状態で金浦空港にまだいる」とのLINEがきて、「ええーーーっ!」。
結局その日はANAが用意した仁川空港近くのホテルにステイ(ホテル代はもちろん不要)となったんですが、かなりの時間金浦空港に足止めになり。再入国→ホテルにチェックインできたのは、夜中すぎ!! ホテルにはマジで寝るだけの滞在で、翌日昼過ぎ出発で帰国していきました。
彼女いわく、「たとえ1泊2日だとしても、下着は1日分余分に持っていくべき。スキンケアも同様。語学は重要(英語でよいから、危機的状況で慌てない程度には)。充電池など携帯周りを充実させとけ。最後はまわりの人との情報交換」との金言が。
やっぱり、トラベルの語源はトラブル! by ひとりっP!