充電ライフの縁の下の力持ち、【CIOの充電ケーブル】 vol.190

前回の“マイ・ベスト”ガジェット 2023でもご紹介した、日本のスマホアクセサリーメーカーの「CIO」。モバイルバッテリーやチャージャーなど、かゆいところに手が届く、気の利いた製品を次々と発売していて、私は最近、充電関連のプロダクトを徐々にCIO製品に入れ替えているのですが、少し前に購入し、地味ながら買っておいてよかった〜!と最近実感したのが、このケーブルです。

出力がひと目でわかるディスプレイつき

CIO CtoC 1m 液晶ディスプレイ付きシリコンケーブル
CtoC 1m 液晶ディスプレイ付きシリコンケーブル¥1,870(メーカ価格)/CIO

これは「CtoC 1m 液晶ディスプレイ付きシリコンケーブル」という製品。シリコン製ケーブルの両側がUSB Type-Cなのですが、名前の通り、片側のコネクタにディスプレイがついており、どのくらいの出力で充電がされているのかを可視化してくれるという便利な機能がついています。充電用ケーブルとしては、PD急速充電100Wに対応しており、出力の大きいチャージャーを使えば、スマホ等の小物だけでなくラップトップも充電できます。PD急速充電されている時はディスプレイに「PD」の表示がつくので、一目瞭然。

充電が可視化されるとこんなに便利

CIO CtoC 1m 液晶ディスプレイ付きシリコンケーブルのジャック

私が使っているのは一番シンプルなタイプですが、他にもバリエーションがあり、コネクタ部分がL字になったものや、マグネット端子が付属していて簡単に脱着できるようになるタイプのものなどもあります。

どのくらいの出力で充電されているのか数値で見えることで「ああ、ちゃんと急速充電されてるな」と納得できたり、「PD」の表示がされるので急速充電に対応しているのか・いないのかがわかったり、デバイス側のバッテリーの残量の違いで出力が調整されているのを目視できたりと、いろいろと発見があるケーブルではあるのですが、先日「これがあって良かった!」と実感したのが、とある製品で初期不良品を引いてしまったこと。

それはUSB Type-Cで充電して使う製品だったのですが、いろんなケーブルやチャージャーで充電してみたものの、全く充電ができている様子がなく、電源もつかない……。ただ、このケーブルで充電を試みたところ、表示は「0%」のままだったので、充電周りに問題があるんだろうなと、不良の原因の切り分けをすぐ行うことができました。「電子機器の充電が遅くなったな」とか「充電ができなくなっちゃった気がする」なんてことってよくある気がするのですが、このケーブルがあれば、原因がどこにあるのかある程度わかります。ニッチな製品ではありますが、一家に一本、常備しておくと便利、かも?

ケーブルタイも「わかってる」!

CIO CtoC 1m 液晶ディスプレイ付きシリコンケーブルのケーブルタイ

ケーブルに付属しているケーブルタイも、マジックテープタイプではなく、シリコン製のもので「お! わかってるな〜」と思ったり。マジックテープタイプのものは、靴下やウールの服にくっついて悲劇が起きるんですよね……。

CIOのシリコンケーブルは今回ご紹介したディスプレイ付きのタイプ以外にも、ディスプレイのない普通のケーブルもあります。長さもカラーも色々選べるし、びっくりするほどしっとりしなやかな質感で、絡みにくいという点でもおすすめです!

市川 渚プロフィール画像
市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

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