展覧会やイベントも多く、アートマインドも高まる「芸術の秋」。意外にも楽しいミュージアムショップで見つけたレアなお菓子をSPURおやつ部がレコメンド。気になる展示会とともに、ショップやカフェも楽しんでみて。
ピカソの自由な発想を讃えて【ヨックモックミュージアム|プティ シガール】
2020年10月、南青山の住宅街に誕生したヨックモックミュージアム。ピカソの自由な発想が投影されたセラミック(陶器)作品にフォーカスした展示が魅力的で、彼が過ごした南仏の雰囲気とともに楽しめると密かに人気を集めています。
そんなミュージアムショップで見つけたのが、限定のプティ シガール「ヴァローリス」缶。1956年に南仏の町、ヴァローリスで開催された陶器見本市のため、ピカソが制作したポスターをメインモチーフにデザインされた缶パッケージは、陽気で開放的なムード!
サザエさんを生み出したパワーの源【長谷川町子美術館|ドライパパイア】
言わずと知れたサザエさんの作者、長谷川町子。彼女が暮らした世田谷区・桜新町に1985年11月3日に開館した長谷川町子美術館。その美術館分館として2020年にできた長谷川町子記念館内には、なんとも魅力的な購買部と喫茶部が併設されています。
なかでも目を引くのが、彼女が仕事の合間に食べていたというハーフカットのドライパパイア。
併設のカフェでは、毎日欠かさず飲んでいたというほうじ茶と共に楽しむことができるそう。いじわるばあさん ウメボシアメなど、オンラインショップも楽しいラインナップが充実しているのでぜひチェックを!
藤田嗣治の絵画を表現したようなジューシーさ【ポーラ美術館|フルーツキャンディ】
缶を飾るのはレオナール・フジタ(藤田嗣治)の「少女と果物」。箱根のポーラ美術館で注目したいのは、まるで宝石のようなフルーツキャンディです。
瀬戸内海の爽やかな風を感じる【豊島美術館|レモンフィナンシェ】
瀬戸内海の小さな島「豊島」。アーティスト・内藤礼と建築家・西沢立衛によるシンボリックな「豊島美術館」で見つけたのは、レモンフィナンシェ。
豊島育ちのレモン果汁をたっぷり使い、香川県のパティスリー「菓子工房ルーヴ」と共同で開発されたフィナンシェはここだけで購入できる特別なおやつ。ふんわりと薫るレモンとともに、豊島美術館の自然と一体となる特別な体験が蘇ります。
「美術館だけでなく、豊島の魅力を様々な角度から感じてほしい」という願いがこめられ、カフェでも地産のフルーツを使った、レモンロールケーキやいちごソーダなども楽しめます。
豊島美術館
https://benesse-artsite.jp/art/teshima-artmuseum.html
ファニーなクッキーをプチギフトに【岡本太郎記念館|オートミールクッキー】
岡本太郎が住まい、作品を作り続けた南青山のアトリエが「岡本太郎記念館」として公開され、25年ほど。併設されるカフェ「ア・ピース・オブ・ケーク」では、楽しいクッキーがたくさん! 記念館の庭に鎮座するアートを眺めながら、ゆったりできる密かな憩い場です。テイクアウトももちろん、パンケーキやタルトタタンなどスイーツも堪能できるので、気軽なアート散策にぜひおすすめ。
ア・ピース・オブ・ケーク(岡本太郎記念館内)
http://www.sasser.ac/apieceofcake/
https://www.taro-okamoto.or.jp/