T これはセブン−イレブンで割とよく見かけるリースリングのワインなんですが、この価格で売られているのがまず驚き! ドイツではリースリングは高貴な品種で、高いものだと何万円もします。さらにこのワインの生産地のファルツという地方は、ドイツではワインの有力な地域の一つなんです。そこのリースリングなら、味は期待できるもの。かなりお得に飲めていると思いますよ。
Z そんないいワインがフルボトルで1,000円以下、ちょっといいお店ならグラスワインの値段です!
T 「トロッケン」というのは辛口という意味。 リースリング特有のスイカズラと呼ばれる白い花のニュアンスや果実味があって、甘すぎない白ワインです。
Z 読み取れる情報がハンパない! 同じものを見ていたはずなのに、解像度が低いと何もわからないですね(笑)。
A リースリングらしさもあって、ちょうどいいキリッと具合。田邉さんおすすめのペアリングは、「セブンプレミアム ゴールド 金のウィンナー」&「コールスローサラダ」ですね。
T そうなんですよ、500mlサイズ。ファミマのイメージは1,000〜1,500円くらいのワインも結構置いていて、コンビニとしては高い方だと思います。知名度のある生産者のワインも取り扱いがあり、そういうワインを500mlにして1,000円前後くらいで買いやすく。でもその品質は1,500円以上なんです。
Z ファミマさん、どんだけお客様想いなの! 名もなき酒飲みたちに優しすぎる……(涙)。だってやっぱりおいしいワインが飲みたいですもん。このサイズ感ならひとりでも飲み切れるから気軽に買える!
A 優しさというよりそれは賢い戦略では?(笑) この白ワインも、大手のシャトー・メルシャンから。酸味も和の柑橘類のようで、おいしい日本ワインの味だ〜!
T メルシャンはクオリティが物凄く高いものを作っていて、この価格はシャトー・メルシャンの中でかなり安い。ちゃんとおいしい日本の白ワインをまずこの価格では飲めませんし、だから日本のワインをコンビニで見かけることが少ないんです。
Z 一緒に食べるならどんなおつまみがいいでしょう?
T コンビニにある惣菜って日本的なものが多いから、合わせる料理も見つけやすいのも良いところ。「胡麻だれで食べる とうふそうめん風」「鰹節の香りと旨みたけのこ土佐煮」などは、ヘルシーだけど満足感を感じてもらえるはず!
T キャンティは昔すごくヒットして、色んな人が参画するように。それで最初にキャンティを作っていた人たちの元祖は、キャンティクラシコという別枠の名前になり、これは新しいキャンティの方。だからといってダメなわけじゃなくて、おいしいワインが作れているし、だからこそリーズナブル。それにしてもこの価格は安いですね、セブンの企業努力を感じます(笑)。
A親しみやすくて、おいしいですよ! 渋みも強くなくて、飲みやすい。
T ペアリングは ワインの酸にトマトを合わせて、「セブンプレミアム ゴールド 金の蟹トマトクリーム」にしました。トマトパスタとキャンティを合わせるのは定番なんですよ。
Z キャンティ単体で飲むよりも、パスタを一緒に食べることでおいしさが増す〜!
T ワインを生かすも殺すも、ペアリング次第! この組み合わせはうち飲みにおすすめです。 〜今回の「ベストうち飲み賞」を発表します!〜
A 今日は田邉さんにセブン−イレブン、ファミリーマート、ナチュラルローソンで買えるおすすめのワインを教えていただきました! 悩ましいですが、あえて大賞を選ぶならどれでしょうか!?
T アマヤに大賞をあげたいですね! スパークリングで安いのを見つけるのはそれだけでも難しいし、さらにおいしいというのはかなりハードルが高いから。
Z ロスヴァスコスに一票! ボルドーのトップシャトーが関わっているワインを、街角で誰もが手に入れられるなんてすごいし、嬉しい♡
A ホリデーイベントや帰省を控えた物入りな時期のお財布にも優しくて、ありがたいコンビニワイン。みなさんもぜひ活用してください!