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SPUR.JPエディターが実食! くら寿司とビームスがコラボしたSDGsメニュー

回転寿司チェーンのくら寿司が、あのビームス ジャパンとコラボレーションした特別メニューを期間限定販売しています。「え、、ビームスとのコラボって、いったいどんなメニューなのよ!?」と気になって調べてみたら、大豆や規格外野菜を使った「SDGs」がテーマのメニューらしい。しかも、くら寿司 京都店の限定メニューもあるというじゃないですか! ますます気になるし、お腹も空いてきたし、百聞は一見にしかず!ということで、ちょいと行ってきました。

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くら寿司 京都店です!
隣接しているのは、なんとビームス。おとなり同士のなかよしコラボだなんて、素敵ですよね〜。

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入り口には、巨大な寿司ネタ番付がズラリ! 相撲ファンとしては心躍る内装です。ちなみに個人的推しネタの寒ぶりは、前頭六枚目でした。いい線いっています。ぜひとも三役入りを目指していただきたい。

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明るく出迎えてくださった京都店のスタッフの方々は、コラボ期間中、ビームス ジャパンがデザインしたオリジナルのハッピを着用されています。枯山水をイメージしたポップな配色。すれ違いざまにこのハッピを着たスタッフさんが「ご来店ありがとうございます! ごゆっくりお過ごしください!」と溌剌とした笑顔で声をかけてくださり、こちらまで元気な気持ちになりました。この時点で完全に腹ペコです。

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ところで、くら寿司といえば無添加の美味しいお寿司がリーズナブルな価格で食べられるうえに、「ビッくらポン!」という子どもに大人気のゲームがあったり、店舗によってはゲーセン並みのアトラクションを導入していたり、エンターテイメントにもかなり力を入れている印象があります。

が、しかし! 美味しくて楽しいだけじゃないのが、くら寿司さんの素晴らしいところ。海洋資源の保全や食品ロスの削減にも真摯に取り組んでいて、獲れた魚を余すところなく使う「さかな100%プロジェクト」や、定置網にかかってしまった未成魚を養殖で育てる「魚育プロジェクト」など、サステイナブルな活動を積極的に行っている企業でもあるのです! 今回のコラボレーションは、そんなくら寿司の取り組みに、ビームス ジャパンが共感したことによって実現したという経緯も。なるほど~、だからSDGsがテーマなんですね。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題。「くら寿司 meets ビームス ジャパン」のコラボメニューを1品ずつご紹介していきます。まずは「ベジロール(サーモン)」から!

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規格外のニンジンを使った「ベジロール(サーモン)」¥220

高速オーダーレーンで勢いよく到着したため、トッピングのいくらが一部、お寿司の隙間に入り込んでしまいました。シャリの上にのっているのは、サーモン、アボカド、きゅうりの鉄板トリオ。その外側をオレンジ色の「ベジシート」という野菜シートでくるりと巻いた、まさにビームスカラーなロール寿司です。ベジシートの原料はニンジンなのですが、形が不揃いだったり色ムラがあったりという理由で、市場に流通しない“規格外”のものを使用しています。本来なら処分されてしまう食材を有効活用する、ナイスなアイデアですね。

そしてこのベジシート、海苔みたいにパリッとしているのかなと思いきや、実はけっこう柔らかい。でも噛むとザクッと歯ごたえがあって、意外性のある食感が楽しいんです。ニンジンの甘みをほのかに感じながらも、主張は控えめ。脂ののったサーモンとコク深いアボカド、さっぱりしたきゅうりの完璧なハーモニーを崩すことなく、リズミカルなアクセントを加えていて、かなりいい仕事をしています。

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「ベジロール(えび)」¥220

こちらは「ベジロール」のえびバージョン。プリプリのえびとアボカド、えびマヨのクリーミーな組み合わせは、子どもウケも抜群です。そこにほんのり酸味のきいたベジシートが、まろやかな味をシャキッと引き締めています。これは一度食べたらクセになる新食感。私は今回息子と2人で食べに行ったのですが、初っ端にベジロールだけで5皿食べて、1回目の「ビッくらポン!」でアタリまで出ちゃいました! なんという吉兆!!

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コラボメニュー専用シートは、ビームス ジャパンによるデザイン。

縁起がいいといえば、コラボメニューに添えられている橙色のシートには、鶴と亀のイラストが描かれています。そして中央にはシャレの効いたメッセージが。「だいだい末永く」の“だいだい”を、ビームス ジャパンのキーカラーの“だいだい”色にかけているんですね。お皿が空いて、このメッセージが目に入った瞬間、思わずニヤリとしてしまいました。

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本物のお肉のような「Soyナゲット」¥380

3品目は「Soy(ソイ)ナゲット」。名前の通り、大豆を主原料とした代替肉が使われています。製造過程での温室効果ガス排出量が少なく、体にも環境にもやさしいと話題の大豆ミートですが、正直に言うと味にはあまり期待していませんでした。「やっぱりリアルなお肉にはかなわないんでしょ?」と半信半疑で食べてみたら……ちょ、何これ! めちゃめちゃ美味しいじゃないですかー!!

揚げたてのアツアツの状態で、レーンの上を滑るように運ばれてきたナゲットは、外はカリカリ、中はふっくらジューシー。口当たりも全然モサモサしないし、大豆特有のクセもなし。チキンナゲットと言われれば何の疑いもなく食べられそう。いや~こりゃスゴイ! もはや寿司じゃないけれど、サイドメニューにも妥協しない姿勢はさすがです、くら寿司さん! 

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京都店限定メニューの「マンゴーアイスもなか」¥250

最後にオーダーしたのが、京都店限定の「マンゴーアイスもなか」。シメにちょうどいい爽やかな甘さで、ペロリと完食しちゃいました〜。

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「ジャパンカルチャーの発信」という共通の理念を掲げる、くら寿司とビームス ジャパンの異色のコラボ。総じて言えば、どのメニューも予想以上のクオリティでした。期間限定といわず、レギュラー化してほしい。なんなら入り口の番付にも入れてほしいくらいです。

また、今回のSDGsメニューを通じて、環境問題や食糧問題などについて家族と話すいい機会にもなりました。我が子にはまだ難しいかなと思っていたのですが、知るきっかけを与えるのはとても大切なことだと再認識した次第です。

「くら寿司 meets ビームス ジャパン」コラボメニューの販売は、9月30日まで。この機会にぜひ、お近くのくら寿司へ足をお運びください!

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