ずっとあなたに会いたかった 彼女の名前はシム・ウンギョン

photography: Mikiya Takimoto
photography: Mikiya Takimoto

編集の仕事の醍醐味のひとつは、会いたいと思う人に会えるチャンスがあることだと思います。彼女が日本で活躍する姿が見えるなんて、震えるほど嬉しい!と数年前に感動して以来、虎視眈々と機会を狙っていました。そして、ついに、実現しました(感涙)!

韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』も『怪しい彼女』もコミカルでキュートで泣けて、大好きな作品なのですが、一転、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に輝いた邦画『新聞記者』でのシリアスで深みのある演技に衝撃を受けました。振り幅が半端ない上に、どの役もご本人の自我が消えていて、役柄のその人に見えてしまう。彼女じゃなければ成立しない世界観です。そう、シム・ウンギョンさんです。

実際にご一緒したウンギョンさんは、はにかみ笑顔が可愛くて、お茶目で、謙虚。溢れ出る透明感は、確たる知性を軸に、決して消えることがない。その雰囲気を写真に残したくて、写真家の瀧本幹也さんに撮影をお願いしました。このカットはウェブ限定の特別な一枚です。彼女の魅力がギュッと凝縮された一瞬に心奪われます。

誌面では、日本で活動するきっかけは「反省からだった」と語るインタビューも掲載。彼女が胸に刻む先達の言葉も教えてくれました。それは、読者のみなさんの力になるような言葉です。SPUR 4月号「そよ風のように シム・ウンギョンの現在地」、渾身の6ページをぜひご覧ください。

 

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エディターKINUGASA

顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。

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