2019.04.22

【ベスト・オブ・ホワイトニング2019】新世界に輝く、美白&UVケア

平成のビューティ史を総括するようなテクノロジーの進化に目を見張る名品が火花を散らした2019年の美白&UVケア市場。令和の世で私たちの肌は、もっと美しくもっと明るくもっと輝く──! 美のプロたちも思わずうなった、珠玉のホワイトニングプロダクトとは?

ビューティ・プロ15名が選出(五十音順)
鵜飼香子さん(ビューティジャーナリスト)/ 浦安真利子さん(ビューティライター)/ 小川由紀子さん(ビューティエディター)/ 長田杏奈さん(ビューティライター)/ 平 輝乃さん(ビューティエディター)/ 巽 香さん(ビューティエディター)/ 藤井優美さん(ビューティエディター)/ 前野さちこさん(ビューティエディター)/ 摩文仁こずえさん(ビューティライター)/ 安井千恵さん(ビューティエディター)/ 横溝なおこさん(ビューティエディター&ライター)/ 編集G / 編集A / 編集M / 編集I

  

ベスト・オブ・ホワイトニング/オバジC25セラム ネオ

ビタミンCの溶解濃度の極限!透明感もシミ消しも今シーズン最速の美白実感
―― 摩文仁こずえさん

(12㎖)¥10,000/ロート製薬

「使った翌日には皮脂ぐすみが軽減し、数日でたるみ毛穴の影が薄くなっていく。総合的にどんどん透明感が高まって、もちろんシミも確実に薄く小さくなってきたよう。この美白実感、最速です」(摩文仁さん)

「ビタミンC25%はさすがに刺激があるのでは?と恐る恐る使ったら、そんなことはまったくなく、むしろ心地よく潤う! 肌の明度が上がるとともに毛穴までキュッと締まるからより洗練された白さになれます」(小川さん)

「オバジ史上最高濃度というだけあり、改めてビタミンCの威力を実感。顔全体がワントーン明るくなるうえ、ツルンとキメが整う。単なる白肌ではなく、ツヤ、 透明感のあるヘルシーな肌に」(横溝さん)

「これまで以上のビタミンC濃度の美容液ができるなんて正直思ってもみなかった。使ってみると、その即効性にまず感動。ベタつかずに浸透し、翌朝には明らかに透明感がアップ。使うほどに『私の肌、こんなに白かったっけ?』と自分でも驚いてしまったほど」(藤井さん)

「シミ・そばかすを予防する、薄くするという美白のジャンルを飛び越えて、肌そのもののコンディションを底上げする感じ。結果、しっとりと潤って透明感が出る。ハリを出すから影が消え、明るく生き生きとした肌に。こんな美白を待っていました」(編集A)

安全性と長い実績で美白成分としても絶大な信頼のあるビタミンC。高濃度になれば、それだけ効果も期待できるが、ビタミンCは濃度を上げると温度変化にも影響され、結晶化するという難題が。それを克服し、15年の研究開発の末、安定配合に成功。シミだけでなく、毛穴、ハリ、キメ、シワの5 大悩みに対応するから、肌質も年齢も肌悩みも異なる美容のプロ全員が太鼓判。

  

ベスト・オブ・UV美白/HAKU 薬用 美白美容液ファンデ

美白美容液とファンデーション、どちらもハイレベルで両立。使わない理由が見当たらない
―― 巽 香さん

SPF30・PA+++[医薬部外品]全4色(30g)¥4,800(編集部調べ)/資生堂

「美白成分入りのファンデーションはこれまでにもあったけれど、ここまで正真正銘の美白美容液に色がついたものははじめて! さすが“メラノフォーカス”譲りの成分。使い始めて1 カ月とたたないうちに、シミがちょっとぼんやりとしてきたのには心底驚きました」(巽さん)

「美白の名門HAKUの伝家の宝刀4MSKを、美容液レベルに配合。赤みのパールの効果で、気になるシミや細かいそばかすもふんわりボケて、塗ってすぐ美白に成功したような肌に。長時間塗りっぱなしでも負担感がなく、クレンジング後のなめらかな肌に感動」(長田さん)

「ファンデーションでカバーしたいシミ部分こそ、集中美白したい場所。そんな盲点を突き、ふたつの願いを同時にかなえるファンデーション。“日中はガードのみ”という美白意識に変革をもたらしたと思います」(前野さん)

「さらっとマットな中にほどよいツヤもあり、カバー力も上々で理想の肌づくりがこれ一本でかなう。メイクオフ後の肌のなめらかさが感動もので、これならきっと紫外線の強い夏の終わりにも後悔しないはず」(浦安さん)

「美白成分を日中ずっとつけて美白ケアができるだけでなく、シミが気になる肌を均一化するパール粉体の設計が素晴らしすぎて……! さすが資生堂」(編集G)

つけていることで、シミをカバーしながら美白ケアができると同時に、シミの気にならない明るく透明感ある肌を演出するファンデーション。年間で3500時間にも及ぶ、日中のベースメイクをしている時間をまるまる美白ケアタイムに変える画期的なプロダクトだ。美白シリーズと同じ美白成分を配合するというレベルではなく、美容液の美白効果と美しい仕上がりを高次元で両立した傑作。

  

ベスト・オブ・美白化粧水/シャネル ル ブラン ローション HL

手軽な化粧水美白でしっとり潤わせて炎症に先回りケア
―― 平 輝乃さん

(150㎖)¥7,800/シャネル

「オイル入りのローションなのに、ベタつきを感じさせずにサッと浸透して肌の内側がしっとり潤う、洗練の使用感はさすがシャネル。美白だけでなく、炎症を抑えるウメフラワー エキス配合で紫外線ダメージをいち早くリセットできるのもいい」(平さん)

「何よりも乳液のような保湿力が魅力。美白化粧水は保湿力が弱いというイメージを軽やかに覆します。ひたひたと染み込む使用感も心地よい。アイコニックなウメ フラワー エキスとビタミンCのパワーで、日々透明感が増していく実感あり」(編集M)

ローションの粒子を細かく均一にする独自技術で有用成分を美容液レベルに配合した美白ローション。細胞の活力を妨げ、色素沈着に深く関わるタンパク質モータリンの発現をコントロールし、制御するウメ フラワー エキスを配合。さらに脂質を回復させるウメ フラワー オイルで潤いをキープできる肌に。

  

ベスト・オブ・透明感美白/カネボウ イルミネイティング セラム

オイルインというテクスチャーでかなう透明感+立体感
―― 鵜飼香子さん

[医薬部外品](50㎖)¥20,000/カネボウインターナショナルDiv.

「今年はオイルインの美白が気になります。このセラムはベタつかず、センシュアルなテクスチャーで、後肌はオイルによるツヤのヴェールができる感じ。だから立体感と透明感が格段にアップ。まぁるく品のいい肌に仕上がります」(鵜飼さん)

「首から下よりも明らかに暗くなった顔色にがっかりしていたのですが、これを使い始めてしばらくたった頃、ファンデーションが標準色より一段明るい色でもいいかもと言われるほどに。みずみずしさとコクのバランスがうまい使用感も好きです」(巽さん)

表皮に存在する老化物質にアプローチ。エイジングによる肌のくすみやにごりを払拭するブライトニング美白美容液。キメを整えながら、光を透過するなめらかで澄んだ肌へ。肌をみずみずしく包み込む、厳選したオイルによるなめらかなテクスチャーが秀逸。

  

ベスト・オブ・メラニン美白/メナード フェアルーセント 薬用ホワイトセラム

シミの源流へぐんぐん染み入る高浸透セラム
―― 藤井優美さん

[医薬部外品](100㎖)¥10,000/メナード

「メナードの美白にかける情熱が素晴らしくて! シミの起源となる幹細胞へアプローチをするから、本気のシミ対策に。ぐんぐんと肌に染み渡るテクスチャーも奥まできちっときく感じ。私個人は毛穴まわりの黒ずみが抜けて肌がクリアな印象に」(藤井さん)

「幹細胞研究のパイオニアのメナードの美白は毎回注目しています。新作は肌に浸透したあと個人センサーでは内側にきいている実感120%。薄くなっては濃く復活する根深いシミと肌のくすみ感の両方をケアする“二刀流”美白ができます」(鵜飼さん)

長年の幹細胞研究をもとに進化し続けてきたフェアルーセントの最新作。シミの源流である色素幹細胞刺激物質WNT1と、それによりメラノサイトが増えることに着目。これを抑えるルーセントWエキスと美白成分、APM(安定化ビタミンC誘導体)を配合した美白美容液。

  

ベスト・オブ・美白クリーム/ポーラ ホワイトショット RXS

“暑さヤケ”という新視点の美白で猛暑を乗り切れそう
―― 小川由紀子さん

[医薬部外品](50g)¥12,000/ポーラ

「暑さでもシミが増えるという着眼点の新しさに脱帽。いくら紫外線を防いでも猛暑の気温で不可抗力的にシミやくすみが現れるなんて嫌ですから。暑さにだれた肌をクールダウンするぷるぷるジェルのおかげで、夏に負けない気持ちになれるはず」(小川さん)

「みずみずしいジェル状で肌全体すみずみにまで塗り広げられるのがうれしい。シャバシャバの美容液だとちゃんと全顔塗れているかな、と思うときがあったけどそんな心配もなし。1個使い切った頃には透明感が全体的に底上げされた感じ」(編集I)

同じ人、同じUV量でも夏は日焼けしやすい。メラニンと気温の関係性について研究し夏の暑さがメラニンの生成量を増加させることを発見。ポーラオリジナル複合成分トラネキサム酸RXSを配合した美白ジェル。ジェルがみずみずしく弾け、長時間にわたり潤いが浸透していく処方も秀逸。

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SOURCE:SPUR 2019年6月号「新世界に輝く、美白&UVケア」
photography: Takafumi Yamada〈angle〉 styling: Masayo Kooriyama〈STASH〉 illustration: Hiroyuki Suzuki edit: Teruno Taira logo design: Yutaka Kato

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