【Xiaomi 15】“Leica印”のカメラシステムで、スマホで撮る日常が変わる! vol.207

普段はiPhoneをメインスマホとして使っていますが、必ずサブとしてAndroidデバイスを持つようにしています。そんな中、最近お仕事をご一緒させていただいた中国のメーカー「Xiaomi(シャオミ)」の最新スマホがとても良かったので、これはもう……と自腹で予約購入してしまいました。

こちらがその「Xiaomi 15」です。選んだのは“リキッドシルバー”というカラー。見てください、このピッカピカのボディを!

普段はiPhoneをメインスマホとして使っていますが、必ずサブとしてAndroidデバイスを持つようにしています。そんな中、最近お仕事をご一緒させていただいた中国のメーカー「Xiaomi(シャオミ)」の最新スマホがとても良かったので、これはもう……と自腹で予約購入してしまいました。

こちらがその「Xiaomi 15」です。選んだのは“リキッドシルバー”というカラー。見てください、このピッカピカのボディを!

Xiaomi 15 リキッドシルバー
Xiaomi 15 リキッドシルバー

ケースではなく、本体そのものがまるで鏡のように輝くシルバーで、背面にはうねうねとした加工が。指紋は多少目立つけれど、可愛いから許す……! このカラーの存在を知った瞬間、ほぼ即決で予約していました。

「超可愛くないですか〜!」とつい人に見せたくなるスマホは、Nothing Phone以来かも。近々私に会う予定がある方は、無駄にこのXiaomi 15を自慢されると思っておいてください!(笑)

Xiaomi 15でミラーセルフィーを撮影
ミラーセルフィーでもインパクト大

カメラは“Leica印”。撮って出しでも完結する美しさ

Xiaomi 15シリーズの最大の特徴は、あのLeica(ライカ)と共同開発されたカメラシステム。超広角(16mm)、広角(23mm)、望遠(60mm)のトリプルカメラを搭載していて、これが本当に写りがいいんです。

Xiaomi 15のトリプルカメラ
Leica共同開発のトリプルカメラ搭載

白はしっかり白く、黒はしっかり黒く。そして湿度まで感じられそうな、深くてしっとりとした色味。画面を覗き込まれて「え!? これ加工してないんですか?」と驚かれることもあるくらいです。

私の場合、iPhoneではあとで編集する前提で「RAW」で撮ることが多かったのですが、Xiaomi 15に関しては“撮って出し”でそのまま使えるレベル

Xiaomi 15で撮影した「LOEWE CRAFTED WORLD」展風景
先日伺った「LOEWE CRAFTED WORLD」展にて(Shot on Xiaomi 15)

iPhoneのカメラももちろん優秀なのですが、「良く撮ろうとしすぎる」感があるというか……その点、Xiaomi 15は“記憶に近い色”で写してくれる印象です。Leicaのロゴが入るオリジナルのフレーム「Leica透かし」や、Leicaフィルター機能も搭載されていて、遊び心も満載。

 Xiaomi 15で撮影したティーカップ
朝に飲んだ紅茶の色が美しくてつい。“Leica透かし”を入れてみました(Shot on Xiaomi 15)
 Xiaomi 15で撮影した夜の植物
暗いところはしっかり暗く、そして緑の色がまた良いんです(Shot on Xiaomi 15)
Xiaomi 15で撮影した満開の桜
満開の桜。ボケもきれいです(Shot on Xiaomi 15)
Xiaomi 15で撮影した街の風景
モノクロのフィルター「Leica BW HC」を使い、“Leica透かし”をつけてみました
Xiaomi 15で撮影した桜の花びら
桜が散ってきました(Shot on Xiaomi 15)

フィルターや編集機能も充実

撮った写真はそのままで十分キレイなのですが、内蔵の「ギャラリー」アプリの編集機能もかなり優秀です。モザイクをかける、不用物を消す、ガラスの反射を消す、曇り空を青空に変える、などなど。

Xiaomiアプリの編集機能で曇り空の写真を青空に変更
曇天の日の桜の写真を晴れにしてもらってみました

正直、「これ、どんな時に使えばいいの!?」という機能もありますが(笑)、未来を感じるエフェクトとして眺めているだけでも楽しいです。

サイズも価格も“ちょうどいい”が揃ってる

Xiaomi 15には、さらに上位モデルとして4つのカメラを備えた「Xiaomi 15 Ultra」もあります。ただ、個人的には本体サイズや存在感がちょっとトゥーマッチな印象。日常使いには、Xiaomi 15のサイズ感がしっくりきます。幅・重さともに、iPhone 16 Proとほぼ同等です。

Xiaomi 15の背面

そしてうれしいのが価格面。最近はハイエンドスマホの価格が軒並み高騰していますが、Xiaomi 15は12〜13万円台と、フラッグシップモデルとしては比較的手を出しやすい価格設定がうれしい。私が購入したリキッドシルバーのほか、グリーン・ホワイト・ブラックのカラバリもあります。

購入前に知っておきたい注意点も

少し気になる点としては、おサイフケータイやFeliCa非対応なこと。Suicaなどを使いたい方は、別の手段を考えておく必要があります。また、docomo・au・Softbankといった大手キャリアのショップでは取り扱いがなく、購入は格安SIM会社のオンラインストアや家電量販店、Xiaomi公式ストア等で行い、自分でSIMカードの設定などをする必要があります。初めての方は、ちょっとだけ手間かも。

Xiaomi 15

私は普段、カメラやフィルムカメラを持ち歩いていることが多いのですが、Xiaomi 15はスマホでありながら、サブカメラとしてもポケットに忍ばせておきたくなる、そんな一台。“スマホで撮る”日常に、軽やかな選択肢を増やしてくれる存在です。

市川 渚プロフィール画像
市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

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