超吸収型サニタリーショーツブランド「Be-A〈ベア〉」を展開する株式会社Be-A Japanが、湘南学園中学校高等学校の男子生徒と女子生徒に向けて、生理について性別を問わず学び理解を深める一歩としてセミナーを開催。
株式会社Be-A Japanは、昨年に引き続き湘南学園中学高等学校の男子生徒と女子生徒に向けて、2度目となる生理セミナーを開催。生理や生理用品について伝えるのみならず、学生が主体的に「こんな時、自分ならどうするか」を考え、男女交えてディスカッションを深めた。
実際に生理用品を用いて講義をする、株式会社Be-A Japan代表取締役CEO 髙橋くみ
昨年のセミナーは、当時高校2年生の男女14名により作られた「ジェンダーを考えるプロジェクト」チームとBe-A Japanがタッグを組んだことにより実現。今年は彼らの想いを引き継いだ新チーム「Over the rainbow project」と共に開催した。メンバーが変わろうと、「正しく知ることができたら、自分のことや自分の大切な人を、もっと想いやることができるかもしれない」という正しい知識習得への積極的な姿勢を持つ学生の力が、再びこのセミナーを実現に結びつけた。
男子学生も実際に生理用品を手に取り、理解を深めた
セミナー内容は事前に学生から知りたい情報などをヒアリングし、打ち合わせをしながらアップデート。前半は、男女で持ち合わせている知識量や経験の違いも考慮し、男子生徒向けと女子生徒向けに分けてそれぞれにセミナーを実施した。
男子生徒向けセミナーでは実際に吸水した生理用ナプキンやタンポンに触れ、「ここまでの量には耐えられなそうだな」「これを1日つけているのは想像するだけで大変そう」など様々な声が。女子生徒向けセミナーでは将来留学したいと思っている学生の声を元に、海外の生理用品紹介や軽減税率対象事情などを盛り込んだ。
後半は「こんなとき、あなたならどうする?」をテーマに、生理によって困っている人がいたらどうしたいかを考える時間に。今後出会うかもしれない具体的な場面を想像しながらそれぞれの意見を出し合うことで、生理をより自分ごとに捉えられる機会となった。
参加者みなで円になり、それぞれの話を聞いてディスカッションする時間に
そして最後には、男女合同でディスカッションを実施。セミナーを通して感じたことを発表し、一人一人ができることは何かを考えた。
【参加学生からの声】
・⽣理は⾃分の意思でコントロール出来ないため、常に気にしないといけないと考えるとツライなと思った。(⾼校⽣・男性)
・⽣理の⾎はすこし緩んだ蛇⼝のようにポタポタ垂れ続けているということを初めて知りました。(⾼校⽣・男性)
Be-A Japanはこれからも「生理だからといって諦めることのない社会作り」という目標に向けて、正しく知れて役にたつ「生理セミナー」を続けていく。