行き先が変われば、こだわりの持ち物も変わる。山・海・川を愛する10名の、愛用バッグと必需品とは? 現地で役立つ便利なアイテムを一挙にご紹介! ここではSPUR6月号から、一部の内容をいちはやくお届け。 フォトグラファー 根本絵梨子さん アウトドア好きの家庭に生まれ、幼少期から山に登っていた根本絵梨子さん。写真家としてデビューした20代中頃から本格的に登山を始めた。国内はもちろん、ヒマラヤやパタゴニアなど海外の山々にも登り、アウトドア関連の撮影依頼も舞い込むように。多いときは仕事とプライベート併せて、月の半分ほど山にいることも。最近1300㎞に及ぶ、ニュージーランド南島のテ・アラロアを2カ月強かけて縦断。「一日中草原を歩く日もあれば、森やビーチというときもあり毎日景色が変わるんです。かなりワイルドな道のりで、まさにアドベンチャーでした」 1 ウエスタンマウンテニアリングの寝袋はトップキルトタイプ。「背中面はダウンがつぶれてしまうので、最初からないものを選んで少しでも荷物を軽くしています」 2 ENOのハンモックは薄くコンパクトに持ち運べる。「布の面積が広いので寝心地抜群」 3 ロングトレイル向きのZpacksのザック。「軽さと丈夫さのバランスがいい。骨組みがちゃんとしているので肩への負担が軽減されます」 4 一人用のテントもZpacksのもの 5 トレイルバムのP.I.POUCHは、保温・保冷が可能。「料理や飲み物の温度をキープしたり湯たんぽ代わりにしたり。クッション性があるのでカメラバッグにすることも」 6 コーヒーグッズ。金属歯で豆をひきやすいミルは上海発のTIMEMOREのもの。TOAKSのクッカーはお湯を沸かすのにちょうどいいサイズ。「訪れた場所で豆を買い、次の登山に持っていくのがルーティン」 7・8 ハッセルブラッドの500C/Mをハイパーライトマウンテンギアのカメラポッドに入れて。「テ・アラロアで出会ったハイカーの皆さんにサインをしてもらった思い出深いケースです」 9 足をいたわるマッサージグッズ。抗炎症や鎮痛の作用があるといわれるアルニカ配合のヴェレダのマッサージオイルやAnti-Flammeのクリームを愛用。「コレクトゥの足指スペーサーは、足が痛くてリタイアしそうになったとき、5本指ソックスの上からつけたら回復した優れもの!」 10 疲労回復用マグネシウムサプリやScratchy & Itchyの肌用鎮静ジェルも常備 11 6つのパーツに分かれ、コンパクトに持ち運べるティムコのフライロッド。「釣り道具を持っていくと川も楽しめて、山をいろんな角度から満喫できます」 フォトグラファー根本絵梨子さん お気に入りの山 ≫ テ・アラロア フォトグラファー 黄瀬麻以さん 2020年頃アウトドアに興味を持ち、登山好きの友人に八ヶ岳へ連れて行ってもらったのが始まり。「山に登るのはもちろん、下山後の温泉や道の駅まで含めた一連の行程が楽しい。こんなに充実した一日があるのか、と感動しました!」。それ以来、都内から行きやすい長野と、友人が住んでいる北海道の東川町を中心に、シーズン中は月に1〜2回のペースで登山を楽しんでいる。 1 ザックはkarrimorのコンパクトタイプ。「このサイズで腰どめベルトがついているところに惹かれました」 2 トーマス・マイヤーのサングラスに、モンベルのメガネストラップをつけて。「肉眼で見たいときにさっと取れて、なくす心配もありません」 3 マップが描かれているバンダナを行く先々で購入し収集。「大判なので、いろんなものを拭く際のハンカチに」 4 メイドインジャパンにこだわる滋賀発のブランド、NANGAの寝袋。「軽くて暖かい上に、ナイロンの肌ざわりのよさが素晴らしい!」 5 ハイドロフラスクのステンレスボトル。「ザックのポケットに入る細さとこぼれにくい口の小ささが魅力」 6 取っ手が折りたためるPRIMUSのクッカーや直火が可能なAnarcho Mountaineersのステンレス製カップ。「ヴィンテージの籠はおむすびケースです」 7 東川町にあるショップ「Transit」で購入したCRAZY CREEKのポーチ。絆創膏や常備薬入れに 8 山では軽く壊れにくい35㎜判のフィルムカメラ、ニコンのFM3Aを愛用。「ドンケのプロテクティブ ラップは面ファスナーでカメラを簡単に包めます」 9 天気によって持っていく、モンベルのダウンベストとザ・ノース・フェイスのゴアテックスパンツ 10 エクスペドのフォールドドライバッグは防水仕様。「カメラとフィルムのほか、汚れ物も入れられて便利」 フォトグラファー黄瀬麻以さん お気に入りの山 ≫ 八ヶ岳 フリーランスPR 佐竹 彩さん 登山歴8年になる佐竹彩さんは、好きが高じてザ・ノース・フェイスをはじめとしたアウトドアブランドのPRを務めている。「仕事柄パソコンやスマートフォンに向かうことが多いので、山ではデジタルデトックスできるのがうれしい。不思議と思考も前向きになります」。季節によって景色が変わる八ヶ岳もお気に入り。最近は九州まで足を延ばし雲仙普賢岳に登頂した。 1 ザ・ノース・フェイスのレインアウターはポンチョタイプ。「ザックを覆って着られるので便利」 2 カスケードワイルドの折りたためるミニテーブル 3 サンスキーのサングラスは丈夫で軽くアクティビティ向き。「偏光レンズなので水面も反射せず見られます」 4 地図とコンパス。「地図を見るのが好き。景色と見比べて楽しんでいます」 5 ドリンクグッズをビッグスカイの保冷バッグに入れて。カップはエバニューのチタン製マグカップ 6 カメラは学生時代から使っているミノルタのTC1。「フィルムだと現像したときにもう一度山の思い出を味わえます」 7 シートゥサミットの防水スタッフサックは着替えを入れる用 8 下山後の温泉で寛ぐための着替え類。ザ・ノース・フェイスのパンツはパッカブルでシワになりにくい。Tシャツとアンダーウェアはアイスブレーカー。「メリノウールが心地いい上に、臭いも気になりにくい」 9 北アルプスにある燕山荘で購入したハンカチ 10 ザ・ノース・フェイスのランニングソフトボトル。「飲み終わると凹んで小さくなるんです」 11 ALL goodの日焼け止めは植物成分がベース。「手袋をしていることが多い山中でも、スティックタイプはそのまま塗れて便利」 12 ザ・ノース・フェイスのザックは、コンパクトで日帰り登山にぴったり。「背中面のパッドが取れて座布団になるので荷物を減らせます」 フリーランスPR佐竹 彩さん お気に入りの山 ≫ 南アルプス \ 続きはSPUR6月号でチェック! / Amazon 楽天ブックス セブンネットショッピング タワーオンライン SPUR6月号 試し読み SPUR 2024 June The Sporting Life スポーティ・シックを極めたい 2024年6月号を試し読み 2024年6月号を試し読み 2024年6月号のこぼれ話はこちら 2024年6月号のこぼれ話はこちら 2024年6月号を試し読み 2024年6月号を試し読み 2024年6月号のこぼれ話はこちら 2024年6月号のこぼれ話はこちら