住まいにこそインクルーシブ・デザインを。建築家と考える「終の住処」、聴覚障がい者と健聴者のシェアハウス

あらゆる人の社会生活に欠かせない「住」。私たちすべての人が不自由なく、ありのまま暮らせる住環境を考える

あらゆる人の社会生活に欠かせない「住」。私たちすべての人が不自由なく、ありのまま暮らせる住環境を考える

聴覚障がい者と健聴者のシェアハウス 「しゅわハウス」の取り組み

聴こえない人と聴こえる人が一緒に暮らす家。知らない世界と出会い、多様性を体験することで、自分自身の世界もひらかれていく

「しゅわハウス」。東京・世田谷区

開放的で気持ちのいいリビング。食事をしたり、仕事をしたりと、入居者が自由に過ごす空間で、居心地のよさから自然と人が集まり、交流も活発に。ちなみに「ひとり暮らしの賃貸物件探しが困難な、特に地方出身の若いろう者にとって、家が決まるまでのハブになれば」というオーナーの思いもあり、入居時年齢35歳までと年齢制限あり。

 

聴こえない人と聴こえる人とが共生し、助け合えるシェアハウスを目指して

ろう者や聴覚障がい者と健聴者がともに暮らすシェアハウス「しゅわハウス」。東京・世田谷区の住宅街に2020年にオープンしてから5年たつが、社会性のあるコンセプトや美しい住環境から、20代の女性を中心に人気だという。オーナーは、不動産業を営む伊澤英雄さん。

「このようなシェアハウスをつくろうと思ったきっかけは、私の次男がろう者だったことでした。同じ障がいがある方々から、聴覚障がい者はひとり暮らしをするときの住まい探しが難しいとよく聞いていたんですね。不動産会社や物件のオーナーから『コミュニケーションをとるのが難しいのではないか』『何かあったとき、どうしたらいいかわからない』などと思われて敬遠されてしまうんです。それで息子が大きくなるにつれて、ろう者が暮らしやすい住居をつくりたいと思うようになりました」

ろう者と健聴者が一緒に暮らすシェアハウス「しゅわハウス」

1 各個室は6畳以上の広さがあり、日当たりも良好。洗面台とベッドを完備
2 ろう者は人の気配を感じにくいため、廊下の曲がり角などにミラーが設置されている
3 1階は吹き抜けに。2階にいるろう者にもリビングに誰がいるか、ひと目でわかるように設計された

そんな中で思いついたのが、ろう者と健聴者が一緒に暮らすシェアハウスだった。
「たとえば災害時、健聴者がいれば、ろう者はさまざまな情報が得られるし、助けてもらえます。これなら安心して暮らせるのではないかと。一方、健聴者で手話を学びたい人は、ろう者とのつながりができて新しい体験ができる。お互いに助け合えるのではないかと思いました」

そんなしゅわハウスには、ろう者が暮らしやすいようにこまやかな配慮が施されている。ろう者は“見ること”で状況を把握することから、誰がそこにいるのかすぐわかるようにリビングの天井は吹き抜けに。また人の気配を察知できるように廊下の曲がり角にはミラーを設置。

さらにこのインクルーシブな環境を支えているのが、しゅわハウスの建設に用いられた板倉構法という木造建築技術。明るく広々とした室内には杉の木の香りが漂い、ぬくもりのある空間に自然と気持ちが安らいでくる。

ろう者と健聴者が一緒に暮らすシェアハウス 「しゅわハウス」

4 ろう者が目で見てわかるように換気扇のオン・オフをランプ表示する工夫も
5 2階の屋根裏風共同スペース。読書やヨガ、ゲストを呼んで過ごせる

「不動産業はとかく利益重視で、同業者で集まると、『どれだけ儲かったか』みたいな話ばかり。それにうんざりしていたときに、たまたま板倉構法に出会いました。日本古来の神社などに使われてきた技術を現在の建築基準に合わせて蘇らせたもので、気候に適しているほか、堅牢で100年もつほど耐久性がある。また安い輸入材に頼るのではなく、日本に豊富にある杉の間伐材を使うのも特徴で、山の自然を守ることにも貢献できる。非常にサステイナビリティに富んだ構法なんです。お金はかかりますが、『儲けること』より社会性を大事にしたいという思いが大きくなり、しゅわハウスを板倉構法で建てることにしました」

オープン時は板倉構法に興味のある健聴者の応募が殺到し、当初のコンセプトと違う人数構成になってしまったそうだが、現在は、ろう者や難聴者と健聴者が半々というバランスに。シェアハウスのグループLINEがあったり、イベントがあったりと入居者同士の交流も活発だ。

「最近は、手話を覚えたいので入居したいという健聴者が増えてきました。まったくのゼロから、ここで暮らす中で手話を覚えて、国際手話までマスターした人もいます。今までつながれなかった人と出会うことで、新しい世界が広がるんですね。私自身、息子がいなかったらろう者の世界に触れるのは難しかったと思うので、そういう意味で、ここでの暮らしがろう者を知るきっかけになってほしい。彼らの世界を知り、理解することで、共生していける社会の実現に目を向けてほしいなと思っています」

ろう者と健聴者が一緒に暮らすシェアハウス 「しゅわハウス」

6 調理器具も充実の共同キッチン。大きな冷蔵庫には、筆談ボードや指文字の説明も
7 リビングのボードには週末に開催されるたこ焼きパーティのお知らせが。入居者のほか、外部から参加するろう者や健聴者の人数が書き込まれていた

伊澤英雄さんプロフィール画像
伊澤英雄さん

いざわ ひでお●「しゅわハウス」オーナー。不動産業と建築業に長年携わり、現在は山梨県に移住、果樹園経営を目指している。

しゅわハウス

車いすで暮らす職住一体の家。建築家の提案するライフタイム・ホームズ

車いす生活者と介助者の視点から設計を提案する建築事務所BASSTRONAUTS。長く住まう家についての実体験を聞いた

建築事務所BASSTRONAUTS

自宅兼事務所にて。丹羽太一さん(右)、丹羽菜生さん(左)。ここはキッチンとリビング、水回りを集約した2階。車いす生活を送る太一さんにとっては寝室・仕事場・バスルームでもある

 

自分と家族のライフスタイルの変化に合わせて、長く住み続けられる家

丹羽菜生さんが主宰し、車いす生活者である夫の太一さんと営む設計事務所。ふたりのオフィス兼住宅は4フロアで構成され、エレベーターでつながっている。事務所兼太一さんの趣味の部屋でもある地階、車いすでの出入りがしやすい1階エントランス、2階が仕事と生活のメインルームで3階は菜生さんの寝室兼書斎になっている。太一さんは早稲田大学建築学科石山修武研究室のスタッフとして勤務中の25歳のとき、病のため車いす生活となった。1年間の入院、リハビリを経て職場に復帰後は、研究室のメンバーもボランティアとして職場の太一さんの介助にあたった。そこで出会ったのが妻の菜生さんである。当初は、賃貸マンションを改修した太一さんの住まいの下階に菜生さんが暮らしていたが、結婚後に建築面積36㎡ほどの土地を購入。太一さんが中心となり設計を行なった。以降、24年間をこの家で過ごしている。

建築事務所BASSTRONAUTS

1 スロープがあり、車いすで乗降できる駐車スペースでもある広々とした1階。奥がエレベーターのある玄関

家は、車いすでの生活に合わせ、玄関からそれぞれのスペースにアクセスがしやすい。また、外からの介助者を受け入れられるようにしつつも、家族のプライバシーが守られるようにも考えられている。「設計中はバリアフリーについても重要視しましたが、それ以上に『自分たちがどのように生活したいか』を考えました」と太一さんは振り返る。照明、収納は太一さんがデザインし、菜生さんがDIY、テーブルもオリジナルの造作で暮らしの美しさ、楽しさを感じられる設えがある。2階のメインルームは介助しやすい水回りやベッドなどがあり、車いすでも生活しやすい機能を備えながら、スタイリッシュで心地いい空間だ。

「このリビングで、外を眺めながら仕事や寝食をするのは気持ちがいいです」と太一さん。「施主との打ち合わせもしますし、互いの研究も重なる分野が多いので、一緒にこのテーブルの周囲で過ごすことが多いです」と菜生さん。ふたりはそれぞれ、インクルーシブな住環境と空港など公共交通施設の整備についての研究者でもある。

建築事務所BASSTRONAUTS

2 地階は事務所兼音楽と読書を趣味とする太一さんの隠れ家スペース。運動器具も設置されている

ふたりの建築事務所に設計を依頼する施主はさまざまだが、車いす生活を送る人やその家族も多い。「私たちは車いす生活者と介助者で、設計の専門家でもある。実体験をもとに家についてのアイデアを出せることは強みでもあります。たとえば、車いすの場合、洗面台のカウンターの下が空いていないと水栓に手が届きません。そのため顔や手を洗うのを我慢していたという人も多くいます。お手洗いとお風呂は第一に考えられ、介助者と一緒に使えるようスペースが確保されます。けれども、洗面については想像できる余裕がない場合が多い。病院やケアマネージャーによる提案や協力もあるのですが、自宅ケアの具体的で実際的な構造についてはアドバイスできない部分もあります」。病気や事故で障がいを抱えることになると、今、必要最低限で生活できる家を、と家族も本人も考えがち。そこで取りこぼしてしまう将来の想像や細かな生活の利便を、専門家として一緒に考えると菜生さんは語る。

建築事務所BASSTRONAUTS

3 2階の水回り。洗面・トイレ・シャワーがシームレスにつながり、車いすでの移動がしやすい。介助者も入れる広さがある
4 各階をつなぐエレベーターは3人乗り
5 カーテンでトイレと仕切られたシャワールーム。トイレ・シャワー用の車いすに乗り換える

時間とともに、家族や生活形態、身体の機能は変化する。その変化に対応して、必要になったときに必要な変更ができる家。建てるときから長く住み続けることを考えるのが、ふたりが提唱する「ライフタイム・ホームズ」だ。それは今、障がいがある人の不自由を取り除くだけではない。将来、自分や家族に介助が必要になったときにリフォームが可能で、生活のクオリティを変えずに暮らしていける「終の住処」を考えることでもある。太一さんは語る。「障がいというものは、環境の改善によって障がいではなくなります。自分の身の回りを変えることで、できないことができるようになる。ライフスタイルに合わせた環境を考え、自分仕様につくっていくことこそが、そこに住む人のデザインであり表現だと思います」。生活を周囲の環境に合わせるのではなく、生活に合わせて考え直せるように住まいを整えておくこと。丹羽夫妻の家は、誰にとっても必要な、「自分らしく、安心して生きられる家」の実例でもある。

建築事務所BASSTRONAUTS

6 スタイリッシュなイタリア製のキッチン。デザインや小物に夫婦の好みが反映されている。車いすの目線に合わせたスリット窓もポイント

BASSTRONAUTSのライフタイム・ホームズの施工事例

終の住処へリノベーションした家

BASSTRONAUTSのライフタイム・ホームズの施工事例

① 車いすでも不自由なく暮らせるように、倉庫になっていた一戸建ての家をリノベーション。段差のあったエントランスはスロープに変更。玄関を引き戸にし、トイレ、シャワー、洗面台の水回りも改修。丹羽さんの自宅を参考に、一体化してバリアフリーな動線に変えた。「洗面台やキッチンシンクの下をオープンにして、車いすが入れるようにしています」と菜生さん

② 車いす生活者が1階に、近親者の家族が2階に住む2世帯住宅。スロープがあり、車いすで乗降できる専用車も入れる玄関と、2階に直接入る玄関とに分かれている。それぞれに独立した居住空間と、共有の中2階風リビングや屋上があり、エレベーターでアクセスできる家。太一さんと同程度の障がいがある施主と一緒になってデザインを考え、アイデアを出し合って設計した。家づくりは当事者が意見を出すことが大切

③ 1994年、太一さんがリハビリ・センターを出てから住んでいたマンションの間取り図。障がいのある人のひとり暮らしの入居を嫌がるオーナーが多いなか、好意的に迎えてもらえたという。室内の開き戸は外し、カーテンに変更。車いすでの移動が簡単にできるようにリフォームした。車いす生活では、特にトイレや浴室、洗面台で介助者とふたり同時にいられるスペースが必要になる。この住宅はもともとの間取りに余裕があったので大きな変更をせずに済んだ

施主とデザインを考えた2世帯住宅

施主とデザインを考えた2世帯住宅
撮影 / 和田雅仁

賃貸物件の間取りを変更する

住まいにこそインクルーシブ・デザインを。の画像_12
丹羽太一さん 丹羽菜生さんプロフィール画像
丹羽太一さん 丹羽菜生さん

にわ たいち●東京大学大学院経済学研究科特任研究員
にわ なお●中央大学研究開発機構准教授・一級建築士。
インクルーシブな住環境整備に関する研究とあわせ、建築士事務所BASSTRONAUTSとして個人宅などの設計に携わる。共著に『体験的ライフタイム・ホームズ論 車いすから考える住まいづくり』(彰国社)

いつかケアが必要になる将来のために、今から準備しておけること。建築家と考える、インクルーシブな住まいのためのQ&A

いつまでも自分らしく暮らすために「住環境」で解決しなければならないことは何か。一級建築士事務所BASSTORONAUTS 丹羽太一さん・丹羽菜生さんが答えます

住まいにこそインクルーシブ・デザインを。の画像_13

Q.今から「終の住処」を探すなら、条件は?
A.ビジタブル・アジャスタブル・アダプタブルがキーワードです

【ビジタブル】
外と家、また室内で安全に行き来ができる。別の場所に住む家族や友人が車いす生活者でも家に訪れやすく、また社会サービスを受け入れられることも重要。

【アジャスタブル】
自分の状態に合わせて設計を調整できること。生活動線や家具の適切なサイズは人により違う。当事者も考える必要があります。

【アダプタブル】
将来の状況に応じて改修や変更が可能なこと。スロープの設置や生活動線の調整が必要に応じてできるようにしておきましょう。

住まいにこそインクルーシブ・デザインを。の画像_14

Q.具体的に考えておくポイントは?
A.玄関・水回り・居室など生活の基本要素の配置を考えましょう

【玄関】
まず、アプローチから玄関まで段差がなく、車いすなども無理な回転をせずに使えるように計画。一戸建てであれば、将来的にスロープをつけられるようにしておく。玄関ホールにホームエレベーターが設置できるスペースがあればベスト。集合住宅の場合、入り口を後から広げるのは難しい。共有部のバリアフリーをチェックし、同時に各戸の玄関に必要な余裕があるかどうかをチェックして。

【水回り:トイレ・風呂・洗面・キッチン】
高齢になったときに自立した生活を続けていくうえで、トイレは大きなポイント。将来的に介助者が入れる広さがあると、自分でトイレを使える期間が長くなる。浴室はヒートショックや足を滑らせる事故が多く、保温機能や材質などで防止したい。広さと安全性を重視して。洗面所とキッチンカウンターは、車いすでも、座っていても使えるよう下にスペースをつくっておく。IHコンロが安全で使いやすい。どの部屋にも言えることだが、それぞれに手すりがつけられるようにしておく。

【リビング・ダイニング・個室】
家の中で一番長い時間を過ごす部屋は、快適な日当たり、風通しのよさなど、居住性の高さが重要なポイント。ヘルパーが訪れて介助をする場合は、居住者それぞれにプライベートスペースが確保できていると、精神的にも安心感がある。

【寝室】
寝室も体調により長く過ごすことが多くなる可能性がある。居心地のよさは確保しておきたい。ベッドのまわりは75cm程度の広さが取れるようにしておく。ベッドからトイレ・浴室に行き来しやすいような配置が望ましい。

住まいにこそインクルーシブ・デザインを。の画像_15

Q.老後は気の合う友人たちと暮らしたいのですが…
A.小規模なシェアハウスであれば可能です

高齢者同士で、ある程度元気なうちに集まって暮らす。たとえば一般的な戸建てなどを改装してシェアハウスをする。小規模な面積の住宅であれば、そうした住まい方は十分できます。現在、シェアハウスを推進している自治体も多くあります。ただし重度の要介護者がいる場合は、建築基準法で「老人福祉施設」として区分されることがあるので、設備などに厳しい規定が設けられます。床面積が200㎡を超える場合は確認申請が必要になるので、専門家に確認しましょう。

住まいにこそインクルーシブ・デザインを。の画像_16

Q.ケアが必要になったとき、住まいはどうすればいいですか?
A.選択肢は大きくふたつ。大事なのは「本人が」考えること

【リフォームして住み続ける場合】
◯ 環境を大きく変えずに暮らせる
玄関・水回りがリフォームできない構造だと難しい

【新しく家を探す場合】
◯ 自分の状態に合わせて設計を考えられる
✗ 経済的、物理的な負担が大きい

ここでは、ケアを受けながら社会の中で生活する場合の住まいについて答えます。(そうではない住居の選択肢として、介護施設があります)
障がいや老齢化で「できないこと」が発生した場合、環境を改善することで多くが「できること」になります。外部とどのように関わっていくか。そのためにどのように生活をするか。住まいという環境にはそのふたつが大きく影響します。今まで住んでいた家を改修して住むか、新しい住居を探すか。上記のメリット、デメリットを考えながら、住まいの環境を改善しましょう。必要とされる介護サービスや住宅設備の条件は、ケアマネージャーと病院のアドバイスにより可視化されます。このとき一番重要なのは、実際に家に住みケアを受ける「本人」が、自分の身体と心の状態を考え、自分で実際に動いてみて、家の中で何が不自由で、何を解決すればいいのか、具体的に考えることです。こればかりは他人に任せることができません。

住まいにこそインクルーシブ・デザインを。の画像_17

Q.どんな専門家に相談するべきですか?
A.病院とケアマネージャー。プラス「設計できる専門家」がいるといい

イギリスでは「アクセスコンサルタント」という職業があり、建物や環境のバリアフリー化の支援と、ケアを必要とする人と住居をつなぐ役割を担っています。残念ながら日本には福祉と建築に関する公的管轄は厚生労働省と国土交通省に分かれており、それを結びつける社会的部署がありません。現在の日本で、必要とするケアに即した住まいを探す場合、相談できる窓口は病院とケアマネージャー。身体の状況に応じて、社会的サービスの受け入れから生活の方法をこまやかにアドバイスしてくれます。しかし、実際にその生活を受け入れる住居を、具体的な形にすることは難しい。改修などにあたって、ケアについて知り、本人の要望を住居に落とし込める設計の専門家は自力で探さないといけません。社会制度の整備が望まれます。

住まいにこそインクルーシブ・デザインを。の画像_18

Q.ケアが必要になっても、ひとり暮らしを続けることはできますか?
A.可能ですが、現実的に厳しい部分も

日本には障害者総合支援法、介護保険法が整備されています。ある障がいを負ったり、高齢になったりして不自由になっても、ヘルパーがいればひとりでもある程度の生活ができる。しかし要介護度や利用できる介護サービスによってひとり暮らしは困難になる場合があるのは事実です。将来、自分のしたいように、自立した生活を長く続けるためには、住まいに何が必要になるのか、何を変えるべきか。恐れず具体的に、今の生活を見直しながら考えておくことは大切だと思います。

「ワタシつづけるSPUR」をもっと見る

FEATURE
HELLO...!