2023.03.23

【世界に誇れるアイテムを厳選】モードなスーべニール、 日本代表

海外から訪れた人に、その素晴らしさを体感し、自国でも伝えてほしいファッションプロダクトは何だろう。私たち自身も改めて向き合いたい日本の美意識が息づく銘品を集めた。

ここではSPUR5月号から一部の内容をいち早くお届け!

LASTFRAMEのニットバッグ、BUNZABUROのの絞りバッグ
(右)〈H15.5×W25×D19〉¥29,700/ミラベラ(ラストフレーム) (左)〈H18×W19〉 ¥14,300/片山文三郎商店(ブンザブロウ)

LASTFRAME(ラストフレーム)のニットバッグ

(右) ポリエステル糸を撚り合わせて編み、もっちりとした肉感に仕上げたラップバッグ。レトロモダンな市松模様はインターシャ編み。この表現のために国内に数台しかないという特殊な機械を稼働している。縦には伸びにくいので型崩れしづらく実用的。和装の帯のようなハンドル部分のデザインも手伝って、どこか"用の美"の精神が感じられる逸品。

BUNZABURO(ブンザブロウ)の絞りバッグ

(左) 100年以上の歴史を持つ京都・烏丸の老舗呉服店から生まれたブランドの十八番が、着物の染めにも用いる"絞り"という手法。ポコポコとした独特のフォルムはビー玉を型に入れて絞った形状が基になっている。発色はあくまでコンテンポラリーというバランスが何とも粋。二重構造のため形が崩れにくく、日本製のポリエステル素材で水洗いできる。

Hender Scheme(エンダースキーマ)のレザートート、Aeta(アエタ)のレザーバスケット
(右)〈H41×W42×D15〉¥26,400/スキマ 恵比寿(エンダースキーマ) (左)〈H26×W19×D19〉¥60,500/アエタ 箱「ACTP01 会津桐」¥165,000/東屋

Hender Scheme(エンダースキーマ)のレザートート

(右) 2枚のカウレザーから成るごくシンプルなトートバッグは、設立時から今も変わらず浅草を拠点とし、"ニュークラフト"を掲げてものづくりを続けるこのブランドの定番モデル。3つのサイズがある中で、もっとも大きいこの"ラージ"はA4サイズの書類やPCも収まる汎用型。東京・合羽橋にある直営店ではハンドル部分に刻印が施せるというオプションも。

Aeta(アエタ)のレザーバスケット

(左) 世界各地で出会った景色や人から着想を得てクリエーションに落とし込む。"逢えた"の言葉に由来するブランド名は、そんな姿勢を表している。このバッグは地中海の島で触れた天然素材のマルシェカゴをベースに、素材をレザーに置き換えたもの。使う季節やテイストが限定されがちなカゴバッグをシーズンレスに楽しめるようアレンジしたのも、日本ブランドならではのアプローチ。

UNTISHOLD(アンチショルド)のウェッジサンダル
〈ヒール8.5㎝〉¥40,700/アンチショルド カスタマーサポート(アンチショルド)

UNTISHOLD(アンチショルド)のウェッジサンダル

浅草を中心とした工房の協力の下、上質な製靴を行うアンチショルド。代表作の"マルタ"というウェッジサンダルシリーズより、ホースレザーにチェック柄をのせたキャッチーな一足をセレクト。フットベッドもホースレザー、ライニングはピッグ、ソールはカウと、部位によって違う素材を使用。日本の職人の審美眼が素材選びに活きている。

tao(タオ)のビーチサンダル
〈ヒール1㎝〉¥13,200/コム デ ギャルソン(タオ)

tao(タオ)のビーチサンダル

タオが日本人作家と初の共作。アーティストSHUN SUDOの代表作"ボタンフラワー"のグラフィックにドットを融合したプリントが目を引く。スクエア型の板からサンダルを繰り抜く仕様もユニークだ。足型から鼻緒の製作までをすべて手作りで行うTSUKUMO社製。1950年代に日本で生まれたビーチサンダルの製法を改良し続けている企業との協業で、履き心地も期待できる。

Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)のレザーサンダル
〈ヒール3㎝〉¥38,500/オニツカタイガージャパン お客様相談室(オニツカタイガー)

Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)のレザーサンダル

海外のモード好きからも人気を博するオニツカタイガーは、70年以上の歴史がある日本発のファッションブランド。今シーズン、直球で和を感じさせる雪駄タイプは特にアイコニックだ。ソールの構造はスニーカーに近く、クラシックながらも快適な履き心地を実現。裁断、縫製、ソールの加工、成型などの製靴工程はすべて国内で行われている。

_Fot(フォート)のウッドつきサンダル
〈ヒール2㎝〉¥49,500/フォート

_Fot(フォート)のウッドつきサンダル

ブランドの真骨頂でもあるウッド×レザーのコンビネーション。目を引くラウンドモチーフのパーツは積層したプライウッドで、日本の家具職人との協業により制作したもの。呼吸する天然素材の組み合わせと曲線的なシルエットで、肩の力は抜きつつも洗練された佇まいに。繊細なバランスやエッジの美しさが損なわれていないのも、デザイナーがこだわる日本生産の現場の技術があればこそ。

\  続きはSPUR 5月号でチェック  /

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