女性たちが自分らしく生きるために。国際女性デー50周年に合わせてエディションがトークセッションを開催

東京エディション虎ノ門と東京エディション銀座では、去る2025年3月1日(土)と5日(水)に、国際女性デーに関連し、女性が“自分らしく生きる”ことを考えるトークセッションが開催された。AIやSumire、マリウス葉などといったゲストたちが、それぞれの経験や視点から女性の権利、立場、未来などを語り合った。

東京エディション虎ノ門と東京エディション銀座では、去る2025年3月1日(土)と5日(水)に、今年で50周年を迎えた国際女性デー(3月8日)に先駆けたトークセッションが開催された。アート、エンターテインメント、ビジネス、社会活動など多様な分野で活躍する面々を迎えて行われた2つのトークセッションでは、社会の意識が変化しつつある一方で、根深いジェンダーギャップや無意識のバイアスが残る現状にも言及。有意義な対話が展開された。

東京エディション虎ノ門と東京エディション銀座では、去る2025年3月1日(土)と5日(水)に、国際女性デーに関連し、女性が“自分らしく生きる”ことを考えるトークセッションが開催された。AIやSumire、マリウス葉などといったゲストたちが、それぞれの経験や視点から女性の権利、立場、未来などを語り合った。

東京エディション虎ノ門と東京エディション銀座では、去る2025年3月1日(土)と5日(水)に、今年で50周年を迎えた国際女性デー(3月8日)に先駆けたトークセッションが開催された。アート、エンターテインメント、ビジネス、社会活動など多様な分野で活躍する面々を迎えて行われた2つのトークセッションでは、社会の意識が変化しつつある一方で、根深いジェンダーギャップや無意識のバイアスが残る現状にも言及。有意義な対話が展開された。

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上段左からサマンサ麻里子、Sumire、小野美智代、佐藤マクニッシュ怜子、下段左から万美、NARI(LITTLE FUNNY FACE)、白川麻美、Haruna、Ivan。

両セッションをリードしたのは、東京エディションのカルチャー&エンターテインメントディレクターの白川麻美と、国際協力NGO ジョイセフ事務局次長の小野美智代。東京エディション銀座での第一弾のセッションには、モデルであり俳優や歌手としても活躍するSumire、レディースモデルとして新たなスタートを切ったIvan、書道家の万美、アーティスト兼イラストレーターのNARI(LITTLE FUNNY FACE)、ライフスタイルブランドのアマテラスの代表を務める佐藤マクニッシュ怜子、DJのHaruna、東京エディション銀座カルチャー&エンターテインメントマネージャーのサマンサ麻里子が参加した。

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東京エディション銀座でのトークセッションの様子。

この50年の間に少しずつ確立されてきた女性の権利。しかしながら、依然として男女間の賃金格差や、管理職や政治分野での女性の少なさなど、多くの課題が残っている。小野は「日本ではまだ子どもを産むことがキャリアの弊害になっている女性は多く、あまり知られていませんが、10代よりも40代の中絶数が多い現状があります。日本では母親が中絶で命を落とすことはあまりないので問題視されないですが、医療従事者が不足している国・地域や、中絶が合法でない国では、(多くの女性が)自分自身で安全でない中絶を試みて亡くなっているのです。2分に1人の割合で、1日にすると約800人もの女性がこの問題で亡くなっている現実を、もっと多くの人に知ってほしいです」と話す。

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15歳からエンターテインメント業界にいるSumireは、現場での女性の立場の弱さをよく知る一人。

この回では、女性起業家やアーティストが社会的な偏見や期待に対してどのように立ち向かっているのかについても、さまざまな体験談が披露された。Sumireは「15歳の時からこの業界にいると、女性の立場がどれだけ弱いものかがわかってきます。監督に意見を言えば“気難しい女”というレッテルを貼られるなど、男性が多い環境下では女性が意見を持つだけで敬遠される空気があります。体型やキャラクターについて求められることも多く、人からの評価や判断が基準にされているようで、自分自身が幸せでいることを求めることだけでも簡単ではありません」と、旧態依然とした業界の現状について異議を唱えた。

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“自分らしく自由に生きること”というエディションの理念について熱く語った白川麻美。

トークの最後に白川は「エディションは自分らしく自由に生きることを何よりも大切にしています。女性であることを“特別なこと”として捉えなくてもいい社会を作ること。それが私たちの目指すべき未来だと思います。今、私たちがこうして声を上げることが、次の世代の生きやすさにつながるはずです」と話した。

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上段左からアントン ミエ、クリスタル ケイ、AI、PELI、立野リカ、下段左から小野美智代、白川麻美、マリウス葉。

東京エディション虎ノ門での第二弾のセッションには歌手のAI、クリスタル ケイ、新たな活動をスタートさせたマリウス葉、DJでPOOLDEとPEGIONのデザイナーのPELI、モデルの立野リカ、ナイキジャパンのアントン ミエが参加。社会的なタブーや教育方針の制限、保護者の主観などの影響から、日本の性教育が他の先進国と比較して遅れを取っていることや、メンタルヘルス対策の遅れなどのテーマについて話し合われた。

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「“男の子なんだから”と言う表現を家族がすることがある。“男子はもっとしっかりしろ!”みたいなことだと思うのだけど、それは昭和の表現じゃないですか? 今の時代、ジェンダーで分ける必要はないと思います」とも語ったAI。

AIは「周りの人たちが悩んで悩んで、みんな鬱になるわけです。“鬱”っていう言葉をこんなにも聞いた年はないぐらい。みんなから届くのは、“助けて”“もう死にたい”“どうしようもない”みたいなメッセージが多い。だから、最近は歌にも“死なないで”って書くことが多くなっている」と、最近の状況への危機感を吐露。

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マリウス葉は「日本の学校って、我慢が素晴らしいみたいなことを教えますよね。だから、たとえ身体がサインを出しても、それを無視することを学ぶんです。それで大人になった時に、ストレスを感じても我慢しないといけないっていう思考になるんだと思います」とコメント。

一方、マリウス葉は「心の問題やトラウマがあってもカウンセリングを受けないというのが日本の現状。自分がちゃんと信頼できて、話しやすいなというセラピストを見つけるまで、いろいろな方と話してみた方がいいと思います。いい出会いがあったら、メンタルヘルスは回復するから」と話した。

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「エディションの国際女性デーのイベントでは、必ずジェンダーをミックスしている」と話す白川麻美。このセッションには女性たちとともにマリウス葉が参加した。

このセッションの最後に白川は「エディションの国際女性デーのイベントでは、必ずジェンダーをミックスして、いろんな業界のいろんな人を集めています。本来、それが当たり前なのです。(人は)それぞれ、人生も好きなことも生き方も違うものです。最終的には人間としてリスペクトされているか、されていないか(が重要)で、それは男性だろうが、女性だろうが関係ないと思うんですね。私たちにできるのはただひとつ、“リスペクト”です」とコメント。東京エディションは今後も、女性はもちろんオールジェンダーが自由に生きられる環境作りをサポートしていくという。さまざまな取り組みに、引き続き注目していきたい!

東京エディション銀座
住所:東京都中央区銀座2-8-13
電話番号:03-6228-7400

東京エディション虎ノ門
住所:東京都港区虎ノ門4-1-1
電話番号:03-5422-1600

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