ボルボの電気自動車「EX30」で雪上ドライブ体験! vol.216

雪景色やウィンタースポーツが、子どもの頃から大好きです。とはいえ、雪のある場所へ向かうには、雪道を安心して走れる移動手段が必要。我が家の車は諸事情で雪道が難しく、近年はSUVを持つ友人にすっかりお世話になっていました。一方で、自分でクルマを買うならEVがいい、という思いがありまして。

電気自動車は、エンジンとトランスミッションでタイヤに駆動力を伝えるガソリン車とは根本的に仕組みが異なります。モーターが前後それぞれの車軸を直接駆動し、コンピューターが4つのタイヤへの駆動力を緻密に制御できる。つまり「どのタイヤに、いつ、どれだけ力を与えるか」をミリ秒単位で調整できる。路面が不安定な雪の上でこそ、その精緻な制御が光るはず、という話を以前耳にしたことがあり、一度雪道を走ってみたいなあと思っていたんです。

このたびは、なんとボルボさんのお誘いで、雪上で電気自動車を走らせるチャンスがやってきました。Volvoの電気自動車「EX30」を雪上で走らせるべく、上越妙高へ。

雪景色やウィンタースポーツが、子どもの頃から大好きです。とはいえ、雪のある場所へ向かうには、雪道を安心して走れる移動手段が必要。我が家の車は諸事情で雪道が難しく、近年はSUVを持つ友人にすっかりお世話になっていました。一方で、自分でクルマを買うならEVがいい、という思いがありまして。

電気自動車は、エンジンとトランスミッションでタイヤに駆動力を伝えるガソリン車とは根本的に仕組みが異なります。モーターが前後それぞれの車軸を直接駆動し、コンピューターが4つのタイヤへの駆動力を緻密に制御できる。つまり「どのタイヤに、いつ、どれだけ力を与えるか」をミリ秒単位で調整できる。路面が不安定な雪の上でこそ、その精緻な制御が光るはず、という話を以前耳にしたことがあり、一度雪道を走ってみたいなあと思っていたんです。

このたびは、なんとボルボさんのお誘いで、雪上で電気自動車を走らせるチャンスがやってきました。Volvoの電気自動車「EX30」を雪上で走らせるべく、上越妙高へ。

雪上に停車したVolvoの電気自動車「EX30」

ところが、残念なことに。前日までの気温の高さと当日の快晴が重なって、肝心の雪がほとんどない(!)。日陰の山の方では数十メートル、雪に覆われた道を走ることができたものの、「雪上ドライブ」としては、正直物足りない天候でした。ずっと楽しみにしていた分、悔しさもひとしお……。それでも走り出してしまえば、そんな悔しさはすーっと消えていきました。

2年越しの再会で感じた、確かな進化

実はEX30には以前、発表会にお邪魔したのち、試乗もさせていただいていました。日本発売から2年あまりが経った今回はいわば、久しぶりの再会。乗ってみて真っ先に感じたのが、「細かいところがちゃんとブラッシュアップされている」という実感でした。乗り心地も走り心地も、以前よりひと回り滑らかになった印象です。改めて「いいクルマだなあ」と思わず声が出てしまいました。

Volvoの電気自動車「EX30」を試乗しているところ

EX30には、モーターが1つの「シングルモーター(後輪駆動)」と、前後それぞれにモーターを搭載した「ツインモーター(四輪駆動)」の2タイプがあります。今回乗車したのはツインモーターのモデル。

Volvoの電気自動車「EX30」のロゴ

グッと地面をつかんで前に出るような力強さがあって、特に高速道路での安定感は素晴らしかったです。私は怖がりなので、スピードを出すのが苦手なのですが、加速もとても気持ちよく、とにかく乗っていて安心感があります。

Volvoの電気自動車「EX30」を横から見た写真

そして、わずかでも雪の残った路面では、前後左右の揺れやズレをやわらかに吸収しながら走ってくれる。そのあたりに、EVの4輪制御の片鱗を感じました。雪がたっぷりある道で走っていたら、もっと驚かされていたに違いない。そう思うとなおさら、今度こそたっぷりの雪の上で試したくなってしまいました。

今回は数時間の体験だったこともあり、確かめられなかったことも。寒冷地ではバッテリーの消耗が早まると聞くことがありますが、実際のところどうなのか、雪山へのドライブでどれほど航続距離に影響が出るのか、またの機会にじっくり試してみたいと思っています。

Volvoの電気自動車「EX30」の内装

内装の落ち着いた雰囲気もEX30の魅力のひとつ

安全装備も「あって当たり前」の自然さで機能していたのが印象的。車線維持とアダプティブ・クルーズ・コントロールが一体になった「パイロット・アシスト」は、「あれ、オンになってたかな?」と思うくらい介入が自然で、ドライバーに余計なストレスをかけません。高速道路での長距離移動と組み合わせれば、疲労感がずいぶん変わるだろうなと感じました。

もうひとつ、地味にうれしかったのが元々EX30に搭載されている「Google Assistant」。反応速度が以前と比べてだいぶ速くなっていて、ほぼスマートフォンと同じ操作感で車内のあれこれを動かせます。ナビの目的地を変えるのも、音楽を切り替えるのも、エアコンの操作も、パネルにいちいち手を伸ばさなくていい。このシームレスさは、一度体験するとハマってしまいます。

Volvoの電気自動車「EX30」に搭載されているGoogle Assistant

ちなみに今年1月に発表された新型「EX60」では、Google AssistantがGeminiへと進化するとのこと。まさに、私も普段からGeminiを活用しているので、進化の行方がますます気になります……!

スキー旅行の相棒として、使える?

トランク容量も改めて“冬目線で”チェック。スキーウェアや板を積んで1泊2〜3人で出かけるなら、前の座席を半分倒してなんとか、というサイズ感でしょうか。スキー旅行をメインに考えている方は事前に確認しておくと安心かもしれません。

Volvo「EX30」のトランク部分

後席を1.5席分倒せば長いものも乗せられそうですが、スキー板はルーフキャリアをつけるのがよさそう

そして今回、乗ることが叶わなかった「Cross Country」モデルの存在も、ずっと頭の片隅にありました。車高が高く、悪路走破性を高めたモデルで、雪山との相性という点では本命ともいえる存在。また改めての機会がいただけるのであれば、ぜひ乗ってみたいところ。

Volvo 「EX30」の「Cross Country」モデル

Photo by Volvo Japan

雪が少なかったことは正直悔しかったけれど、EX30の進化を確かに感じることができた半日体験。EVが雪道でどれだけ頼もしいのか。その答えは、少し先に持ち越しです。また改めて、EX30で白銀の道を走る日を楽しみにしています。

市川 渚プロフィール画像
市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。