【佐久間宣行プレゼンツ東京街歩きガイド】心・頭・体をリフレッシュ!コース

ニッポンのエンタメ界を縦横無尽に駆け回る佐久間Pは、街歩きにもアンテナをビンビンに張っていた! 日々奮闘する自身を癒やす間から活力を注入する店まで……。究極の"整え達人"である氏がひそかに通う東京ご自愛スポットを3回に分けてお届け。ここでは、多忙を極める佐久間Pのピンと張りつめた心を解放するサンクチュアリを紹介。さぁ、マンネリを捨て街へ出よう!

佐久間宣行プロフィール画像
TVプロデューサー&ディレクター佐久間宣行

さくま のぶゆき●TVプロデューサー&ディレクター。「オールナイトニッポン0(ZERO)」のパーソナリティ。9人組アイドル「ラフ×ラフ」のプロデュースも行う。公式サイトはhttps://roughlaugh-official.com/

シネマ・ロサ

シネマ・ロサ

「3〜4時間空いたらすかさず池袋へ。ハイレベルな演劇や映画をキャッチ」

「質の高い作品に出合える『東京芸術劇場』、老舗の小劇場『シアターグリーン』——。池袋は、エンタメにどっぷり浸れるエリア。学生時代から通うミニシアターのひとつが『シネマ・ロサ』で、厳選した旧作や自主映画を積極的に上映しています。社会現象にもなった『カメラを止めるな!』(’17)はここが発信源。巷で話題になっているインディーズ映画を調べると『シネマ・ロサ』で上映している確率が非常に高いです」

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戦後に誕生し、今年55周年を迎えるレジャービル・ロサ会館内。朱色、紺色、白色のトリコロールカラーで構成されたミニシアターは、郷愁を誘う雰囲気で、昭和の時代へタイムリープしたかのよう。二つあるスクリーンでは、自主映画や共同企画での特集上映のほか、未来を担うアーティストのために、配給や宣伝活動までサポートして作品を公開する
INFORMATION

シネマ・ロサ

東京都豊島区西池袋1の37の12 ☎03−3986−3713
上映作品や時間などの詳細はHPで確認を

プリック

プリック
魚介やハーブのサラダ、蒸し物、炒め物、麺類……。品数の多さ、センスのよさに、タイ人の方々も胃袋をつかまれる。店主宅に招かれたような居心地のよさも◎

「路地裏にあるタイ料理店。ビブグルマンにも選出された池袋の名店」

「演劇や映画を満喫したら、何を食べるか? も楽しみのひとつ。町中華や居酒屋など何軒か候補がありますが、エスニック気分なら迷わず『プリック』へ。タイ人の女性シェフが作るローカル料理は、何を注文してもウマい。特に、カニのカレー炒め『プーパッポンカリー』¥2,200と、『ワインクーラー』¥600の組み合わせは最高です」

INFORMATION

プリック

東京都豊島区池袋2の62の6 1F ☎03−3590−3413
◯営11時30分〜翌1時30分 ㊡第2・3月曜、ランチ(〜16時)のみ毎週月曜

銀座雲の上のほぐし仙人

銀座雲の上のほぐし仙人
「ぐぎぎ、おうふ、あっ……!!」。室内からは佐久間Pの幸せな叫びが。不調ポイントをズバズバ当てられ、「もともと体が柔らかいから、なんとか持ちこたえているんですよ」と厳重注意を受ける

「屈強な男たちが凝り固まった体を見事にほぐしてくれる。くぅ〜っ」

「ネットで見つけてふらっと行ったつもりが、スタッフ全員ハズレなしのスゴ腕揃い。東洋や西洋などあらゆる施術を独自に解釈し、その人、その日の状態に合わせて技をくり出す。本日のご担当は、小学3年時にマッサージに覚醒した店主。施術後はおや!? 体の稼働域が格段に広くなって巻き肩が改善したし、目まで大きく。スゲー!」

INFORMATION

銀座雲の上のほぐし仙人

東京都中央区銀座8の5番地先 銀座ナイン1号館1F ☎03−6263−9991
◯営11時~23時(最終受付は21時30分の60分コースまで) 無休 ※60分コース¥8,800・90分コース¥13,200など

栄湯

栄湯

「東京にある"長崎"界隈。年に2〜3回訪れます。まず銭湯で気分転換♪」

「よくある街の銭湯かな? とふらっと入ったら、かなりきれいで細部までこだわりも。でもちゃんと落ち着ける。どうやら店主夫妻の趣味が温泉施設巡りらしく、ある意味最前線に触れていた……(笑)。1時間ほど過ごしたら15分ほど歩き予約しておいた『鰻家』へ」。井戸水をろ過した軟水風呂ゆえ湯ざわりなめらか、保温・保湿効果も抜群。

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浴場建築に新風を吹かす今井健太郎氏がデザイン。近くにある「哲学堂公園」に奉られている四聖をイメージした4色の光で構成される。小石を並べた足つぼマッサージなども。男女入れ替え制「釈迦サウナ」は+¥400
INFORMATION

栄湯

東京都新宿区西落合2の6の2 ☎03−3953−6562
◯営15時~24時 ㊡月・金曜 ※入浴料大人¥500

鰻家

鰻家

「自分へのごほうびは日本一のうな重!異次元のウマさです」

「個人的に日本一だと思ううなぎ店。うなぎの生命線である"井戸水"がある、という理由でここに拠を構えた熱量はさすが。流水で生かしたうなぎを華麗にさばいたら、炭火でじっくり丁寧に焼成。自家製ダレをからめれば、ふわりととろけてうなぎ本来の持ち味が爆発。ごほうびとして『うな重(特上)』¥6,500を。心地よい苦味の『肝焼き』1本¥1,000はビールといただきます」

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愛知県一色産の最高級を用いる。ごまかしや手抜きは一切なし、素材の魅力を200%引き出す。うなぎ道71年以上、御年87歳の店主の焼きの技術はもはや名人芸。Honda創業者の本田宗一郎氏もひそかに通っていたとか
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鰻家

東京都豊島区南長崎5の18の17 ☎03−3953−0049
◯営11時30分~20時30分 ㊡金曜

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