電子書籍にもぴったりな“復活”iPad mini vol.81

待ってましたよ!大好きなiPad mini先月下旬にさりげなくモデルチェンジを果たしたiPad mini。私、このサイズのタブレットが大好きなんです。



2015年に発売された前のモデルも発売直後に購入して、愛用していました。とはいえ不具合が多くなってきたので、昨年泣く泣く手放したところでした。

ひさびさに触れたiPad mini、改めてその軽さにびっくり。モデルによって若干異なるようですが、約300gなので、りんご1個分くらい。普段私はiPad Pro10.5インチをPC代わりに愛用しているんですが、妙にそちらが重く感じてしまうくらいです(PCと比べると、iPad Proも十分軽いんですけどね)。

iPad miniの何が良いかというと、小さめバッグにもすっぽりおさまるコンパクトなサイズ感で、動画や写真、書籍といったさまざまなデジタルコンテンツをストレスフリーで楽しめちゃうということ。見た目は前のモデルとあまり変わらないけど、性能はしっかりアップデートされています。

前モデルより明るさが増し、反射が抑えられた画面は雑誌や写真をより美しく見せてくれるし、ビジネス書や小説といった文字が主体の電子書籍も、iPad miniのサイズには最適! 軽いので長時間の読書でもストレスになりません。



文字だけの書籍を読む場合はiPad miniを横位置に持って使うのがオススメ。縦方向の視点の移動が少なくなるので、目が疲れにくく、より集中できます。

斜めに立てれば、映像コンテンツを楽しむのにぴったり。私はこの状態でキッチンのカウンターに置いて、お料理中にNetflixBGM代わりに流しておいたり、ウェブでレシピをチェックしたりするのに使ってます。大きすぎないから、邪魔にならないのも◎。

また、念願だったApple Pencil(第1世代)にもついに対応! このサイズだからこそ、メモ帳と同様の感覚で手軽に扱えます。手書きメモはiPad Proでも良く使っているんですが、どちらかというとiPad ProA4ノート、こちらはRHODIAのブロックメモみたいな感覚。ちなみに、第2世代のApple Pencilは使えないのでご注意を。




一方、iPad ProSmart Keyboard Folioのようなキーボードがないので、原稿を書いたり、Twitterに投稿したり、メールの返信をしたりといった文字をたくさん入力しなければいけない作業にはあまり向いてないなという印象です。

iPad mini, iPad Pro, iPad Air……とバリエーション豊かなiPadファミリー。どれを選べばいいのか分からなくなっちゃいますが、コンテンツは作るよりも見るほうだという方には今回のiPad mini、間違いなくオススメです!

市川 渚プロフィール画像
市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

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