2018.01.12

モード花嫁が惚れるジャパンブランド発のウェディングリング

日本人デザイナーの磨かれた感性によって命を吹き込まれた、今改めて注目したいジャパンブランドのエンゲージリング&マリッジリングをご紹介。

1.革新的でクールなデザインがジュエリー愛好家の心をくすぐる

今までにない新たな視点でクリエーションを生み出し、海外の高感度なセレクトショップでの取り扱いも増えている「SHIHARA(シハラ)」。例えばエンゲージの定番であるソリテールタイプのリングは、バギリオンカットと呼ばれるエクスクルーシブなカッティングを施したダイヤモンドを構築的に配する3つのデザイン(写真1・左列)で展開。贅沢なフルエタニティリングも、ダイヤを入れる位置を上面、側面、内面という3パターン(写真1・右列)でリリースし、輝きを自分らしく愛でる革新的な切り口を発信。結婚を機に、リングコーディネートの新たな扉をノックしてみては?

シハラ ラボ
https://www.shihara.com/
03-3486-1922


2.アルチザンの技×現代の感性が融合するリングを発信

ジュエリー職人・貞清智宏とデザイナー・稲沼由香のふたりが、アトリエでひとつひとつ丁寧に生み出す「hum(ハム)」のジュエリー。中央のダイヤモンドを緻密なパヴェセッティングで囲うエンゲージリング(写真2・左)や、ふたりの絆が永遠に続くよう「メビウスの輪」をモチーフにしたマリッジリング(写真2・中&右)など、展開するデザインには心地よいハンドメイドの温もりと洗練されたデザイナーの感性が共存する。一から作り上げるオーダーメイドにも定評があるので、こだわりを持つふたりにこそ訪れてほしいブランドだ。

ハム 神宮前 アトリエ&ショップ
http://www.hum-est.com/
03-6434-5586


3.世界を魅了する、美しき和の世界をリングに宿して

一本のリングに、日本の伝統や情景を見事なまでに描く「NIWAKA(俄)」。優美な女性らしい曲線で、麗らかに咲き誇る花を表現した「花麗(はなうらら)」(写真3・左)をはじめ、永遠の美しさや生命力を表す古典文様「唐花(からはな)」を男女で異なるアプローチで見せるマリッジリング(写真3・右上&右下)など、その多岐にわたるコレクションは、洗練されたデザインの中にリングをより愛おしく感じる和にまつわるコンセプトを凝縮。これからを共にする運命の一本を、珠玉のラインナップからチョイスして。

俄 南青山プレス
http://www.niwaka.com/
03-3796-0805


4.ディテールへの飽くなきこだわりで一線を画す

リングを作る工程で用いられるミルグレインという手法。金属の玉を連続して並べる表現は、可憐な表情を描く際に使われることも少なくないが、「himie(ヒーミー)」のミルグレインは極端なほどに粒が小さい。緻密なディテールは王冠モチーフのエタニティリング(写真4・左)をクラシックに昇華させ、全面に施したマリッジリング(写真4・中&右)は無骨な一面さえ覗かせる。そんな高度な技術の裏打ちがあってこそ生まれる唯一無二のリングは、“100年後も大切に受け継がれてほしい”という、デザイナー・下川宏道の熱きスピリットが宿っている。

ヒーミー松屋銀座
http://himie.com/
03-5579-9881


5.京都発の女性デザイナーが紡ぐ、日常に寄り添うリング

デザイナーである中西 薫自身が“本当に身につけたいと思えるデザイン”を軸に展開する「KAORU(カオル)」のジュエリー。デイリーシーンにも馴染む程よい華やぎをもたらすフラワーモチーフのリング(写真5・左)や、竹をイメージソースにしたミニマルなマリッジリング(写真5・中&右)など、デザイナーのモットーを表現した作品は、どれも今を生きる女性のライフスタイルに自然とフィットしてくれる。これから先の人生を共にするウェディングリングだからこそ、毎日、そして一生寄り添ってくれるデザインを手にしたい。

カオル 伊勢丹新宿本店
http://kaorukyoto.com/
03-3358-6385



“古き良き日本”と“モードジャパン”に出会う、和のウェディング名鑑

FEATURE