“マイ・ベスト”ガジェット 2023 vol.189

あっという間に今年最後の更新となりました。2016年からスタートしたこの連載も年明けで9年目(!)に突入です。2023年を振り返ると、制限がある日々の中で貪欲に快適さ・楽しさを追求していたコロナ禍のここ2〜3年に比べると、今年は何かに追い立てられるようにモノを買ったり、情報を追いかけたりということに時間を使う代わりに、より冷静にものごとを見つめる機会が増えた気がしています。


では、毎年恒例、今回は当連載で今年ご紹介したものの中から、ベストアイテムを3つピックアップ。2023年のマイベストをお届けします!

“マイ・ベスト”ガジェット 2023 vの画像_1

3位:「CIO」のUSB-C ACチャージャー

先日2週間ほどスペインに滞在していたのですがその際も大活躍してくれたCIOのACチャージャー。私はフライトなどの移動中は1口タイプの「Nova Port Solo 45W」を持ち歩いて、3口タイプの「Nova Port Trio 140W」はスーツケースの中に忍ばせて、宿泊先で使うというふうに使い分けています。

「CIO」のUSB-C ACチャージャー

1口タイプのものは小ささ&軽さを優先して、私は45Wタイプのものを選びましたが、少し重くても良いのであれば65Wタイプもあり。急速充電(USB PD)にももちろん対応していますし、「PPS」という規格にも対応しているので、充電スピードの速さは折り紙付き。

CIOは他にもどんどん面白い製品を発売していて、我が家では最近3口の電源タップ+2口USB-C+1口USB-Aというユニークな構成のチャージャー「Polaris CUBE WALL」を新たに導入。これは自宅で充電ステーションのように使っています。

CIOの「Polaris CUBE WALL」

充電回りは全てUSB-Cにしてしまいたいのが本音ではあるのですが、USB-Aが1つ付いているというところが自宅用としてポイント高し。かなり減ってきてはいますが専用充電器のケーブルの先がUSB-Aだったりするモノがいくつかあったりして、なんだかんだでたまにUSB-Aの充電器が必要になるんですよね。CIO製品に共通するマットな仕上げはキズが付きづらい点も気に入っています。

2位:「objcts.io」エッセンシャルカメラストラップ

本当はこれを1位にしてしまいたかったのですが、さすがに自分が関わった製品を1位にしてしまうのもどうかなと思い、2位に(笑)。先日ご紹介したレザーカメラストラップ、objcts.ioの「エッセンシャルカメラストラップ」です。

「objcts.io」のエッセンシャルカメラストラップ

ブラックとオフホワイト、それぞれ最終として作ったサンプルを使っていたのですが、先日オフホワイトを1本買い足しました。最近のスタメン、ライカのフィルムカメラM3とNikonのZf、そしてFUJIFILMのX-E4、3台のカメラに付けて愛用中。

その日のコーディネートによって、どのカメラを持って行こうかなと考えたり、ストラップのカラーを入れ替えたりして、ファッションアイテムの一つとしても、カメラを持ち歩くことを楽しんでいます。それも、このストラップならではの楽しみ方なんじゃないかな、と。快適さと審美性を両立した唯一無二のカメラストラップだと思います。

「objcts.io」のエッセンシャルカメラストラップを装着したところ

TSUCHIYA KABANの一部店舗では実物を見て購入できるので、気になった方はぜひお店に行ってみてください。

1位:「DJI」のOSMO POCKET 3

最後はDJIのジンバル付きのカメラ「OSMO POCKET 3」です。正直発表された当初は購入する気はなかったのですが、これは買って良かった〜と先日のスペイン旅行で使ってみて改めて実感したところ。

「DJI」のOSMO POCKET 3

一つ前のPOCKET 2と比べるとひと回り大きくなったボディも「この映りなら、良いや」と許せちゃうくらい画質が向上しています。最近YouTubeなどを見ていて「あ、この人の動画、画質良くなったな〜」と思うと、だいたい、カメラを新しくしてPOCKET 3を購入したという方だったりするくらい(笑)。

少し専門的な話をすると動画を10bitで記録できるようになり、階調という色や明暗が表現できる範囲と細かさが増えたので、他のカメラで撮影した動画と混ぜて動画編集するときに色を合わせるのがすごく楽になりました。スペインでもPOCKET 3と他のカメラを使って撮影したVlogを撮っていました。

ポケットにポン、と入ってしまう大きさも相まって、ストレスフリーで素晴らしいクオリティの動画が撮れちゃうPOCKET 3は、両手で構えて“撮るぞ”と気合を入れてくれるミラーレスカメラとはまた一味違う存在。初めて使う人には、丁寧なチュートリアルやテンプレートが専用アプリ内に用意されているので、スマホ撮影からのステップアップにも良いと思います。

ドローンをはじめ、クリエイティビティを刺激してくれるツールを生み出し続けるDJIさんには、改めて脱帽です。


さて、2024年も好奇心をかき立て、日々をより楽しく、美しく、快適にしてくれるプロダクトに出合えたら。皆さん、輝かしい新年をお迎えください。

市川 渚プロフィール画像
市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

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