大人になってから友達の作り方がわからなくなってしまいました【佐久間Pの甘口人生相談「え、それ俺に聞く!?」】

ニッポンのエンタメ界を牽引し、各方面で引っ張りだこの活躍を見せる佐久間宣行さん。頭を悩ます人も多い職場での人間関係。佐久間さんが伝授する、ちょうどいい距離感とは?

今月のお悩み

大人になってから友達ができない私って……(29歳・ウェブエディター)
大人になってから友達のつくり方がわからなくなりました。仕事の人間関係は良好ですが、SNS上などで突然仲よしアピールをされると、友達とは言えない気がして距離を置く自分がいる一方、私以外の人が仲よくしているのを知るとモヤモヤ。そんな自分にまたモヤモヤ。負のスパイラル、どうやったら抜け出せますか?

佐久間Pからの回答

友達になれたらラッキーくらいのゆるい気持ちでいましょう

10代、20代のお悩みあるあるですよね。僕も20代の頃はモヤモヤ期があった気がするけど、30代以降は解消されてラクになりました。きっかけは20代後半。仕事で十分疲れるのに、職場の人間関係の細かいことまで気にしていたら、ますます疲弊する。あと、仕事相手としては信用できるけど、人間として信用できるかそうじゃないか? まで持ち込むと、傷つくことも多いことを知って。ならば友達と呼べる人は、僕が何かの間違いで事件を起こしたとしても、変わらない関係でいてくれるであろう学生時代の数人だけでいい。あとは〝仕事仲間〟と割り切ったんです。仕事の仲間だからこそ、むげにはせず大切にするし、横柄な態度をとらないなど、接し方も丁寧になる。要は、〝礼儀で適度な距離を保ち、場合によっては遠ざける〟ことで、余計なストレスを抱えないようにしたわけです(笑)。

職場での人づき合いを遮断するわけじゃなく、根底にあるのはベタベタしすぎず、尊重し合うということ。たとえば、仲間のいいところ・好きな部分は見つけておき、タイミングを見てちゃんとホメる。少し照れるけど、職場の人からホメられるのって実はうれしいものだから。そのうち自分に回ってきて幸せが連鎖し始めると、仲よくなっていたりも。あとは仕事仲間から趣味の話がポロッと出たときに興味を持つことも大事。くだらないことで話が盛り上がり、関係が深まることもあるんですよね。とはいっても職場はお給料をいただく場所。友達ができたらラッキー!くらいでいきましょう。

今回のアンサースイーツは、名店がひそかにコラボする「築地バナナどらサンド」。個包装されているので配りやすいし、バナナとどら焼きって合うの!?(これが、合う!)というところから、話すきっかけやネタになるのでおすすめですよ。

佐久間Pの今月のおすすめスイーツ:築地定松の築地バナナどらサンド

「銀座 清月堂本店」の築地バナナどらサンド

築地バナナどらサンド 1個¥350

「銀座 清月堂本店」のどら焼きに、新鮮なバナナと生クリーム、北海道産小豆で作るつぶ餡をサンド。1個¥350
●東京都中央区築地6の27の1 「築地魚河岸」海幸橋棟 TEL:03-3544-0808 営業時間6時30分〜15時 定休日 水曜・休市日 ※現在、「築地バナナどらサンド」は土曜のみの販売。

佐久間宣行(さくま のぶゆき)プロフィール画像
TVプロデューサー&ディレクター佐久間宣行(さくま のぶゆき)

「オールナイトニッポン0(ZERO)」パーソナリティ。娘との珍道中回が「2022年日本民間放送連盟賞」ラジオ番組部門・東京地区の生ワイド番組部門1位に。