閉ざされたまちから、出会いと交流のまちへ。京都ウトロから発信する平和への願い

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(写真左から)ウトロ平和祈念館副館長の金秀煥(キム・スファン)さん、ウトロ住民の金玉子(キム・オクチャ)さん、金真知子さんと姉の真木子さん。
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戦時中に朝鮮人労働者らが住んでいた「飯場」。ウトロ地区に残された最後の1戸で、ウトロ平和祈念館の敷地内に移築された。飯場の外にあった井戸ポンプも再現されている。
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ウトロで暮らしていた在日コリアン1世の金君子(キム・クンジャ)さんの部屋を再現した展示。君子さんの家は浸水被害が多く、雨漏りも多かったという。ウトロを守る住民運動では常に先頭に立ち、多くの住民たちから慕われる存在だった。
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祈念館内に移築された飯場の中には、ウトロの原風景を伝える写真が展示されている。真知子さんが指差す写真の女性は、ウトロ地区を長年支え続けた祈念館初代館長の田川明子さん。
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立ち退きの強制執行を阻止するため、座り込みをする住民と支援者たち。2005年9月25日撮影。ウトロ平和祈念館提供。
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1980年代後半に立てられた、立ち退き反対を表明する看板。ウトロ平和祈念館提供。
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2018年に完成した市営住宅で暮らす、金真木子さん(左)、真知子さん(右)姉妹。姉の真木子さん宅で談笑するふたり。
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植物好きの真知子さんが、姉の真木子さんの家のベランダで育てている植物。可愛い花を咲かせていた。
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市営住宅の部屋から窓の外を眺める、金真木子さん、真知子さん姉妹。
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2022年4月に開館したウトロ平和祈念館。祈念館前にはバスケットゴールが設置され、近所の子どもたちが遊びにやってくる。
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飯場で使われていた流し台。放火事件で燃え残った現物が展示されている。
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来館者や地元住民たちが集う祈念館1階のカフェスペースには、コリアン雑貨が飾られている。カラフルなチマチョゴリのたわしは、ウトロ住民の真知子さんが手作りした。
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見学に来た学生たちに講話をする副館長の金さん。
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陸上自衛隊大久保駐屯地と飯場を背にして歩く、ウトロ住民の金真木子さん(左)、真知子さん(中央)姉妹と、金玉子さん(右)。
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