NYから現地レポート! 新型「iPad Pro」の魅力とは? vol.71

ニューヨークから、こんにちは! 先月に続いて、再びAppleの発表会にお邪魔しています。「iPhone」が刷新されたばかりなのに、今度は何が出るのかしら……!と期待を胸にやってまいりました。


今回の会場は、The Brooklyn Academy Of Musicという、ブルックリンにある劇場。建物にはイベント限りのペイントとアップルマークがあしらわれていました。


発表されたのは、お仕事にもプライベートにも大活躍してくれること間違いなしの、「iPad Pro」と「MacBook Air」、そして「Mac mini」の3つ。発表会後のハンズオンでさっそく、触ってきました!

まずは、私も普段から愛用しているiPad Pro。今回のアップデートで一番大きく変わったのは、なんといっても見た目。液晶の周囲のフチ(ベゼル)がなくなり、さらにスマートで美しいデザインになりました。画面のサイズはこれまでと同様に2種類、11インチと12.9インチが用意されています。


大きい方の12.9インチバージョンは、こちらも今回新しくなった「Smart Keyboard Folio」をつけて使うと、タブレットというよりもPCのよう。画面の迫力が際立つ!

iPadに欠かせないアクセサリーとなった「Apple Pencil」も一新されました。表面がマットな質感になって、先端には可愛いロゴが。また、フラットな面が作られたので、鉛筆のようにより握りやすく、なおかつ机からコロコロっと転がっていってしまうこともなくなりました。


ちなみに、フラットな面はマグネットになっていて、なんとiPad Pro本体とドッキングすることができるのです……!これは充電を兼ねていて、iPad Proにドッキングさせると、Apple Pencilは自動で充電モードに。

そしてiPad Proと一緒に使うキーボード兼ケース、「Smart Keyboard Folio」。取り外すとこんな感じ。


これまでの「Smart Keyboard」では背面が守られず、傷ついてしまうのが気になっていたのですが、新しいSmart Keyboard Folioは画面側だけでなく、バッチリ背面も覆ってくれます。これはうれしい。

来年にはAdobe「Photoshop」のiPad版がリリースされたりと、PCとスマホのイイとこ取りをしたような進化を続けているiPad。ちなみに、今回の記事も写真の取り込みから編集、執筆、原稿の送信まで、全てiPadで行っています。軽いので、PCに比べて持ち歩きが断然楽だし、移動中は映画も見られるし、出張にも欠かせないアイテム(こちらは私物の旧モデルです)。

2つ目の大きなトピックは、「MacBook Air」。これまでより少し小さく、軽くなり、画面に「Retina Display」が採用されたり、指紋認証がついたり、音が良くなったり、などなど機能面での進化も目覚ましいのですが、新しいMacBook Airの一番の特徴は、100%リサイクルのアルミニウムで作られていることではないでしょうか。環境に配慮した素材を使っているのに、見た目の美しさは全く犠牲になっていません。


カラーはシルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色。新しく登場したゴールドはオレンジがかった、美味しそうなカラーでした。


Macの中でも比較的お手頃価格なMacBook Air。Macのラインナップが増えてきてどれを選んだらいいのかわからない……なんて方もいらっしゃると思うのですが、映像編集のようなヘビーな作業をされる方以外には、普段使いのラップトップPCとして、MacBook Airがおススメです。

お家にPCを置いておくなら、新しくなった「Mac mini」も良さそう。こちらもMacBook Airと同様に100%リサイクルのアルミニウムで作られています。


今回発表された全ての商品は、すでに予約を開始していて、発売は11月7日(水)。私はというと、iPad Proシルバーの11インチを一揃え、その場でポチっと予約しちゃいました……。



新しいiPad Pro、手元に届くのが今から楽しみです!


市川 渚プロフィール画像
市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

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