日本におけるフェミニズムの第一人者、田嶋陽子先生の本に出合い、人生を救われ、現代を代表するフェミニストの一人となったアルテイシアさん。『田嶋先生に人生救われた私がフェミニズムを語っていいですか!?』(KADOKAWA)は、二人が“フェミニズムの今”について、自由に楽しく語り合う対談本。海外や若い世代からの支持が増え続ける田嶋先生と、ざっくばらんな笑える言葉でジェンダーの呪いを解き放ってくれるアルテイシアさんが語る、日本がジェンダー後進国からの脱却を図るためのヒントとは?
二人のシスターフッドが素敵って、よく言われます
「私」を主語にしたフェミニズム
性差を埋めていくための教育
自分ファーストで、政治や社会を考える
一人ひとりがロールモデルになって社会の構造を変えていく
たじまようこ●1941年、岡山県生まれ、静岡県育ち。津田塾大学大学院博士課程修了。元法政大学教授。元参議院議員。英文学者、女性学研究家。フェミニズム(女性学)の第一人者として、またオピニオンリーダーとして、マスコミでも活躍。近年は歌手・書アート作家としても活動。著書に『愛という名の支配』(新潮文庫/2022年に韓国版、23年に中国版が刊行予定)、『新版 ヒロインは、なぜ殺されるのか』(KADOKAWA)など。2023年6月30~7月5日まで、ギャラリーコンセプト21にて、第8回田嶋陽子書アート個展『ひと息ついて』を開催予定。2023年11月4日に三越劇場で『田嶋陽子 シャンソンコンサート』を開催予定。
1976年、神戸市生まれ。大学卒業後、広告会社に勤務。2005年に『59番目のプロポーズ』で作家デビュー。著書に『ヘルジャパンを女が自由に楽しく生き延びる方法』『フェミニズムに出会って長生きしたくなった。』、(ともに幻冬舎文庫)、『モヤる言葉、ヤバイ人から心を守る言葉の護身術』(大和書房)、『自分も傷つきたくないけど、他人も傷つけたくないあなたへ』(KADOKAWA)、『生きづらくて死にそうだったから、いろいろやってみました』(講談社)など。