2023.06.16

【HACCI】「ミツバチの楽園」を伊勢神宮のほとりにオープン。ミツバチ・自然・人の幸せが連鎖する場所へ

高品質なはちみつを使用したコスメや食品を手掛けるHACCIが、ミツバチがストレスなく過ごせる環境づくりを目的としたSDGsプロジェクトをスタート。伊勢神宮に隣接する土地に「ミツバチの楽園」をオープンさせた。

はちみつ美容のパイオニアであるHACCIが、年々減少傾向にあるミツバチを守り、育てる場所として、三重県伊勢市に「ミツバチの楽園」をオープンした。ここは、養蜂、採蜜だけでなく農作物の受粉も担うミツバチの数を増やし、ミツバチや養蜂がいかにSDGsの未来に可能性があるということを発信する場所。

花粉媒介を通じて私たちが口にする農作物の受粉を助けたり、生態系を支えたり、多くの恩恵をもたらすミツバチは、人間にとっても、そして自然界にとってもなくてはならない存在だ。そんなミツバチだが、近年は森林伐採や農薬、気候変動などによって個体数が減り続けている。

そんな危機に立ち上がったのが、ミツバチの大切さを深く理解するHACCI。「ミツバチが快適に生活できる場所は、人間にとっても豊かで幸せな空間である」との想いからプロジェクトをスタート。縁あって、伊勢神宮の神饌にお供えするお米を作っている「神宮神田」という自然豊かな理想の土地に巡り合い、「ミツバチの楽園」を開くこととなった。

“ミツバチファースト”な場所にするため、きれいな水と緑あふれる環境に整備された「ミツバチの楽園」では、四季折々に咲く120種類以上の花を植栽。ミツバチが活動を始める春から秋頃まで、多種多様な花々の蜜を採れるようにしている。また、楽園で採れたはちみつの収益の一部が養蜂活動に寄付されるほか、次世代の養蜂家の育成にも力を入れ、女性や子供たちもミツバチと触れ合える場所にするという。