2017.11.22

NOVARESE モードな花嫁のためのドレス vol.7

サプライズを楽しむドレス

 モードな花嫁が大切にするべきドレス選びのコツとは? ノバレーゼ ブランドディレクターの城昌子さんが独自の視点からアドバイスをします。第7回のテーマは「サプライズを楽しむドレス」。「カジュアルなニットをウェディングドレスに用いるなんて、というコメントが聞こえてきそうですが、デイリーとセレモニーとの境界線がなくなりつつある昨今、"ニットでウェディング"も選択肢のひとつ。いつもの自分の延長線上で装うことができ、着心地も抜群なニットは、冬から春にかけての挙式にぜひおすすめです。ちなみに、ニットをブライダルドレスとして着て話題を呼んだセレブリティのひとりに、オリヴィア・パレルモがいます。モードな花嫁にこそ、サプライズのある一着にトライしてほしいですね」。今回は、2018年春夏のキャロリーナ・ヘレラから、ニットとチュールスカートのアンサンブルドレスをはじめ、サプライズのあるドレスをいち早く紹介します。

 暖かくやわらかな印象を放つ、ハイゲージのシルクウールで編み上げたニットトップスとチュールスカートとのマッチング。ボディフィットしたフォルムやフロントに施されたスパンコール&ビーズの繊細な刺しゅうがドレッシーでありながら、挙式後もデイリーに楽しめる着こなしやすさが魅力。

ニットトップス¥150,000(販売価格)・チュールスカート¥250,000(レンタル価格)(ともにキャロリーナ・ヘレラ)・ヘッドドレス¥10,000(レンタル価格)(ジェニファー・ベア)・リング(指先から)〈プラチナ、ダイヤモンド〉¥198,000・〈プラチナ、ダイヤモンド〉¥160,000(ともにノバレーゼ・プリマ)/ノバレーゼ銀座

SOUCE:SPUR 2018年1月号「SPUR finds:WEDDING Vol.7 NOVARESE」photography:Yoshiyuki Nagatomo styling:Yuuka Maruyama〈makiura office〉 hair:Tomo Tamura〈Perle〉 make-up:Rika Matsui 〈A.K.A.〉 model:Eva edit:Mami Aiko

 



ドラマティックな存在感を放って

 スレンダーなシルエットにボリュームのあるフラッタースリーブ、フローラル刺しゅうの生地とベルベットのウエストリボンというように、コントラストのある組み合わせが圧倒的な存在感を放つ。コンビネーションの妙を楽しみたい一着。

ドレス¥400,000(レンタル価格)、¥1,100,000(販売価格)/ノバレーゼ銀座(キャロリーナ・ヘレラ)



さりげない花柄で“驚き”を演出

 一見、オーセンティックなドレスに見えて、実はフローラル柄が織り込まれている、意外性のあるデザイン。なめらかな質感が特徴のガザルの生地をたっぷりと使っていて、立体的なドレープを活かしたバックスタイルも華やか。

ドレス¥380,000(レンタル価格)、¥1,300,000(販売価格)/ノバレーゼ銀座(キャロリーナ・ヘレラ)



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