マサラチキン【長尾智子の持ち寄りレシピ 第6回】

マサラチキン【長尾智子の持ち寄りレシピ】

「持ち寄りの楽しみは工夫すること。コンパクトにまとめて、行き先で盛りつけておいしく食べて、始末よく終わるのが理想」。夏の集まりなら、スパイシーなインド料理を。

「マサラはミックススパイスのこと。数種のスパイスを合わせたマサラは組み合わせ次第で好みの風味が作れて、辛味も自由自在。使ってみると便利さに気づくはず」。スパイシーなチキンを主役にトマトやヨーグルトを合わせたプレートは辛味や酸味、甘味がミックスされて食欲をそそる仕上がりに。
「青唐辛子の爽やかな辛味は赤唐辛子とも違う個性で、全体がキリッと引き締まるのでぜひ取り入れてみて」

マサラチキン【長尾智子の持ち寄りレシピ】

マサラチキン

メイン
WHAT TO USE
4人前
  • 鶏もも肉

    大2枚

  • さつまいも

    小6〜7本

  • しょうがのすりおろし

    約小さじ2

  • [マサラミックス]クミンシード、チリパウダー、コリアンダーパウダー

    各約小さじ1/2

  • ターメリックパウダー

    約小さじ1/4

  • トマト

    大1個

  • レモン

    1/4個

  • プレーンヨーグルト

    約200㎖

  • ココナッツミルクパウダー

    大さじ山盛り2

  • 青唐辛子

    2〜3本

  • 植物油

    約大さじ1

  • 適宜

  • 市販のナン

    大2〜3枚

RECIPE
1

〈下準備〉鶏肉は余分な脂や筋を除いてバットにのせ、両面に軽く塩をふる。オーブンは190℃に温める。

2

さつまいもはさっと水に通し、アルミホイルに並べる。刷毛で表面に油を塗り、軽く塩をふってホイルで包み、オーブンで30分ほど焼く。皮が少し浮いて竹串がすっと入ったらオーブンから取り出し、包んだままにしておく。マサラミックスのスパイスを混ぜ合わせる。

3

①の鶏肉の水気を軽く拭き、オーブンペーパーにのせ、皮の面にしょうがのすりおろしを塗り込み、②のスパイスを全体にふる。同じく190℃のオーブンで30分ほど、濃いめの焼き色がつくまで火を通す。脂を少し拭き取り、さつまいもと同様にアルミホイルに包んでおく。

4

トマトを粗く刻んで容器に入れ、塩少々とレモンを搾って混ぜる。ココナッツミルクパウダーをボウルに入れ、プレーンヨーグルトを少しずつ加えながら、泡立て器でなめらかに混ぜる。青唐辛子はへたを切り、薄めの小口切りにする。密閉容器に入れ、食べるまで冷蔵で保存。

5

〈仕上げ〉さつまいも、鶏肉はホイルを開けて、200℃のオーブンで10分ほど温めて食卓へ。ナンは網で焼くかトーストし、④と一緒に器に盛り合わせていただく。

ながお ともこプロフィール画像
フードコーディネーターながお ともこ

ながお ともこ●フードコーディネーター。「バラ科の果物のピークを迎え、ジャム作りに大忙し。小さめの瓶にすると食べ切りやすく、ささやかな贈り物にも」。

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