「落ち着いたグレートーンと奥行きあるレース素材が気分。こうしたレディライクでやさしい印象のシューズを、9のような90年代風のデニムとうまくミックスしたいですね」。しなやかなカーブを描くトゥが美しい。靴〈ヒール1.5㎝〉¥105,000(マノロ ブラニク)/ロンハーマン
大人のための遊び心にあふれたハートモチーフも注目するもののひとつ。「服だとラブリーに傾きすぎるので、アクセサリーやバッグなどの小物で取り入れたい。これはモダンなシェイプで甘くなりすぎないのが気に入っています」。ネックレス¥132,000(ソフィー ブハイ)/ロンハーマン
「ミュージシャンのニック・ケイヴの妻で、ヴィヴィアン・ウエストウッドのミューズでもあるモデルのスージー・ビックが2014年に
始めたブランド。彼女の色彩感覚に心浮き立ちます」。ルレックス素材でも派手すぎない。スカート¥72,000(ヴァンパイアズ ワイフ)/ロンハーマン
「やわらかな色出しにこだわって特別オーダーしました。158センチの私が着ても重たい印象にならない無敵のコートです」。ほどよいボリューム、サイドのスリットとも相まって、絶妙なバランスが実現した。ムートンコート¥340,000(エブール フォー ロンハーマン)/ロンハーマン
「こちらもやさしい色と素材に惹かれて。ボトムの裾から控えめにのぞくだけでも着こなしに個性を出せるのがいいですね。カジュアルな装いにさらりとプラスしたい」。2016年にドイツで始動したベロアの靴下に特化したブランド。靴下¥5,000(ベルベット ソックス)/ロンハーマン
カシミール地方の伝統工芸をストールに。「人の手のぬくもりをワードローブに。スケッチをせず、頭の中に思い描いたデザインに沿って手作業で縫い上げているそう。5年もの年月をかけて刻まれたアート作品のような一枚に心をつかまれました」。ストール¥273,000(カシミール ルーム)/ロンハーマン
「90年代テイストが気になりますが、ナイロン素材のウエストポーチのようなスポーツ系ではなく、レザーのクロスボディを持ちたい」。ベルトの長さを調整するとウエストバッグになり、はずせばクラッチとしても楽しめる。バッグ〈H11.5×W18.5×D5〉¥90,000(ODP)/ロンハーマン
「メキシコのユカタン半島にて、植物を独自に育て営むオーガニックなブランドです。シングルノートなので、より自然に近いんです。香りのベールに包まれて幸せなひとときに浸って」。スタイリッシュなパッケージも魅力的。リネンスプレー 各¥7,500(コキコキ)/ロンハーマン
「90年代でも特に前半。太いわたりやフロントのタックが演出する、あの頃の"ちょいダサ"感がツボです。トップスはカシミアニットやシルクのブラウスなど、シンプルで品のいいものを」。デニム¥25,000(ヤング&オルセン ザ ドライグッズストア)/ロンハーマン
「落ち着いたグレートーンと奥行きあるレース素材が気分。こうしたレディライクでやさしい印象のシューズを、9のような90年代風のデニムとうまくミックスしたいですね」。しなやかなカーブを描くトゥが美しい。靴〈ヒール1.5㎝〉¥105,000(マノロ ブラニク)/ロンハーマン
大人のための遊び心にあふれたハートモチーフも注目するもののひとつ。「服だとラブリーに傾きすぎるので、アクセサリーやバッグなどの小物で取り入れたい。これはモダンなシェイプで甘くなりすぎないのが気に入っています」。ネックレス¥132,000(ソフィー ブハイ)/ロンハーマン
「ミュージシャンのニック・ケイヴの妻で、ヴィヴィアン・ウエストウッドのミューズでもあるモデルのスージー・ビックが2014年に
始めたブランド。彼女の色彩感覚に心浮き立ちます」。ルレックス素材でも派手すぎない。スカート¥72,000(ヴァンパイアズ ワイフ)/ロンハーマン
「やわらかな色出しにこだわって特別オーダーしました。158センチの私が着ても重たい印象にならない無敵のコートです」。ほどよいボリューム、サイドのスリットとも相まって、絶妙なバランスが実現した。ムートンコート¥340,000(エブール フォー ロンハーマン)/ロンハーマン
「こちらもやさしい色と素材に惹かれて。ボトムの裾から控えめにのぞくだけでも着こなしに個性を出せるのがいいですね。カジュアルな装いにさらりとプラスしたい」。2016年にドイツで始動したベロアの靴下に特化したブランド。靴下¥5,000(ベルベット ソックス)/ロンハーマン
カシミール地方の伝統工芸をストールに。「人の手のぬくもりをワードローブに。スケッチをせず、頭の中に思い描いたデザインに沿って手作業で縫い上げているそう。5年もの年月をかけて刻まれたアート作品のような一枚に心をつかまれました」。ストール¥273,000(カシミール ルーム)/ロンハーマン
「90年代テイストが気になりますが、ナイロン素材のウエストポーチのようなスポーツ系ではなく、レザーのクロスボディを持ちたい」。ベルトの長さを調整するとウエストバッグになり、はずせばクラッチとしても楽しめる。バッグ〈H11.5×W18.5×D5〉¥90,000(ODP)/ロンハーマン
「メキシコのユカタン半島にて、植物を独自に育て営むオーガニックなブランドです。シングルノートなので、より自然に近いんです。香りのベールに包まれて幸せなひとときに浸って」。スタイリッシュなパッケージも魅力的。リネンスプレー 各¥7,500(コキコキ)/ロンハーマン
「90年代でも特に前半。太いわたりやフロントのタックが演出する、あの頃の"ちょいダサ"感がツボです。トップスはカシミアニットやシルクのブラウスなど、シンプルで品のいいものを」。デニム¥25,000(ヤング&オルセン ザ ドライグッズストア)/ロンハーマン
すっかり秋冬気分に切り替わったファッション界。リアルなモードはどう動く? 東京のトレンドを牽引するバイヤーに、目指す女性像や注目ブランドの最新を調査!
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陽だまりに咲く花のようにナチュラルな包容力を
根岸由香里さん/ RON HERMAN
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「自然体で笑顔を絶やさず、いるだけで周囲の空気が明るくなる。たとえて言うなら"陽だまりの中に咲く花"のような女性が理想です。今回紹介しているカシミール ルームの創始者ジェニー・ハウシーゴや、エブールのディレクターの酒井典子さんなど、相手を包み込むような温かい大人の女性から影響を受けました。そこで、やわらかなカラー、甘美なジャカードやレースなどを取り入れて、相手にやさしさを与えられるようになりたい」
YUKARI NEGISHI/ロンハーマンの日本上陸、立ち上げから携わるウィメンズのバイヤー兼ディレクター。発想の源になる画像をネットで見つけては保存する日々。
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根岸さんの好きなフラワーショップ、FUGAの花束。白いトルコ桔梗がはつらつと咲き誇る
>商品のお問い合わせ先と電話番号はこちら
SOURCE:SPUR 2018年9月号「答えはバイヤーが知っている」
photography:Kevin Chan styling:Michie Suzuki edit:Ayana Takeuchi