1925年に北フランスの小さな村、フレノワ・ル・グランで誕生した鋳物ホーロー鍋、ル・クルーゼ。長年の愛用者でもある長尾智子さんに、このお鍋だからこそおいしくなる、秋のレシピを教えてもらった。
さつまいも
細め2本
カリフラワー
小1株
じゃがいも(メークイン)
4個
赤玉ねぎ
中1個
イタリアンパセリ
2本
塩
適宜
無塩バター
約20g
オリーブオイル
大さじ1
白ワイン
80㎖
〈きのこのソテー〉
まいたけ
1株
ブラウンマッシュルーム
大5〜6本
にんにく
小1片
クミンシード
小さじ1/2
塩・こしょう
各少々
オリーブオイル
大さじ1
さつまいもは両端を落とし、3〜4㎝に切り分けてさっと水に通す。カリフラワーは小房に分け、じゃがいもは皮をむき、水に通す。赤玉ねぎは放射状に8等分。バターは室温に戻す。
ココット・ロンドに①の野菜を詰める。まずじゃがいもを置き、すきまをほかの素材で埋めるように詰める。底面が埋まったら塩をふり、全部重ねたらさらに上から塩をふる。バターをところどころのせ、オリーブオイルを回しかける。白ワインを注ぎ、水大さじ1(分量外)を加えて蓋をする。
②を中火にかけ、沸騰してきたら火を弱め、20分ほど蒸し煮する。途中1回、木べらで鍋底を確認(出来上がりに煮汁がほんの少し残るくらいが理想)。柔らかく火が通ったら出来上がり。
野菜を蒸している間にソテーを作る。まいたけは長さを2等分、マッシュルームは縦4〜5等分。にんにくは皮を取って2等分し、芯をはずす。ココット・ロンドかフライパンにきのことにんにくを入れ、塩、クミンシードをふり、オリーブオイルを回しかけてざっと混ぜる。蓋をして強めの中火にかけ、4〜5分蒸し焼きして蓋をはずし、軽く混ぜて水分を飛ばす。味を見てしっかりめの塩味に調え、こしょうを挽きかける。イタリアンパセリの葉を粗く刻む。野菜の蒸し煮を器に盛り、きのこのソテーを添え、イタリアンパセリを散らす。
ながお ともこ●フードコーディネーター。「モノトーンの道具が並ぶキッチンで、唯一色鮮やかなのがル・クルーゼのココット。どの色も温かみがあります」。
シックな秋色が食卓をスタイリッシュに彩る!
【ル・クルーゼ】からハロウィンコレクションが発売
今年はハロウィンコレクションの定番アイテム、かぼちゃ型の鍋「シグニチャー ココット・パンプキン」にこっくりとしたオレンジの「マロニエ」と深いレッドの「ローヌ」が新登場。ストーンウェアではコレクターたちに人気の「ミニ・ハロウィンディッシュ」では黒猫やミイラをモチーフにしたタイプもお目見えする。モダンなカラーリングと楽しいデザインが同居するコレクションをお見逃しなく!