賑やかな繁華街が多い渋谷区にありながら、閑静な住宅街が広がる幡ヶ谷。新宿は徒歩圏内、渋谷にもバスで10分と都心へのアクセスも抜群で、スーパーや商店街、飲食店なども充実する住みやすさ、そして高感度なショップが次々オープンするおしゃれスポットとしても常に注目を集める町です。
今回は、そんな幡ヶ谷に建つ集合住宅「リーフコートプラス」を調査! 「こんな部屋に住んでみたかった!」「ここって住む場所としてどうなの?」生粋のトーキョーガールであるエディターが、東京中の賃貸物件と周辺の気になるスポットをご紹介します。
共用部が超充実! 住人同士のコミュニケーションが自然発生する、グリーン溢れる集合住宅
京王新線幡ヶ谷駅北口から徒歩4分。今回内見させてもらうのは、地下1階、地上5階建て、総戸数80戸、去年フルリノベーションしたばかりのコンセプト集合住宅。全体面積の1/3を占めるパブリックスペースがとっても魅力的なんです。早速エントランスから建物内へGO。半屋外の開放的なロビーが出迎えてくれます。もはや森の中にいるよう。
全席コンセント完備。さらに足元には冬場に大助かりなヒーターも完備。末端冷え性の私にとってはありがたすぎる設備。
主なパブリックスペースは地下1階に集結しています。まずはこちらのワークスペースをご紹介。グリーンをぐるっと囲むように配されたテーブルで、集中して仕事や作業に取り組むことができます。もちろん全館Wi-Fi完備。
部屋に飾ってあるアートは定期的に入れ替わるのだそう。気に入った作品があれば購入もできます。
さらに、タイプの異なる会議用の小部屋が3室も用意されているんです。うち2つには大きなモニターも設置されていて、リモートワーク環境もばっちり。事前に予約すれば入居者は誰でも無料で使えます。
映画やYouTubeを観ながらストレッチ。右側にある鏡張りの壁面を使ってダンスをしている入居者の姿もちらほら。
こちらはフィットネススペースの一部。向かいには本格的な筋トレマシーンを備えたジムも。最近入居者向けのパーソナルトレーニングサービスも始めたそう。リモートワーク続きな人でも気軽に運動不足が解消できるのがありがたい!
日用品店「DAILY SUPPLY SSS」によるセレクト。商品は季節ごとに入れ替わります。
日用品が陳列された棚を見つけました。こちらも商品ごとに掲示されたバーコードから全て購入可。使ってみたくなる“ちょっとイイ”日用品がそろっています。
管理人さんが運営しています。右手側には隠れ家のようなイートインスペースも。
1階に戻るとエントランス横にカフェスペースを発見。家族や友人を連れてきたくなりますね。ほっと一息つけるスポットが多いのがうれしい。
パブリックスペースのライトは自然に近い光環境を再現。時間とともに照度や色温度が変化することで、植物が活き活きと育まれ、また住人も一日を通して居心地の良い空間に。
豊かに生い茂るグリーンが印象的なパブリックスペースですが、活力増進のため自然とのつながりを重視した「バイオフィリックデザイン」を取り入れているとのこと。自宅のすぐ下に仕事もするのに最適な環境があるなんて、リモートワーク勢の私からするとこの上なく羨ましい……!
そして、お待ちかねのお部屋も見てみましょう。今回は最上階の502号室におじゃまします。リーフコートプラス内では一番広い部屋です。間取り図はこんな感じ。
では、おじゃましま~す!
清潔感のある広々としたワンルームです。キッチンの背後にある大きな窓から見えるのは……。
502号室限定のウッドデッキです!軽くならキャッチボールができそうなくらい広々。この広さなら私が個人的に憧れている個人宅での屋外シアターが叶いそう!? バルコニーの目の前は運がいいことにかなりの広さがある空き地。超開放的な見晴らしです。
インターフォンはスマホとも連動しており、専用アプリで解錠操作や通話が可能。
ちなみに、エントランスのオートロックは非接触のまま顔認証で開扉できます。ハイテク!
コロナ禍を経て変化した働き方、ライフスタイルのニーズに応じた設備。そして、住人同士のコミュニケーションが自然と生まれる空間作り。リーフコートプラスは、都会でせわしなく働く人に居心地の良い“お家時間”を提供してくれる、まさに最先端の集合住宅でした。
幡ヶ谷で暮らすならきっと定期的に通いたくなる、3つの素敵なスポットをご紹介。
寺の入口を入ってすぐ右手にあるのが瘡守稲荷社殿。
スタイリッシュなお稲荷さんはそれぞれ鍵と玉をくわえていました。
この酒呑地蔵尊には次のような言い伝えが残っているそう。「江戸時代に中村瀬平という勤勉な若者が、普段は飲まない酒を飲んだことで川に落ちてしまい水死してしまった。瀬平は村人の夢まくらに現れ、お酒に苦しむ人を救うために地蔵を造ってほしいと願った。村人は瀬平の願いを聞き入れ、地蔵を建立し酒呑地蔵尊として祀った」
寺の入口を入ってすぐ右手にあるのが瘡守稲荷社殿。
スタイリッシュなお稲荷さんはそれぞれ鍵と玉をくわえていました。
この酒呑地蔵尊には次のような言い伝えが残っているそう。「江戸時代に中村瀬平という勤勉な若者が、普段は飲まない酒を飲んだことで川に落ちてしまい水死してしまった。瀬平は村人の夢まくらに現れ、お酒に苦しむ人を救うために地蔵を造ってほしいと願った。村人は瀬平の願いを聞き入れ、地蔵を建立し酒呑地蔵尊として祀った」
ニキビができたら駆け込みたい! 見どころポイント満載のお寺
1640年、専蓮社覺譽呑了上人によって建立。元々は参宮橋にあったものを幡ヶ谷にあった法界寺と合併させ、現在の法界山清岸寺となった。境内に建つ、腫れ物に効き目があるとして古来から信仰されてきた「瘡守稲荷社殿」は、ニキビなどの肌トラブルの平癒祈願にうってつけのスポットだといえそう。ほかにも、禁酒祈願に有効な「酒呑地蔵尊」や、ほほえみが印象的な「しあわせ地蔵」も祀られている。
TEMPLE DATA
東京都渋谷区幡ヶ谷2-36-1
電話:03-3377-3505
開門時間:9:00〜17:00
HP:https://seiganji.or.jp/
オープンは朝の7時。自転車で来店してさっとテイクアウトしていく地元の人も多い。
ショーケースを介しての対面販売。店内入って右手には、大きな窓に囲まれた工房で次々にパンを焼き上げていく片根さんの姿が。
野菜がたっぷりのった日替わりの野菜フォッカチャ。この日は長ねぎでした。「ながねぎのフォッカチャ」¥300
(左から時計回りに)牛肉の旨味がぎゅっと詰まった「ミートパイ」 ¥250、バターの香りで鼻腔が満たされる! 外はざくっと食感の「クロワッサン」¥190、ベーコンとハードパンの食べごたえ◎ 「バゲットフランベ」 ¥220
おやつ系のパンも充実! (左から時計回りに)フランボワーズの甘酸っぱいジャムが包まれたフランス版のドーナツ。「ベニエ」¥210、歯切れのよいブリオッシュ生地に中にチョコレートが。ぱくぱく食べられる。「ピコ」¥150、しっとりふかふか。「黒豆きなこドーナツ」¥180
オープンは朝の7時。自転車で来店してさっとテイクアウトしていく地元の人も多い。
ショーケースを介しての対面販売。店内入って右手には、大きな窓に囲まれた工房で次々にパンを焼き上げていく片根さんの姿が。
野菜がたっぷりのった日替わりの野菜フォッカチャ。この日は長ねぎでした。「ながねぎのフォッカチャ」¥300
(左から時計回りに)牛肉の旨味がぎゅっと詰まった「ミートパイ」 ¥250、バターの香りで鼻腔が満たされる! 外はざくっと食感の「クロワッサン」¥190、ベーコンとハードパンの食べごたえ◎ 「バゲットフランベ」 ¥220
おやつ系のパンも充実! (左から時計回りに)フランボワーズの甘酸っぱいジャムが包まれたフランス版のドーナツ。「ベニエ」¥210、歯切れのよいブリオッシュ生地に中にチョコレートが。ぱくぱく食べられる。「ピコ」¥150、しっとりふかふか。「黒豆きなこドーナツ」¥180
「こんなパン屋さんがあったらいいな」を形に
幡ヶ谷駅から続く商店街を抜けた、閑静な住宅街にポツリ。売り場面積3坪の小さな店内のショーケースには、購入しやすい価格帯かつ食べやすいサイズのパンがぎっしりと並ぶ。パンの小麦は北海道を中心にすべて国産。オーナーの片根さん自身も、小麦についてより深く知るために群馬の畑で小麦の栽培を行っている。地下にはカフェも併設されており、平日でも開店直後からお客さんで賑わう。
SHOP DATA
東京都渋谷区西原1-7-5
電話 : 03-3466-9834
営業時間:7:00~17:00、日のみ7:00-14:00(※5月からは7:00~16:00に変更予定)、カフェは7:30~14:00
定休日:月・第1,3,5日曜日
Instagram:@katanebakery
シックな雰囲気の室内に植物が並ぶ。多くの不思議なルックスの植物に知的好奇心が刺激される空間。
鉢は全て、協業する「LW&Soil」の作品。良好な通気性や水はけ、植物に害のない原料を採用するなど、機能性にも優れている。(白と黒の鉢)アストロフィツムチューレンセ ¥9800、(オレンジと白の鉢)ユーフォルビア紅彩閣 ¥5800、(青と白の鉢)ハオルチアオブツーサ ¥6800(すべて鉢込みの価格)
「全ては植物のために設計した」と話すオーナーのこだわりが詰まった店の建物。2階から上はスタジオとして貸し出しも行っているそう。
シックな雰囲気の室内に植物が並ぶ。多くの不思議なルックスの植物に知的好奇心が刺激される空間。
鉢は全て、協業する「LW&Soil」の作品。良好な通気性や水はけ、植物に害のない原料を採用するなど、機能性にも優れている。(白と黒の鉢)アストロフィツムチューレンセ ¥9800、(オレンジと白の鉢)ユーフォルビア紅彩閣 ¥5800、(青と白の鉢)ハオルチアオブツーサ ¥6800(すべて鉢込みの価格)
「全ては植物のために設計した」と話すオーナーのこだわりが詰まった店の建物。2階から上はスタジオとして貸し出しも行っているそう。
開運日の購入品としてもぴったり! アートな植物を自宅に
ユニークな植物に囲まれた建物が目印の、多肉・観葉植物ショップ。単なる販売だけでなく、室内の間取りや個人・店に合わせた、植物のパーソナライズなセレクトも行っている。漆喰や陶器で作ったオリジナルの鉢も販売しており、手持ちの植物に合わせてカスタムオーダーも可能。最近では、一粒万倍日などの開運日に合わせて来店するお客さんも多いそう。アーティスティックな鉢と多肉植物の存在感のある組み合わせで、部屋のインテリアにアクセントを添えてみてはいかが?
SHOP DATA
東京都中野区南台2-1-7
営業時間:11:00〜17:00(仕入れや植え込みの状況により変更あり)
休業日:不定休(インスタグラムにて要確認)
Instagram:@la.broto