女優の夏帆さんが登場! 裏テーマをこっそり教えます

地方出身者だからかもしれませんが、年末年始が近づくにつれ、郷愁の想いが募ってきます。1月号では「私の帰省物語」と題して、鉄道ストーリーを展開。ハイブランドのリゾートコレクションに身を包みながら、女優の夏帆さんが久々に実家に帰る主人公を演じてくれました。誌面ではふれていない細部にもこだわりましたので、ここでご紹介します。まず、ところどころに写っている虎屋の紙袋(もちろん、中には羊羹を用意!)。これは、実際に担当編集が帰省する際のお土産です。列車の窓際には駅弁。これもマスト。そして、5ページ目でしれっと首からかけている懐中時計。スタッフの共通テーマとして映画『東京物語』を下敷きにしました。物語の最後、原節子演じるヒロインが義母の形見として受け取った懐中時計を見ながら列車の中で涙するシーンへのオマージュです。普段は忘れがちですが、お盆や年末年始など節目節目に感じる日本人のノスタルジーをこの6ページに注ぎ込みました。今年のお正月は、久々に故郷に帰ってみませんか?

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エディターKINUGASA

顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。

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