Johnny Depp / ジョニー・デップに関するトピックス

Johnny Depp / ジョニー・デップに関するトピックス

ジョニー・デップは、アメリカ合衆国出身の俳優兼ミュージシャン。個性派俳優として知名度は高いが、実はミュージシャンとしてのデビューの方が早かった。20歳のときにニコラス・ケイジから俳優業を勧められたことをきっかけに、演技のキャリアをスタート。代表作の『シザーハンズ』(1990年)、『ギルバート・グレイプ』(1993年)、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどは世界中で愛されている。日本では"ジョニデ"の愛称で、カルト的な人気を誇る。1999年にこれまでの功績が認められ、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名前が刻まれ、ハリウッド殿堂入りを果たした。2003年と2009年には、米『ピープル』誌が選ぶ「最もセクシーな男性」に選出されている。また、恋多き男としても知られるジョニーは、過去に2度の離婚と4度の婚約破棄を経験。長年のパートナー関係にあったヴァネッサ・パラディとの間に、長女リリー=ローズ・デップと長男ジョン・クリストファー・デップがいる。現在は、ロシア人ダンサーのポリーナ・グレンと交際中である(2019年10月現在)。

 

ジョニー・デップのプロフィール

アメリカ合衆国出身の俳優兼ミュージシャンのジョニー・デップ。
Photo:Getty Images

名前 ジョニー・デップ / Johnny Depp
出身国 アメリカ合衆国
身長 178cm
生年月日 1963年6月9日
職業 俳優、ミュージシャン

アメリカ合衆国ケンタッキー州・オーエンズボロにて、土木作業員の父ジョン・クリストファー・デップとウェイトレスの母ベティ・スー・パーマーとの間に生まれたジョニー・デップ。4人兄妹の末っ子で、9歳年上の兄ダン、7歳年上の姉デビー、2歳年上の姉クリスティーがいる。ジョニーはフランス人、アイルランド人、ドイツ人、チェロキー族の血を引いていると言われている。

 

ジョニー・デップの生い立ち

家庭の事情で頻繁に転居を繰り返し、7歳のときにフロリダ州・ミラマーに移住。その後、1978年に両親は離婚している。子ども時代はストレスのために自傷行為を繰り返していたとか。12歳で酒を飲み始め、14歳の頃にはドラッグに手を染めた。そんなジョニーの人生を変えたきっかけは、親友との死別だったと言われている。

 

ジョニー・デップのキャリア

ミュージシャンとしてのキャリア

2018年に開催された英ウェンブリー・アリーナでパフォーマンスをするジョニー・デップ。
2018年に開催された英ウェンブリー・アリーナでパフォーマンスをするジョニー。Photo:Getty Images

ロックスターを夢見たジョニーは16歳で高校を中退し、ミュージシャンの道に進む。フロリダ州で「The Kids」を結成し、リードギタリストとして活動していたジョニー。イギー・ポップの前座を務めるなど、バンドは商業的に成功を収めた。その後はロサンゼルスに活動拠点を移し、バンド名を「Six Gun Method」と改名。しかし、俳優としての活動が軌道に乗ってきたジョニーは、21歳のときにバンドを解散した。

俳優として成功してからもジョニーはギタリストとして、「Oasis」や元パートナーのヴァネッサ・パラディ、親友のマリリン・マンソンのアルバムに参加したり、1990年代には「P」というバンドを結成し、アルバムをリリースしている。ジョニーは「The Kids」の元メンバーと現在も交流があり、2008年にはチャリティイベントの一環で同じステージに立って演奏したことも。2014年に再結成するのでは?と噂されたが、実現しなかった。その一方で、俳優が知名度を利用して音楽活動をする行為は嫌悪しており、本格的な音楽活動をすることはないと話している。

2015年には、アリス・クーパー、ジョー・ペリーとともにロックグループ「Hollywood Vampires」を結成。同年9月11日に、バンドと同名のスタジオアルバムをリリースした。

 

俳優としてのキャリア

ジョニー・デップの出世作のひとつ、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』は2013年に公開された。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003年)。Photo:Jerry Watson/Camera Press/AFLO

ミュージシャンとして活動していたジョニーに俳優業を勧めたのが、ニコラス・ケイジ。当初、俳優業には消極的なジョニーだったが、彼の才能を見込んでいたニコラスはエージェントにジョニーを紹介する。そのエージェントが提案したのが、ホラー映画『エルム街の悪夢』のオーディションへの参加だった。見事合格したジョニーは同作で主人公の恋人役に抜擢され、銀幕デビューを飾った。

>>「俺がジョニー・デップを俳優にした!」 ニコラス・ケイジ、ジョニーのデビューにまつわる秘話を語る

1990年公開の『クライ・ベイビー』で映画初主演を果たし、同年公開の『シザーハンズ』は大ヒットするが、出演作品の興行収入と知名度は付随しなかった。しかし、ヒューマンドラマ『ギルバート・グレイプ』(1993年)や伝記映画『エド・ウッド』(1994年)といった作品に立て続けに出演し、俳優としての実力を身につけていった。『シザーハンズ』でタッグを組んだティム・バートン監督は、のちに『スリーピー・ホロウ』(1999年)、『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)、『ティム・バートンのコープスブライド』(アニメ映画・2005年)、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(2007年)、そして『アリス・イン・ワンダーランド』(2010年)シリーズなど、ジョニーが個性派俳優としての確固たる地位を築く上で欠かせない作品を手がけた。

1999年、36歳のときに、これまでの功績が認められたジョニーはハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名前が刻まれ、ハリウッドスターの仲間入りを果たした。

その4年後の2003年、ジョニーの代表作となるディズニー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』が公開される。海賊ジャック・スパロウを演じたジョニーが、このキャラクターをキース・リチャーズのイメージから創り上げたのは有名な話。第一作目の興行収入は、アメリカでは6.5億ドル(約706億円)、日本での興行収入は約68億円と言われている。同作は、続く『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(2006年)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(2007年)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(2011年)、そして『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017年)と第5作まで製作された。

2016年からは主演作ではないものの、アガサ・クリスティの名作『オリエント急行の殺人』を題材にした『オリエント急行殺人事件』(2017年)や『ハリーポッター』シリーズのスピンオフ作品『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2016年)などといった話題作に出演している。

 

出演映画一覧

公開年/タイトル/役名
1984/エルム街の悪夢/グレン・ランツ
1985/マイアミ・ホット・リゾート/ジャック・マーシャル
1986/プラトーン/ガーター・ラーナー
1986/殺しに熱きテキーラを/ドニー・フレイシャー(テレビ映画)
1990/クライ・ベイビー/ウェイド・“クライ・ベイビー”・ウォーカー
1990/シザーハンズ/エドワード・シザーハンズ
1991/エルム街の悪夢 ザ・ファイナルナイトメア/テレビの中の少年(カメオ出演)
1993/ギルバート・グレイプ/ギルバート・グレイプ
1993/妹の恋人/サム
1993/アリゾナ・ドリーム/アクセル・ブラックマー
1994/エド・ウッド/エド・ウッド
1995/ニック・オブ・タイム/ジーン・ワトソン
1995/デッドマン/ウィリアム・ブレイク
1995/ドンファン/ドン・ファン / ジョン・R・デ・マルコ
1996/ザ・カンヌ・プレイヤー/本人
1997/フェイク/ジョー・ピストーネ / ドニー・ブラスコ
1997/ブレイブ/ラファエル(兼監督・脚本)
1998/ラスベガスをやっつけろ/ラウル・デューク
1998/GO!GO!L.A./本人 / ウィリアム・ブレイク
1999/スリーピー・ホロウ/イカボッド・クレーン
1999/ノイズ/スペンサー・アマコスト
1999/ナインスゲート/ディーン・コルソ
2000/ショコラ/ルー
2000/夜になるまえに/ボンボン / ビクター中尉
2000/耳に残るは君の歌声/チェーザー

2001/フロム・ヘル/フレッド・アバーライン
2001/ブロウ/ジョージ・ユング
2003/レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード/シェルダン・ジェフリー・サンズ
2003/パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち/ジャック・スパロウ
2004/フレンチなしあわせのみつけ方/見知らぬ男(カメオ出演)
2004/ネバーランド/ジェームス・マシュー・バリ
2004/シークレット ウインドウ/モート・レイニー
2005/リバティーン/ロチェスター
2005/チャーリーとチョコレート工場/ウィリー・ウォンカ
2005/ティム・バートンのコープスブライド/ビクター・ヴァン・ドート(声の出演)
2006/パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト/ジャック・スパロウ
2007/パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド/ジャック・スパロウ
2007/スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師/スウィーニー・トッド / ベンジャミン・バーカー
2009/パブリック・エネミーズ/ジョン・デリンジャー
2009/Dr.パルナサスの鏡/鏡の向こうのトニー#1
2010/アリス・イン・ワンダーランド/マッドハッター
2010/ツーリスト/フランク・トゥーペロ
2011/ランゴ/ランゴ(声の出演、兼製作)
2011/パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉/ジャック・スパロウ
2011/ジャックとジル/本人
2011/ラム・ダイアリー/ポール・ケンプ(兼製作)
2012/21ジャンプストリート/トム・ハンソン(カメオ出演)
2012/ダーク・シャドウ/バーナバス・コリンズ(兼製作)
2013/ローン・レンジャー/トント(兼製作総指揮)
2014/トランセンデンス/ウィル・キャスター
2014/Mr.タスク/ギー・ラポワンテ
2014/イントゥ・ザ・ウッズ/狼
2015/チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密/チャーリー・モルデカイ(兼製作)
2015/ブラック・スキャンダル/ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー
2016/コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~/ギー・ラポワンテ
2016/アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅/マッドハッター(タラント・ハイトップ)
2016/ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅/ゲラート・グリンデルバルド
2017/パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊/ジャック・スパロウ
2017/オリエント急行殺人事件/エドワード・ラチェット
2018/ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生/ゲラート・グリンデルバルド

 

ジョニー・デップの恋愛遍歴

ロリ・アン・アリソン(1982~1985年)

ジョニー・デップが20歳のときに結婚した相手が、ロリ・アン・アリソン。
Photo:Splash/AFLO

ジョニーが音楽活動をしていた頃に付き合っていたのは、バンド「The Kids」のメンバーの姉でメイクアップアーティストのロリ・アン・アリソン。ジョニーが20歳、ロリが25歳のときに結婚したが、わずか2年で離婚してしまった。ロリはその後、ニコラス・ケイジと交際している。写真は1983年にフロリダ州で、友人と家族の前で行われた少人数の結婚式での一枚。

 

ウィノナ・ライダー(1989~1993年

ウィノナ・ライダーとは、ジョニー・デップが28歳のときに交際していた。
Photo:Shutterstock/アフロ

女優のジェニファー・グレイ、シェリリン・フェンたちとの交際を経て(このふたりとも、スピード婚約している)、次に交際した相手がウィノナ・ライダー。当時17歳だったウィノナにベタ惚れだったというジョニー(当時28歳)は、交際5カ月で婚約した。1991年に結婚するはずのふたりだったが、この頃からお互いに主演映画の撮影が相次ぎ、一緒に過ごすことが難しくなっていった。さらに共演者たちとの恋の噂もひっきりなしに立てられ、亀裂が生じていったという。ジョニーは1993年6月に「1カ月前に破局している」と公表した。また、タトゥー好きで知られるジョニーは二の腕に「WINONA FOREVER(ウィノナよ、永遠に)」と入れたが、破局後に「WINO FOREVER(アル中よ、永遠に)」と変えたのはあまりに有名。

 

ケイト・モス(1994~1998年)

当時20歳のケイト・モスにひと目惚れしたジョニー・デップ。
Photo:AP/アフロ

ウィノナと破局後、ジュリエット・ルイスやエレン・バーキンなどといった女優たちと恋に落ちたジョニー。その後は、ジョニーがひと目惚れをしたことがきっかけで、当時20歳だったモデルのケイト・モスと交際をスタート。これまでスピード婚約をしてきたジョニーだったが、ケイトとは交際2年を経て婚約した。ふたりは一度破局して復縁するも、交際から5年後の1998年に再び破局した。この破局でショックを受けたケイトは、精神的不安定やアルコール依存症になるほどジョニーを引きずったと言われており、のちのインタビューでは「何年も泣き続けた」と振り返っている。

 

ヴァネッサ・パラディ(1998~2012年

長年のパートナーであったヴァネッサ・パラディとの間に授かった二児の父親でもあるジョニー・デップ。
Photo:AP/アフロ

ケイトと完全に破局しする前、すでに出会っていたのがヴァネッサ・パラディ。すぐに交際することはなかったというが、程なくしてヴァネッサに妊娠が発覚。1999年に長女のリリー=ローズ・デップを出産した。2002年には、長男のジョン・クリストファー・デップが誕生している。何度か結婚の噂も流れたが、2012年に破局を公表するまで事実婚という形で14年間をともに過ごした。

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アンバー・ハード(2012~2016年)

アンバー・ハードとは、結婚からわずか9カ月で離婚したジョニー・デップ。
Photo:AP/アフロ

ヴァネッサとの破局原因とも言われているのが女優のアンバー・ハード。映画『ラム・ダイアリー』(2011年)の共演がきっかけで、ジョニーは23歳下のアンバーに猛アタックした。当時のアンバーは「バイセクシャルを公表している女優」として知られていた。2009年頃から交際が噂されていたふたりだが、揃って登場したのは2012年頃。それから約2年後の2014年に婚約、翌年に結婚した。しかし、2016年に「和解しがたい不一致」を理由に離婚を申請。その理由に、アンバーはジョニーからDV被害を受けたと告発。アンバーの顔にあざができている写真やジョニーが暴言を吐いている動画などが流出したが、ひとまずは示談で終結した。このときにジョニーがアンバーに支払った示談金は7億円と言われている。すると今度はジョニー側がDV被害を否定し、アンバーを名誉棄損で訴えるなどと前代未聞の泥沼離婚劇を繰り広げた。

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ポリーナ・グレン(2019年4月~現在)

2019年10月現在のジョニー・デップの恋人は、ロシア人ダンサーのポリーナ・グレンと言われている。
Photo:Instagram(@polinaglen)

元妻アンバーを名誉棄損で訴えた直後のジョニーに、新ロマンスが浮上。その相手が20代半ばと言われているロシア人ダンサーのポリーナ・グレン。一部では、すでにジョニーのロサンゼルスの自宅で同棲しているという情報も出ているが、ツーショットはキャッチされていない。(2019年10月現在)

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ジョニー・デップのエピソード

メガネと帽子のコレクターである

ジョニーのファッションに欠かせないのが、メガネと帽子の数々。いずれもヴィンテージを好むと言われている。愛用のメガネブランドは、1950年代に創業されたタート・オプティカルのヴィンテージ(現在は廃業)。同ブランドのアーネルというモデルのフレームは、2004年公開の映画『シークレット ウインドウ』でジョニーがかけていたもので、彼の私物と言われている。また、ランドルフも愛用ブランドのひとつ。ブルーレンズを入れたヴィンテージモデルは、イベントやステージなどでかけていることが多い。

帽子はステットソン、ボルサリーノなどのブランドを愛用。いずれも1950~60年代に作られたヴィンテージを集めているそうで、すべて合わせると数百個以上も持っているとか。かつてヴァネッサと暮らしていたパリのアパートの2部屋分はジョニーの帽子が占めていたそうで、彼女から断捨離するようにと言われたことがあったとか。ジョニーはホームレスから帽子を買ったこともある。

 

子どもが大好き

ヴァネッサとの間に、長女のリリー=ローズと長男のジョンが誕生し、二児の父親でもあるジョニーは子ども好きでも知られている。そのひとつに、ジョニーが映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのオファーを受けた理由は、「リリー=ローズとジャックジョンに見せたいから」と言われている。

2008年にリリー=ローズが腎臓病で入院した英グレート・オーモンド・ストリート病院をひそかに訪れ、「娘の命を救ってくれたお礼」として100万ポンド(約1億4,000万円)を寄付した。前年11月には、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジャック・スパロウの衣装を着て訪問し、入院中の子どもたちにおとぎ話を聞かせたという。

 

2017年には破産説が浮上した

大ヒット作に次々と出演したジョニーは、2011年に米経済誌『フォーブス』が発表した「最も稼いだハリウッド俳優」ランキングで、5,000万ドル(約54億円)の2位にランクインするも、2017年に破産説が浮上。理由は、金遣いが荒いジョニーの浪費癖によるものと言われている。同時期にマネージャーを解雇したことも報道されたが、ジョニーは「マネージャーに違反行為があった」と主張し、訴訟騒動を起こした。

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