水やりのタイミングと量を制するための助っ人アプリ vol.135

コロナ禍でお家時間が増え、植物を新たにお迎えした、なんて声をここ1年よく耳にした気がします。動物じゃなくても、植物という自分以外の生きているものの成長を日々目にするだけで、何だか生命力を分けてもらえる気がするんですよね。

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一方、水をあげるタイミングがわからなくて、枯らしてしまった、なんていう経験がある方も少なくないのでは……。そんなことを避けるべく、私は数年前に見つけた“土に挿しておくと水やりのタイミングをスマホに通知してくれる便利なデバイス”を使っていたのですが、いつの間にかサポートが終了してしまい……(涙)。

代わりに最近見つけた良い感じのアプリがこれ。残念ながら日本語化はされていないのですが、植物の管理方法を教えてくれる「Greg」というアプリです。

ガイダンスに沿ってお家にある植物の情報を登録しておくだけで、適切な水やりのタイミングと水の量を教えてくれるんです。植物の種類と大きさ、植木鉢のサイズ、ロケーション、そして「直射日光が当たるか」「1日にどのくらいの時間直射日光が当たるか」「窓からの距離」「窓の方向」などといった情報から分析してくれているみたい。我が家にあるフィカスアルテシマ(英語表記はCouncil Tree)の水やりは8日に1回、水の量は590mlとのこと。

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水やりのタイミングが来ると、こんな感じの楽しい通知で教えてくれます。

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水やりをしたら、該当の植物を右にスワイプ。「水やりをした」ということがGregに記録されます。

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私は今のところほとんど使っていないのですが、SNS的な機能もあって、他のGregユーザーたちが植物をどんな風に育てているのか、その植物をおすすめする理由などを見ることができるのも面白いです。次に欲しい植物のリサーチにも役立ちそう。

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また、水やりをするとどうやらGregのフィード上にシェアがされるようで、「いいね!」をしてくれる人もいて、ケアするモチベーションが上がります(笑)。

余談ですが、育てている植物の種類が何だったかを忘れてしまった…!なんて時は「Google」のアプリにある「Google Lens」が便利。Google Lensでカメラを立ち上げて、植物にかざすだけで種類や名前を教えてくれます。

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と、こんな感じで機能としては非常にシンプルなものなのですが、これまで何となく感覚で行っていた水やりの回数や水の量をしっかりと教えてくれるので、とても安心感があります。心なしか、これまでよりも青々とした新しい葉っぱの数が増えてきた感も……!

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「水のやりすぎは良くないと聞くし、“Less is more.”でしょ」などと、水やりの回数は少なめを心がけていたのですが、これまでストイックな育て方をしてきてごめんよ……と、心を新たにした今日この頃なのでした。

市川 渚プロフィール画像
市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

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