「KYOTOGRAPHIE」の写真家たちが考える。写真は社会のために何ができるのか

1/14
2/14
「as it is」川内倫子
「as it is」は、川内倫子さんが自身の出産から約3年間、子育てを通して撮りためた風景を収めたシリーズ。初の写真集『うたたね』から20年を経て、家族の姿を通じて日常風景を写した原点回帰ともいえる作品群だ。川内さんが綴った「母親」としてのテキストも挟み込まれる
3/14
「as it is」川内倫子
4/14
5/14
約40年間発表されることのなかった、夫で写真家の島尾伸三と娘・まほと世田谷区・豪徳寺にある洋館の一室で暮らす日々を写した「マイハズバンド」シリーズ。モノクロで写した家族や、生活の中にある「もの」の痕跡や気配には、静寂とにぎやかさ、孤独がないまぜになった潮田さんの表現が光る
6/14
7/14
「Of Mud and Lotus」シリーズの「Eudocimus Ruber」 
ペインティングを施し、異なる質感イメージ同士をコラージュし、写真を再構築する「Of Mud and Lotus」シリーズの「Eudocimus Ruber」 
8/14
「Lexicon」シリーズの「Milk」
ルーツであるアフリカを再訪して撮影した「Lexicon」シリーズの「Milk」。「Lexicon」は20 13年の第55回ヴェネツィア・ビエンナーレで展示するために選んだ、新旧の作品で構成されていた
9/14
『Dior Magazine』の2021年春夏号より
ディオールがシーズンごとに刊行する『Dior Magazine』の2021年春夏号より
10/14
『Claudia Andujar: The Yanomami Struggle With Davi Kopenawa and Yanomami Artists』
「クラウディアは目に見えない、シャーマンが司るヤノマミ族の精神世界を記録しようと試みたんだと思います」とチアゴが解説する、超現実的な70年代の写真シリーズより。ともにブラジル北部ロライマ州で撮影。赤外線フィルムで撮ったヤノマミ族の少女
11/14
すヤノマミ族の儀式の様子
死者への敬意を示すヤノマミ族の儀式の様子
12/14
ヒジャブをかぶらない女性が写る写真はマフサの故郷の町サッケズで2022年10月に撮影。マフサを追悼するため数千人が集まった
13/14
サッケズにあるマフサの墓
サッケズにあるマフサの墓。SNSに投稿され、ペルシャ語版のBBCにも掲載されたこの一枚は、彼女の墓を写した最初の写真
14/14
ジャーナリストのニルファール・ハメディ(右)とエラヘ・モハンマディ(左)
マフサの死を報じたために16カ月間拘束された、ジャーナリストのニルファール・ハメディ(右)とエラヘ・モハンマディ(左)。テヘラン北部にある刑務所からの釈放直後に撮影された