近年、深刻な課題となっている衣料廃棄物。環境省「令和4年度循環型ファッションの推進方策に関する調査業務」によると、国内で使用後に手放される衣類の量は年間約73万トン。そのうち約49万トンが、リサイクルもリユースもされずに廃棄されると推計されている。サステイナブルファッションが注目されて久しい昨今だが、捨てられた衣類の7割近くがいまだに「ゴミ」として焼却処分されているのが現実だ。では、手放された大量の衣服をどう循環させていくのか。衣類循環型社会のインフラ構築を目指し、京王電鉄が新たな試みを始めている。
2024.06.21
京王線の駅で古着を回収。下北沢から衣類循環型社会を目指して
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