「おつかれさま」も「頑張っていこう!」も「これからよろしく」も、おいしい食事を囲めば万事OK! イタリアンからそば会席まで、総力を挙げて厳選した自信の"会食&快食"スポットを揃えました。

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【東京の必食アドレス3選】絶対に外さない会食スポットはここ!

「おつかれさま」も「頑張っていこう!」も「これからよろしく」も、おいしい食事を囲めば万事OK! イタリアンからそば会席まで、総力を挙げて厳選した自信の"会食&快食"スポットを揃えました。

実も"華"もある満点イタリアンに出合ってしまった!

今年はイタリアンの大当たり年! アンダー1万円のコースやアラカルト主体のレストランが豊作です。

Pienezza FUKASAWA

Pienezza  FUKASAWA

"野菜の魔術師"として食通に知られる南青山『JINBO MINAMI AOYAMA』の神保佳永シェフが「新鮮な季節野菜を用いたイタリアンをもっと多くのひとに」という思いを込めてオープン。キッチンを任された長谷川泰シェフは、世田谷の食材にフォーカスを当てた彩り豊かな料理を提供する。ボリュームある8種の前菜の盛り合わせに始まり、パスタ2種、魚か肉を選べるメインで構成される充実のコース(8,800円)にしあわせ気分が高まる。

Pienezza FUKASAWA

東京都世田谷区深沢4の33の13 深沢グランブロス5F
☎03−6805−9952
◯営18時〜23時(最終入店22時/火〜土)、12時〜15時(最終入店13時/土・日のみランチも営業)
㊡月曜、日曜夜
テーブル8席、カウンター13席
※ワインペアリング5,500円(4杯)〜

麗しのモダンベトナミーズ、最強の黒船がやってきた

先日発表されたミシュランガイドのセレクテッドにも、モダンアジアンが台頭。今行くべき〝新星〟はここ!

Nén Tokyo

Nén Tokyo

写真は21,000円のコースの一例。「紙」ベトナム伝統の手漉き和紙をイメージ。マラバルほうれん草のペーストに鰻をサンド。

ダナンに本店を構え、ベトナムで初めてミシュランのグリーンスターを獲得した『Nén Danang』。その店の女性シェフ、サマー・レさんが、かねてからの願いだったという日本への出店を実現。ベトナムの食材、味わい、歴史によって育まれた文化に触れられるテイスティングコースは、16,000円と21,000円の2種を用意。日本人にもなじみのあるバインミーなどを再解釈し、独自のセンスによって紡がれる料理は、洗練されたビジュアルと同様に味わいにインパクトがあり、場を大いに盛り上げる。

Nén Tokyo

「バインミー」鴨肉のグリルとパテプディングにグーズベリーで酸味を添えて。

Nén Tokyo

「バランス」ハーブのペーストなど"美食のキャンバス"に目を奪われる。

Nén Tokyo

「第二のふるさと」シェフは大分県での留学経験あり。ふたつの国の稲作文化を思い、米のアイスクリームをデザートに。

Nén Tokyo
Nén Tokyo

東京都渋谷区代官山町14の18 チャコット代官山本店4F
☎非公開
◯営18時から30分ごとに入店(最終入店20時)
㊡月曜
テーブル34席、個室1・6席

大人のためのそば会席で滋味を楽しむ

活況を呈すそば会席と在来種のブームをたどってみれば、涼やかな上流には、36歳の若き料理人が営む店がある。

蕎麦おさめ

蕎麦おさめ

夜のおまかせコースはそばがき、八寸、2種の一品料理、粗挽きそば、玄挽きそば、季節のそば、甘味の8品。すべて在来種を使用。産地は右から鳥取県日光、千葉県千葉、福井県永平寺。秋は九頭竜舞茸とじゃんぼなめこのそばが登場する。

西麻布で4年半、目白に移って2年半。築100年を超える古民家で日本各地から届けられるそばを毎日挽き、打ち方を変えながら季節の味を供するのが剣児さんだ。昼はコース1本(5,500円)、夜はコース(9,900円)とアラカルト。そのいずれでも、産地の異なる在来種を使った粗挽きのそばがきと、粗挽き、玄挽き、季節のそばの食べ比べができる。にじり口から身を屈めて入る個室も完備。苔生した中庭を愛でつつ、しっぽりと大人の会食を。

蕎麦おさめ

サーモン塩麹漬、イクラ醤油漬、ホタテとエビの西京漬焼、トウモロコシとそばの磯辺揚げなどが楽しい八寸。

蕎麦おさめ

そばがきに使われる実は福井県大野から。

蕎麦おさめ
蕎麦おさめ

東京都新宿区下落合3の21の5
☎03−6908−2362
◯営11時30分〜14時30分(LO14時) 17時30分〜21時(LO20時)
㊡月・火曜
テーブル全18席、個室1・4席

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