運命のヴィンテージドレスで迎えた幸せのセレモニー

舞台は、東京・池袋からほど近い、広々とした美しい緑の中にある”自由学園明日館”。 フランク・ロイド・ライトの設計により、大正時代に校舎として建てられた。

ふたりが式を挙げたのは10月のこと。セレモニーは、大きな窓から光が注ぐホールで行われた。ゲストに見守られながらの人前式では、ブーケブートニア、リングリレーなどの伝統的な儀式を演出に取り入れたそう。アンティークな会場にぴったりのウェディングドレスは“DORIAN GRAY(ドリアングレイ)”で購入したという1940年代アメリカのヴィンテージ。丸襟やくるみボタン、サテン、そしてビーズ刺繍のディティールの美しさに一目ぼれしたそう。「ドレスのラインを美しく見せるためのおもりやトレーンの長さを調整できるリボンなど、隠された仕組みに感動してこのドレスに決めました」。そんなヴィンテージドレスは、サムシングフォーの1つ目“何か古いもの”に。

やさしい光に包まれた、フォトジェニックな指輪の交換シーン。交わされたゴールドのマリッジリングは“noguchi(ノグチ)”のもの。「時とともに変化し、味わいが出てくるという素材と、シンプルなデザインに惹かれました」と恵理さん。セレモニーのラストはガーデンに出て、ゲストからシャボン玉シャワーの祝福を受けた。

ドリアングレイ http://www.dorian-gray.net
ノグチ http://noguchi-bijoux.com